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撮影日記

【vol.23】子どもは親の背中を見て育つ

2012.06.15

ミズシマオートの仲間たちの協力で直すことが出来た思い出の車。水嶋社長が言っていたように、生き返るのではなく、前に進んでいくための新たな息吹です。

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「お待たせしました」

車のエンジンがかかったとき、波留さんはおだやかな笑顔を見せていましたが、ミズシマオートのみんなは飛び上がらんばかりに喜んでくれました。ハイタッチをしたい川崎くん、空振りになってしまっていたのがかわいくて好きだったHPスタッフです。

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ぼくもタッチしてよ!

そんな車に乗って、思い出の海にやってきた波留さんと可南子さんと太助さん…波留さんが「風が強い」と言うように、太助さんの住む千葉の海は、本当に風が強かったです。
機材の準備をしているとどうしても足跡がついてしまうので、みんなでほうきで砂をならします。監督がモニターを見ながら「車の手前、結構広く入る!あとそっちにもまだ足跡残ってる!」と指示を出しながら、全体を均していったんですよ。

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「そこ、まだ残ってる!」

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総出で地ならしをするスタッフ

でも、そんな海風に吹かれ、少しずつ夏の色が見え始めた空を見ながらの撮影は、本当にこのシーンにふさわしかったように思います。薄くかかった雲が少しずつ風で晴れていく…まさにそんな心情ではないでしょうか。

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太助さん役・小野寺さんは本当に太助さんそのままのようにおだやかでおおらかで、そして楽しい方です。ドラマの中でもずいぶん和ませてくださっていますが、撮影現場でもそのままの雰囲気で、出演者はもちろん、スタッフもみんな笑顔になっています。小野寺さんは、竹野内さんと和久井さんお二人のシーンの撮影をしているとき、ずっとモニターをご覧になっていて、「うまくいくといいね」とおっしゃっていました。本当に太助さんのように温かい心の方なんですよ。

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太助さんと同じように優しいまなざし

太助さんの気遣いで二人で話すことになった波留さんと可南子さん。きっと可南子さんは太助さんの「家族になってくれてありがとう」という言葉に励まされたんだと思います。決して一人じゃない。可南子さんが波留さんに確認するときの強いまなざし。それは向き合う勇気を持ったということだと思います。
まだ日記は読めてはいないけれど、向き合う勇気は確かにその心にある。二人の「夫婦」という時間は奇跡じゃない。これまで積み重ねてきたもの、幸せを向かえに行く努力の結果だったはずですから。

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そういう日記じゃなかったですか

お互いに前を向いていこうとする波留さんと可南子さん。見つめる先に広がる景色は同じものだと信じたい。

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遅すぎることは何もない、今あることを受け入れて生きていく、そう太助さんは教えてくれました。波留さんは「波留を幸せにする」と決めていた、太助さんの背中を見て育った息子です。悲しくても悩んでも、前に進んでいく波留さんにメッセージを送ってください。