ファンメッセージ

家綱のお手を取り、しかし、並び立たず一歩下がって歩む有功の姿。
本当に美しい最後のシーンを見せて頂きました。

最終回を観終わっての感想ですが、
「大奥〜誕生」は、有功につい目が行きますが、家光の成長物語なのではないかと思いました。

今季のドラマで視聴率低迷と言われる「ゴーイングマイホーム」は、家庭の中で欠落している何かを取り戻していく・気付きのドラマだったと思います。

一方「大奥〜永遠」は、女性としての己を否定されてきた家光を、有功を彼女が女性として生きる為に、絶対に必要であった男性として配置していますね。

欠落した何かを取り戻すドラマ二つが低視聴率って・・・としみじみ残念に思います。

少女から女、母、そして、政治家としての家光の成長を演じた多部さんの力は素晴らしいです。
衣装、お化粧、声色、その姿総てが家光としての人となりを現していて、本当に美しく立派な上様でした。

スタッフの皆様、本当に力を注いで頂きありがとうございました。
心から拍手を送りたいです。

春日局の、己を捨て、徳川家への忠義を演じた麻生さんの演技も、歴代の春日局として一番ではないか！と思います。

家綱編、心待ちにしております。
勿論、成長した家綱は多部さんにお願いします！

こんなにドラマにのめり込んだのは本当に久しぶりで、とても楽しい日々を過ごさせていただきました。
これから何度も繰り返し見続けたい作品に出会えて幸せです。
素晴らしい作品を作っていただいたスタッフ、キャストの皆さんに感謝しています。
本当にありがとうございました。

映画も期待しています。

更に俳優陣の演技も目からウロコの連続でした。
麻生さんの春日局の臨終シーンには寒気を感じるほどで、こんなにスゴい女優さんだったんだと初めて認識しました。
同性から見ると若い時よりも凄みのある今の方が絶対にステキです。
多部さんは、コメディエンヌのイメージが強かったため、当初は完全にミスキャストだと思っていたのですが、すっかり予想を裏切られ、彼女のふとした表情に何度も涙を流しました。
特に女将軍を宣言したシーンは、鳥肌が立つくらい原作のイメージどおりで、美しさと感動で胸が一杯になりました。
主演の堺さんは、今まで全くノーマークで、他の出演作を拝見していたにも関わらず、同一人物とは認識できない有様でしたが、今回の有功様にすっかり魅了されました。
特に春日局から、お褥を辞退するよう申し渡されるシーンの後、廊下の襖を閉めてから立ち去るまでの悲しすぎる後姿が忘れられません。
顔の表情が映っていないのに、後ろ姿だけで、あんなに哀しみを表現できるなんて。
本当にスゴい俳優さんだったんですね。「今まで知らずにいてスミマセン。」という気持ちです。
原作マンガのイメージの強い美貌の元僧侶役はプレッシャーだったそうですが、人の美しさは立ち居振る舞いによる部分が非常に多い事に気づかされ、見ている側でも背筋が伸びるような思いでした。
きっとたくさん練習されたんでしょうね。本当に溜息が出るほど美しかったです。

私は元々原作の大ファンでしたが、１作目の映画化の際に原作のイメージとは余りにかけ離れた俳優の起用にガッカリしたため、今回の映像化にも全く期待していませんでした。
ところが１０月の放送開始からひと月ほど過ぎたある日、録画していた３話分をまとめて見始め一気に引き込まれてしまいました。
京都の名所旧跡での撮影により、それぞれのシーンに重みが加わり本格的な時代劇となったように思います。
特に印象に残ったのは、俳優陣の所作の美しさでした。
今回の放送中、俳優陣が畳の縁や襖の桟を踏んでしまう場面が一度もなかった事に、大変感心いたしました。
些細な事ですがこういった事が気になる視聴者にとっては、作品全体に与える影響は計り知れず、このような部分ひとつをとっても、京都で撮影された意義があるように感じました。
近年、時代劇作品の減少により時代劇専門スタッフの方々が御苦労されていると聞き及んでいましたが、今回のように細部まで配慮が行き届いた素晴らしい作品に出会うと、古くからの伝統や美しい所作がこのまま失われて行ってしまう事に危機感を感じます。
是非とも後世につなげて行っていただきいと切に願います。

