もう一度君に、プロポーズ「あらすじ完全版」

第5話

上へ 下へ
(写真)

突然誘われた同窓会に来た可南子。そこにはかつての恋人・一哉の姿があった。5年間の記憶がなくても通じる話、学生時代の話で盛り上がる仲間たちに可南子は居心地の良さを感じる。
可南子は方向が同じ一哉とタクシーで帰るが、何故実家なのか尋ねられても、親孝行でたまに帰っているとはぐらかす。タクシーの中に携帯を落としてしまったことに気づかず可南子は家へと入り、かばんを開けて初めて携帯がないことに気づく。

波留は家で愛読している雑誌を見ても、気もそぞろでまったく目に入らない。するとそこへ、可南子宛の宅配便を預かっていると管理人がやってきた。最近可南子の姿が見えないことを説明できない波留…ためらいつつも電話をかけてみるが、可南子は知る由もなかった。

可南子が図書館で仕事をしていると、一哉から電話がかかってきた。携帯を届けると言う一哉と、昼休みに駅前で待ち合わせをする。受け取った携帯には、波留からの着信が。複雑な表情を見せる可南子。その様子を不審に思った一哉に、結婚している記憶がないということを可南子は正直に話した。すると、一哉は、実は離婚していたことを告げる。なんとなく言うタイミングを逃していたという一哉、記憶がなくても夫が優しい人だといえるのは可南子の本音だと言われ、可南子は考え込んでしまう。

波留が、に初めて独り立ちして仕事をするように言うと、桂は大喜びで張り切る。そして進藤と二人、出張仕事に出た先で、一哉と可南子がお茶を飲んでいるところを見かける。その親しげな様子に、桂は胸騒ぎを隠せない。

水嶋は妻のさとことケンカをしており、気まずさからみんなを飲みに誘う。そこへ太助から、また可南子と一緒にツバメを見に来れば、仲を取り持ってやるというメールが届く。笑って返信する波留、しかし太助は病院で検査に向かう途中だった。

いつもの店ダイニングバー・カオスに飲みに来た波留たち。水嶋たちのケンカの原因は、娘夫婦のケンカだった。夫婦のあり方、男女の機微について盛り上がる中、進藤がきょう見かけた可南子のことを話してしまう。何でもない風を装っているが、内心気になる波留。
夜になって、可南子からやっと電話がかかってきた。ゆうべ、同窓会で携帯を忘れてきてしまい、友人が届けてくれるまで電話に気づけなかったという可南子は届けてくれたのが元彼である一哉だとは言えず、とっさに女友だちだと嘘をついてしまう。

(写真) 大口のプロジェクトのプレゼン後、先方からもっと経験のある人に担当者を替えて欲しいと言われ、先輩に仕事をゆずる他ない裕樹。前日、志乃から一緒にランチに行こうというメールを受けていたのに返事も出さなかった裕樹は、声をかけられても断って一人で行ってしまう。すると偶然通りかかった一哉が声をかけてきて、裕樹は一哉と一緒に昼食を取る。久々に再会した二人、仕事でプライドを傷つけられた裕樹は、尊敬する一哉に褒められて嬉しく思い、可南子の記憶のことも聞いているという一哉を家に招待するのだった。
仕事を終え、帰りがけに志乃が声をかけてくるが、裕樹は距離を置こうと志乃に言い置き、立ち去ってしまう。志乃はその背中を追うことが出来ない…

(写真) ためらいながらも、可南子あての荷物を直接届けに来た波留。中を開けるとそれは修理を終えた鳩時計だった。年末に壊れてしまい、押入れにしまっておいたはずなのに…
するとそこへ、一哉を伴った裕樹が帰ってきた。複雑な想いを抱えたまま、一緒に食事をすることになる波留と可南子たち。一哉が話す高校時代の可南子は、波留の知らない可南子だった。可南子にはどこか抜けているところがあるという一哉は、先日、携帯電話を届けに行ったことを話題にし、波留にウソをついてしまった可南子は何も言えなくなってしまう。

(写真)

去年、鳩時計が壊れたときの可南子の日記。その時計は波留が太助の家に引き取られたときに、実の母親が渡したものなのだ。波留にとって大切な思い出が詰まっている時計を何とかして直してあげたいと、可南子は直してくれる店を探してくれていたのだ。

桂はゲームで知り合った「勇者」タケルとデートを重ねるが、どうしてもぎくしゃくしてしまう。キスをされそうになり、とっさに拒んでしまい、タケルを傷つけてしまう桂。気まずいデートを終え、波留のマンションの前にひとり桂は佇むが…