現場レポート:日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』

REPORT 現場レポート

[15] 深冬の選択

今夜の『A LIFE』はいかがでしたか?
医者として、目の前の救うべき患者に目を向けた深冬先生。手術室で沖田先生と話した深冬先生の意思の強い瞳はゆるぎないものに。それと同時に深冬先生の病状も考えるとやるせない気持ちになってきます…。屋上での希望に満ちた表情も・・・

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病院の娘として、小児科医の未来のため…悩んだ深冬先生は、友梨佳ちゃんを助ける唯一の方法として、ほかの病院で手術することを沖田先生を説得しに来たシーンでのこと。
「わかった」と一瞬納得したように思いきや。沖田先生が決断したのは、自分とは違うもの。自分がここに来たのは、小児科を立て直すためだけではなく、目の前の患者を救うためだと深冬先生に想いを伝えるシーンで、竹内さんの肩を掴みホワイトボードと向き合わせたのは、木村さんがリハーサルで沖田先生を通して生まれた動作でした。

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今回の小さな患者さん友梨佳ちゃんの痛みは本人以外計り知れないものですよね。実際に友梨佳ちゃんのお母さんを演じた紺野まひるさんは、ご自身もお母さんということもあり「不安な気持ちがわかる…」と悲痛な面持ちでした。深冬先生も母だから、友梨佳ちゃんとお母さんの不安に寄り添うことが出来たのですよね。
夜中に呼び出された沖田先生が診に来たシーンでは、友梨佳ちゃんの痛みはどのくらいなのか…いつもどおり監修の先生に細かく指導を受けながらの撮影。触診の仕方、触診をしたらわかるものなのか?触診を経てから情報を得て、確信して原因を突き止められていく…診断の過程も細かくお話をして聞いていらっしゃいました。でも、沖田先生らしい目線を合わせた友梨佳ちゃんとの会話や「びっくりしちゃったね。痛かったらぎゅっと手を握っていいよ」と優しく声をかけていたのは、こちらも木村さんご自身から生まれた言葉。普段はクールな沖田先生ですが、やはり子ども目線になって話しかける姿は小児科の先生!といった優しさが溢れていますよね♪

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辞めるとまで言った沖田先生が一生懸命に友梨佳ちゃんの転院先を探している。井川先生だって、沖田先生に実家である満天橋を紹介するように頼まれると、一見そっけなく断ってはいるものの親と蒲生教授が繋がっていることを何気なく教えてくれる。そんな様子を遠くから覗いていた深冬先生との間に生まれた温度差もまた、深冬先生の本懐を思い出させてくれたのでしょう…。

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そして来週の4話は…優秀なオペナース由紀にスポットが当たるお話です。

お互いに信頼し合っていた沖田先生由紀の間に亀裂が?
他病院との提携話が持ち上がり、経営をめぐる策略もさらに複雑になり…同時に、それぞれの関係もより複雑に絡み合っていきます。

『A LIFE〜愛しき人〜』第4話は2月5日(日)よる9時からです。来週もそれぞれのキャラクターの行く先を、ぜひ最後まで見届けてください!

2017.1.29 Sun.

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