撮影日記

16   【第2夜】熱い80年から、冷めた現代の第3夜へ

2012.04.06 up

1980年、校内暴力の吹き荒れた学校は如何でしたでしょうか。実際に体験した方、横目で見ていた方、親から聞いたことがある方、さまざまだったと思います。
黒板に「死ネ」と書いたゆかり、その鬱屈した気持ちは正面から激しくぶつかってくれる後藤先生との出会いで、違う世界を見て、進むことが出来るようになったのではないかと思います。

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どんな想いだったのか

黒板にスプレーで「死ネ」と書くシーン、カメラに向かうため黒板を外して書きました。すると当然、カメラにスプレーを直接吹き付けることになって、カメラさんもちょっと怖かったようです。

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モニター越しでも怖い

暴れる下田くん。生徒たちがいるときに暴れるシーンが一番緊張したそうです。
「失敗しちゃいけない、というより、誰かに当たってしまって、ケガしてしまわないか、それが一番怖かったです。」
でも、そのあばれっぷりを見ていた貫地谷しほりさん「そうは言うけど、きみたち今日一日で何十万円も破壊しちゃったんだからね!(笑)」
とは言っても、皆さんケガもなく終えられてほっとしていました。

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ほかの生徒にぶつからないように!

校舎を破壊するシーン、火をつけるシーンは、危ないので外にセットを組んで、それはそれは寒い中行われました。
燃える教室の撮影は慎重に慎重を期して行われます。実際に火をつけるわけではなく、棒状のバーナーを置いています。危ないですので、リハーサルなどは最小限の火で行われるのですが、当日は本当に寒い日で、出演者もスタッフも「火があると暖かい!」と、注意しながらも火に近いところで迫真の演技をしてくださいました。

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小柄な身体で体当たりで演じてくださった志田未来さん、撮影を終えたときはおお泣きでした。
志田未来さん
「最初はとても不安だったのですが、最後まで演じられてほっとしています。もう、こんな熱い役をやれることはないかも知れません。どうもありがとうございました。」

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消化剤で髪が白くなっちゃいました

佐藤浩市さんも手ごたえをとても感じていらして、インタビューでは「脚本の井上さんの逆手に取りたい」とおっしゃっていましたが、ご覧になった皆さんは、後藤先生の言葉をどのように受け止められましたでしょうか。
佐藤浩市さんもすべての撮影を終えられて、一言コメントを求められて…
「未来ちゃんが泣いてしまったので、ふざけられないですね(笑)。楽しかったけれどつらかったです。でも、そのつらさは、きっと画面に出ていると思います。」

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後藤先生の言葉は皆さんの胸にどう届いたでしょうか。鬱屈したつらい気持ち、前に一歩踏み出す勇気。この熱い時代に出会った、熱い先生と生徒たち。涼子先生はこの出会いで、どんな先生へと成長し、どんな生徒たちと出会うのか。明日、第3夜で描かれる2012年の都学校の校長先生となった涼子先生と都中学をしっかりと見つめてください。

(写真)

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