もう一度君に、プロポーズ「あらすじ完全版」

第7話

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休日出勤をしていた裕樹が家に帰ってくると、万里子の話し声がしている。誰かが来ているのだ。いぶかしく思って中に入ると、なんと志乃が万里子と一緒に食事の支度をしていた。食事を終え送っていく裕樹に、志乃は別れたくないと宣言する。

波留から「すべて忘れる」と離婚を切り出され、それを受け入れると答えた可南子。眠れない夜、可南子は万里子に離婚することを告げる。万里子は何も言えずに可南子を見つめるしかなかった。

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翌朝、出社した波留は、結婚式の二次会にも来ずに可南子と二人で何の話をしていたのかと、まわりに言い寄られる。そして何でもないことのように、離婚することに決めたと報告する波留に、まわりは驚きを隠せない。そんな中、水嶋は思い出の車の修理書を苦労して入手してくれており、波留は梅津の車は責任を持って直すと仕事に向かう。

離婚を決めたという波留を、桂は励まそうと昼食に誘い、前向きに生きていくにはどうするか力説する。そして「後輩に説教をされちゃったよ」と笑う波留。しかし桂は励ましながらも複雑な思い。そして「好きならば応援するのに」と言って名刺を寄越した裕樹に電話をかけて、会うことにする。

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ダイニングバー・カオスで裕樹と会うことにした桂。裕樹に「このままでいいのか」と言われてから、考えすぎてしまっている上、波留が離婚を決意したと聞き、さらに自分の気持ちにとまどっているのだと打ち明けるが――はからずも波留の離婚のことを裕樹に話してしまうことになり、再び落ち込む桂。気持ちがあるなら貫けばいいと裕樹は言うが、志乃のことが頭をよぎり、言葉を濁してしまう。

図書館で、復帰後初めて朗読会を担当した可南子。以前に比べると集まる子どもたちが減ってきているという。それならばポスターを作り、チラシを幼稚園などに配りにいけばどうかと可南子が提案すると、その変わらない行動力に館長の大橋は目を細め、思うようにやるようにと任せてくれる。しかし、一人で何でも出来てしまう可南子を以前から気にかけていた大橋は「無理は禁物」と可南子に伝える。そんなところに高校時代の友人・美緒たちからボーリングの誘いがあり、気分転換に可南子は出かけていく。そのはしゃぐ様子に違和感を感じた一哉は何かがあったのではないかと聞いてくる。離婚することを正直に話し、心配する一哉に大丈夫だと気丈に冗談めかして答える可南子。しかし、一哉は真剣な表情で何かあったら相談に乗るというのだった。

翌朝、桂から離婚のことを聞いた裕樹は、可南子にお互いにいい選択だったと思うよ、と話す。可南子が出勤してから、知っていたのに自分に話してくれなかったことを万里子に詰め寄るが、万里子は、可南子が自分から言い出すまでは話せなかったと言う。そして席を立ったひょうしに落ちた預金通帳。そこには、裕樹がこれまで家に入れていたお金が手付かずで預金されていた。万里子は裕樹が必要なときに使うようにと、ずっと貯めていたのだ。可南子の離婚のことも知らせてもらえず、母親のために渡してきたお金も使ってもらえない…裕樹は言いようのない気持ちを抱えたまま、仕事へと出かけていった。

離婚することに決めたと太助に話す波留。太助から、可南子の気持ちを確かめたのかと叱られるが、ほかにどうすればいいのか、波留には方法がわからない……
太助は、波留の産みの母親・晶子を呼び出して波留に会って欲しいと頼む。病気にかかり、自分の先が短いので、なんとか波留の支えになれる拠り所を作ってやりたいのだ。しかし、今さらどんな顔をして会えばいいのかと困惑する実の母親・晶子は波留に会おうとはしてくれなかった。

離婚届の用紙を取りに役所を訪れた波留。そこは4年前、二人揃って婚姻届を出しに来た同じところなのに……

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波留は可南子の荷物をダンボールに詰め始める。そこには可南子の日記も入れられている。これからのことを話したいからと来てもらった可南子に、気持ちを聞かせて欲しいと言う波留。その問いに対し可南子は、思い出せない自分では波留を幸せには出来ない、離婚が正しい選択だと思う、と答えるが、波留の家を出た帰り道…涙がこぼれる。心配して電話をかけてきた一哉はそんな可南子の心情を察し、可南子の元へ駆け付ける。

可南子が出て行ったあと、桂がねぎカレーを作りに波留の家を訪れた。そこには離婚届の用紙が置かれたままになっている。これで一件落着だと寂しそうに笑う波留、桂はその背中にすがりつき―――