TBS「バレーボール ネーションズリーグ」

2018/5/15(金)〜6/24(日)

男子大会 戦評

6月7日(木): タイ 戦

JPN
3 { 
19-25
20-25
25-17
25-19
22-20
 } 2
THA
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【第1セットスターティングメンバー】
新鍋理沙・奥村麻依・石井優希・黒後愛・島村春世・田代佳奈美・井上琴絵

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<第1セット>
昨日の韓国戦とメンバーを変更せずスタート。立ち上がり4−4からタイの6番オヌマーのジャンプサーブに崩され、4連続失点し4−8で1回目のテクニカルタイムアウト。タイム明けに日本のミスも重なり、5−10とリードを広げられたところで日本はタイムアウトを取った。タイは好レシーブから19番チャッチュオンの連続スパイクで完全に主導権を握る。サイドアウトを確実に取られ、8−16で2回目のテクニカルタイムアウト。リリーフサーバーの鍋谷友理枝選手がサービスエースを奪って流れを呼んだかと思われたが、ミスも出て12−19と点差は縮まらない。セット終盤もタイの集中力が続き、18番アチャラポーンにスパイクを決められてセットを先取された。

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<第2セット>
立ち上がりは4−2とリードするが、相手のサーブに崩され、同点に追いつかれる。
サイドアウトの応酬となり8−7で1回目のテクニカルタイムアウト。
一進一退の展開が続いたが、新鍋理沙選手のサーブでブレイクし、14−12と一歩リード。
しかし、タイもレシーブで粘り連続ブレイクし再度逆転されて2回目のテクニカルタイムアウト。
タイム明けに日本も追いつくが、6番オヌマーのジャンプサーブでエースをとられ、16−18で日本のタイムアウト。
タイのBクイックが決まり、18−21と点差が離れていく。
18−22から石井優希選手のサービスエースが出て追いすがったが、最後はオヌマーに連続してスパイクを決められ、20−25でセットを連取され後がなくなった。

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<第3セット>
新鍋選手に代わって内瀬戸真実選手、奥村麻依選手に代わってキャプテン・岩坂名奈選手を投入。
スタートは相手のスパイクミスでリードすると黒後愛選手のサービスエースで8−5とし1回目のテクニカルタイムアウト。
その後も黒後選手のサーブで連続ブレイクし、12−4と大きくリードを広げた。
タイも6番オヌマーのスパイクでブレイクするが、16−8と日本のリードは変わらない。
内瀬戸選手、黒後選手のサービスエースもあり、大きくリードを保つ。
タイもディフェンスからの切り返しで連続得点し、22−16とされたところで日本もタイムアウトを要求。
しかし島村春世選手のサービスエースや岩坂選手のBクイックが決まり、セットを取り返した。

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<第4セット>
前半、競り合いを抜け出したのはタイ。
スパイクやサービスエースで連続得点し、5−8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
タイム明け、サービスエースで5−9とされたところで日本は1回目のタイムアウト。
粘って12−14と追いすがるも、競り合いの中で田代佳奈美選手のツーアタックがネットにかかり、15−18とされて日本は再びタイムアウトを取った。
しかし岩坂選手のブロックで18−18とし、田代選手のサービスエースで一歩リードすると、タイのタイムアウト後もサーブで攻め、相手のミスもあって23−19と突き放す。最後は黒後選手のスパイクでセット連取。
ゲームはフルセットにもつれ込んだ。

<第5セット>
新鍋選手をコートに戻して勝負をかける。
立ち上がりはお互いサイドアウトで得点し、4−4の同点からタイが6番オヌマー、5番プルームジットの連続スパイクで抜け出す。田代選手のブロックで7−7と日本も追いつき、さらには岩坂選手のブロックで8−7としコートチェンジ。
タイは18番アチャラポーンのブロックで逆転するが、石井選手のスパイクが決まり、11−11と同点になり、タイはタイムアウトを求めた。
その後は6番オヌマーの素晴らしいバックアタックでタイが2点リードするが、石井選手のスパイクで長いラリーを制し、13−13と再び追いついたジュースで5番プルームジットがスパイクをミス。
16−15とマッチポイントを奪ったが取り切れず、最後に石井選手がスパイクを決めるとスコアは22−20。
大逆転で勝利をつかみ取った。

ゲームを通じて黒後選手が両チーム最多の29得点と活躍した。

(引用:公益財団法人日本バレーボール協会)

試合後インタビュー

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