撮影日記

15   【第1夜】それぞれの想い、そして第2夜へ

2012.04.05 up

正平先生の言葉は皆さんの心に届きましたでしょうか。
同窓会を開催した正平先生、再び終結した生徒たち…本当に本当に、その見つめる先には未来が見えているのだと信じたいです。

撮影も、緊張の糸が張り詰めた中で行われました。静かに座り、黙って出番を待つ櫻井さん。その様子を見つめる生徒役の皆さんは、役者さんでありながら、本当の白濱先生の生徒たちだったと思います。モニターを見つめるときも、皆さん、言葉少なで真剣に見入っていました。

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モニターを見つめる表情は真剣

実は、撮影は最初の戦時中の授業のほうが後に行われています。なぜかと言うと、そう、みんな坊主頭だからです。まず、戦後のシーンを撮影してから、改めて冒頭の白濱先生の出征を見送る生徒たち、ラストを演じた後に撮影すると、なんとも言えない気持ちになったようです。
でもここでクランクアップを迎えた方も多く、最後は晴れやかな笑顔でした☆

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野球好きな進くん、彼はピッチャーの夢を叶えることも、ましてみんなと同じ17歳になることも出来ませんでした。演じてくれた北村くんは、明るく「ぼくは自分の夢を叶えられるんですよね」と語ってくれました。みんなみんな夢をあきらめ、でももう一度前を向いていくことが出来る時代を噛み締めて欲しいと思ったHPスタッフです。

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櫻井さんが「絶望だったと思う」と語ってくださったように、白濱先生は本当に悩み、死まで思いつめました。
絶望の淵で、自分を見失ってしまった正平さん。引き寄せられるように電車の前に身を投げ出そうとします。その絶望、葛藤に気づいていたお母さんのまささんが身をもって止めます。このシーンは、まだまだ寒い2月の真夜中、終電車が行ってから線路をお借りして撮影しました。

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絶望という名の列車…?

途中、雨も降ってきて、実は海の近くなので海風も強く、とてもとても寒い中、名取裕子さんも櫻井さんもリハーサルから上着も手袋も外して体当たりで演じてくださいました。自分の命を見直すということ、人の命とは。生き延びること、その責任と愛情。さまざまな想いが心の中にうずまいていたんでしょうね。

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「泣いてもいいんですよ」

命を見つめなおし、改めて生徒たちに言葉をかけた正平先生。その様子を外から見ていた久子さん。おだやかな気持ちでそれを見守るまささん。それぞれの新たな一歩を感じていただけたのではないでしょうか。

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でも、撮影中は美術チームの作ってくれた美しい桜の花びらを集めるのに夢中の福くんと名取さんでした。

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「これ、形がキレイよ」

そして、物語は第2夜へと続きます。学校へ行くことの大切さを学んだ明くん、働きながら、暗いくらい鉄工所の片隅で熱いまなざしで見るのは、正平先生に教えてもらった理科です。お日様とお月様。両方を持っている「明」くんが正平先生の教えを胸に、どんな先生になるのか。明日のよる9時の第2夜で確かめてください。

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