もう一度君に、プロポーズ「あらすじ完全版」

第9話

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神社で倒れ、病院へ運ばれた太助に付き添う波留は、家を訪ねてくる約束だった可南子に戻れなくなったことを伝える。入院に付き添おうとするものの、いつも通りの毎日がいいと、家に戻ることにした太助。そして波留の家で自分の日記を見つけた可南子は、家に帰って、かつて学生のころにつけていた日記帳を取り出して読んでみる。

(写真) 会社で、上司から新しいワインバーの視察に行くようにと言われた裕樹。女性の意見も聞きたいと言われ、志乃にもそれが聞こえていたが、裕樹はを誘って行く。
波留とはその後どうかと聞くと、ちゃんと自分を見て認めてくれている、一番弟子と言ってもらえたから平気だと桂が嬉しそうに言うことが、裕樹には理解できない…
そして桂は、もう一軒飲みに行こうと、裕樹をダイニングバー・カオスに誘う。するとそこでは進藤と川崎が二人で飲んでいた。そこで太助が倒れたということを聞いて、裕樹は波留のことが気にかかる。
家に帰り、波留も実家に戻っているし、会いに行ってはどうかと可南子に言うと、まさかそんなことを裕樹が言うとは思っていなかった万里子と可南子は驚く。そんな裕樹を、万里子は嬉しそうに見つめる…

(写真) 仕事を終え波留が実家に帰ると、そこには可南子の姿があった。二人一緒に食事の支度をし、三人で囲む食卓、嬉しそうな太助、楽しそうな可南子。そんな二人に、波留も自然に笑顔になる。
また来たいという可南子に、波留は驚きを隠せない。そしてまだ離婚届を書けていないという波留に、可南子は太助のためにも「このままじゃダメですか?」と提案する。

残業をせずに帰っている波留が、ふと梅津の車に目をやると、どうも自分が修理しているときと様子が違う…会社のメンバーのそわそわした様子に違和感を覚えた波留は、終業後に帰宅したふりをし、同僚たちの様子を伺う。するとそこには修理書を持った桂はじめ、久々につなぎを着た水嶋たち、やる気満々な一同がいた。少しでも先に進めようとしてくれたみんなの心遣いが嬉しく、波留は一緒に修理をしていくことにする。
そして修理を終え、梅津の前でエンジンをかける。固唾をのんで見守る一同…
見事に息を吹き返した思い出の車。また奥さんとドライブに行けばいいという梅津に、波留は笑顔を見せる。

家にいると退屈だという太助。親孝行にどこかに連れて行こうかという波留に、生きているだけで親孝行だと太助は答える。それを聞いた波留は、可南子も誘って梅津の車でドライブに行くことにする。行先は、かつて可南子と初めてドライブデートをしたあの海…

海風に吹かれながら、太助が可南子に波留と家族になってくれたことにお礼を言う。覚えていなくても可南子は可南子だと言う太助に、可南子は何も答えられない。太助がさりげなく気を使って波留と二人になった可南子は、日記のことを話し始める。もともとは亡き父親に勧められたという可南子に、言えないことがあったのではないかと波留は自分を責める。しかし可南子は、そうではなく、途中からは大事にとっておきたいことを書くようになったのだと言い、いつか記憶を失った、大事な5年間の積み重ねを読みたいときっぱりと言うのだった。

(写真)朗読会に来てくれる子どもたちが少なくなったことで、新たにポスターやチラシを作り、近所の幼稚園などを回ってみた可南子たち。興味を示してくれる子どもたちはいるが、果たしてどれくらい来てくれるのか…朗読会当日、たくさん集まってくれた子どもたちに館長の大橋はガッツポーズをし、可南子も嬉しそうに朗読会を行う。可南子たちが作ったポスターやチラシは大成功だったのだ。前を向いて行動すれば、確かに開く未来はあるのだ。

日曜日に水嶋に呼ばれ、波留は会社に出向く。なんと水嶋は、会社を波留に継いで欲しいと言う。みんなで修理に取り組む姿を見て、未来に残したいという水嶋。即答できない波留は自分でいいのかと考えてしまうが、水嶋は波留しかいないと強く言う。

(写真) 太助に、会社の跡継ぎの話をする波留。思い切ったことをすると笑う太助に、社長は見る目があるのだと答える波留。太助が久しぶりにキャッチボールをしようと言い、波留はグローブとボールを取りに行く。ふと見上げると、ツバメの雛が巣立っていく。そのことを伝えようと部屋に戻ると、太助は…
そこに訪ねてきた可南子、何も言わずに波留と共に太助の枕元に静かに寄り添う。