現場レポート

Vol.31 2017年3月10日

最後は自分の力を信じて

およそ500日にわたる桜井家の下剋上受験。泣いても笑ってもついに本番、ここからは佳織ちゃん一人で向きあわなければなりません。
送り出す信一さん、どんな気持ちでいるのか…
「最後のミーティング」と言う信一さん、演じる阿部さんはかがんで、美紅羽ちゃんと目線を合わせています。

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ここからは一人で行くんだ

真剣に聞く美紅羽ちゃん、だけど「約束しなさい」というセリフで笑顔を見せました。それは「まかせて!」とでも言いたげな笑顔でした。そこから美紅羽ちゃんは聞いている間、笑顔を絶やしませんでした。台本では「判った」というセリフは「判った…」となっていて、ちょっと不安に思うのかな?と考えていたのですが、美紅羽ちゃんが作り上げた佳織ちゃんは違いました。「判った!」と元気良く答えていて、不安よりも「お父さんが信じてくれているんだから大丈夫!」とでも言っているかのような笑顔でした。

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行って来る!

覚えていますでしょうか。第1話の冒頭、この桜葉学園の受験に向かうシーンからこのドラマはスタートしました。ここにたどり着くまで、つらいこと、悲しいこと、嬉しいこと、いろんなことがありました。受験というのは受からなければ意味がないのかも知れない。だけど、受験なんて考えもしなかったあの5年の夏から、最難関である桜葉学園の受験に挑むところまできたとがことが桜井家にとっては大きな大きな目標でした。

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ここにたどり着いたことが誇らしい

偏差値42からの受験勉強。伸びたり停滞したり、泣いて笑って、みんなに支えられてたどり着いた下剋上受験。監督も阿部さんも美紅羽ちゃんも、第1話の撮影から「桜井家」としての時間を過ごし、このシーンに再び挑んだときには楽しかったこと、大変だったことを思い返していたと思います。
その晴れやかな笑顔に桜が咲くのか、流す涙は喜びか悲しみか。次回いよいよ最終回、運命の合否発表の行く末は!?

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