撮影日記

11   【第2夜】80年という時代

2012.03.31 up

80年は、日本は高度成長期でどんどん経済が上向いてきた時代でした。さまざまな流行、ファッション…近いようでいて、まったく違う文化がそこにはあったような気がします。
志田未来さんのファッションが、それはそれはインパクトが強いので「ああ、あんな人いたなあ」と思う方もいらっしゃれば「あんな髪型だったんだ」と新鮮に思う方もいらっしゃると思います。昨日UPしましたインタビューでも、そのことに触れてくださった方がいらっしゃいますので、どうぞ読んでくださいね。
さて、そのファッション。男の子は学ランですが、裏に刺繍が入っています。これは朝倉くんの制服です。裏の刺繍を見せたいから、前ボタンは開けて着るそうです。先日、第1夜のレポートの中で、名札を縫い付けていた話をしましたが、この刺繍はいつごろから始まったんでしょう…どなたか、ご存知の方がいらっしゃいましたら学校の思い出に書き込んでくださいね。

(写真)

龍の刺繍がかっこいい

衣装さんが刺繍もしてくれたのかな?と思って伺ってみると、何でも、こういう刺繍をしてくれる指定(?)のお店があるとのこと。なんでも聞いた話では、ずっと伝統で続いていく、とのことですので、ひょっとしたらあなたの着た学ランが引き継がれているかも知れませんね!
また、井之脇くん、染谷くんのリーゼントヘア、こちらは終わったあとのケアが大変だったようです。崩れてしまうとイマイチかっこよくないので、撮影が終わって、形を崩した後は、必ず帽子を被って帰っていました☆

(写真)

ふだんしませんからね

ゆかりたちは完全に不良スタイルですが、一般の生徒も登場します。クラスメートはもちろんですが、後藤先生の息子の新一くんです。新一くんは高校生ですので、少し年上ですが、流行は同じです。街なかを歩いていて、「優等生ぶっている」とゆかりたちに絡まれてしまいます。

(写真)

いきがってると思います

家に帰っても、お父さんである後藤先生に反抗的な新一くん、「暴力教師」と呼ばれるお父さんにやっぱり手を上げられてしまいます。
家の中もいろいろと懐かしいもの、意外と変わらないものがたくさんあって面白いですから、どうぞ注目してくださいね!佐藤浩市さんも懐かしいようで「この時代って、まだこんなのだったんだね」と、あちこちに目がいっていました。

(写真)

レコードを見たことのない人も増えたのでは

レコードといえば、この時代はレコードとカセットが主流だったんです。父親への反抗を見せようとした新一と、ゆかりたちが向かったのは、町のレコード屋さん。お店には45回転のシングル版にLP、カセットテープがところ狭しと並べてあって、懐かしい風情が何とも言えません。ランキングとか手書きで張ってあったなあ…

(写真)

アイドルとニューミュージック全盛の時代ですね

佐藤浩市さんと息子役・林遣都さんは、このドラマが初共演で、家のシーンが初対面だったそうです。ちょっと緊張していらした林さんですが、佐藤さんはぐいぐいお芝居を引っ張っていきます。と、そこへ佐藤さんから林さんへ不思議な質問が…
佐藤さん「林って髪、多いほう?」
林さん「かみ?(なんのことだろう?)」
佐藤さん「いや、髪の毛つかんで引っ張るから。」
林さん「大丈夫です!」

(写真)

「思い切りやってください!」

そして一連のお芝居をしてみて
佐藤さん「なんか遠慮しちゃったね。やっぱり拳固でいっていいかな?」
林さん「もちろんです!」
思い切りお父さんに負けてしまって、捨て台詞を言って部屋に戻る新一(笑)。この捨て台詞も、今じゃ…逆に言うのかな?どうなんでしょう、ご覧になってみて「今でも言うな」と思われたら、メッセージに書き込んでくださいね。

(写真)

仕方のない子ね

昭和の家族の1ページがそこにはあります。真剣に演じる佐藤さんも林さんも、初対面ということなどすっかり頭にはなく、そこにはやや反抗期の息子と、父親がいます。それぞれが抱える想いとは、そしてゆかりたちとの出会いが新一にもたらすものとは。ここにも深い闇があります。向き合うもの、零れ落ちたもの、その先にあるものをどうか見届けてください。

(写真)

バックナンバー

ページトップへ