何度も録画をリピして、大奥にいまだハマりつづけています。
原作も一作目が映画化される前からハマっていましたが、原作の世界観が損なわれる事なく、ドラマはそれ以上の感動を与えてくださいました。
ずっと堺雅人様が大好きで、今回またまたLOVEになりましたが、それ以上に多部ちゃんの家光にもハマってしまいました。
「たれか、わしが女将軍となる事に異存はあるかえ！？」
最高です！！
また、他の役者さんたちそれぞれが素晴らしくて。
このドラマに関わったすべての皆様ありがとうございました。

映画を観て、またドラマに戻り、特番を観てお正月を過ごしたいです。
年末の再放送＆出演者の生の声（座談会みたいな）を聴く事ができる特番をよろしくお願いします。

11月のことですが、中日新聞の「見てます、聴いてます」のコーナーに「大奥〜誕生」のことを絶賛したコメントを書き、掲載されました。

その時は、少しでも視聴率に貢献できたら・・・と思ったのですが、
テレビ業界全体に言いたいのは、今のような娯楽の多い時代に、視聴率はもうあてにならないということです。
番組を見るツールもどんどん変わってきています。
録画してあとでゆっくり観るという方もたくさんいると思います（私もそうでした）。

磯山Ｐも日記に、「TBSオンデマンドでは自社配信で売上1位、提携サービスでも売上1位」と書かれていましたよね。

そういう時代なのです。
あるいは、考えたくないけど、日本人の感性が崩壊してきているのかも？とも・・・
第一話を見たとき「これはすごい！」と確信したし、この先いったいどうなるんだろう！？と久々にドキドキしました。
視聴率がよくなくとも、このドラマは本当に傑作だったと思います。

みゆー様、夕菜様。お声かけして頂き本当にありがとうございいます！
なかなか訪問できずに申し訳ありませんでした。
最終話が終わった後、そのムズカシさに四苦八苦してまして(笑)ハードリピしすぎて、ここを訪れる気力さえもぎとられていました(笑)
気づかずに本当に申し訳ありません。
（一度、上沼恵美子さんのことだけ書きなぐったのですが、すぐ退出しました・・・）
これを見て下さることを祈るばかりです。

でも、遠く離れた地で、大奥の事を語り合えるなんて、本当にすごい事ですね。しかも、マニアックにひっかかる部分を共感できるなんて(笑)
重ね重ね、喜びの極みです。

みゆー様
「上様の声を聞いた有巧が家綱を抱きしめたその心は？単に家綱が家光のように思えたから？それともこの方の父親かわりとして急にわが子のように愛しく思えた？
この行動は有巧さまらしくなくて、全編美しく流れる雰囲気の中で違和感を感じます。」

全くの同感です(笑)
私が心の中で感じたあのモヤモヤを文字にして頂くとこんな風になるんだなあ・・・と心から感嘆しました。
本当に、あの釈然としなさったら(笑)

「大奥をあまりにつぶさに観てしまうゆえに細かいことが気になってしまうわけで、相対的にはとてもとても素晴らしかったです。」

そうなんですよね！相対的には素晴らしくて、なぜだか心の帳尻が合ってしまうんですよね(笑)大奥、恐るべし。

私は観終わった後、心の小さな鈴がちりん・・・ちりん・・・と鳴って切なさが止まりませんでした。
でも、一方で気になって、気になって・・・。
有巧さま、非常に難しい方なので真意がなかなか汲み取れず、本当に苦労しますよね。堺さんが出してくれるヒントをたよりに、あーなのか？こーなのか？と脚本家さんの心を探る楽しい苦労をさせて頂いています。

上様の「わしのために生きよ」も、ニュアンスはすんなり飲み込めるんだけど、頭で考えると？と詰まったり・・・

最終話は本当に読み取りづらくて、推測ばかりでうまくまとめられませんが、思った事をつらつらと書かせて下さい。
お目汚しで申し訳ありません。
（以下、長くなるので分割で送信します。webスタッフの皆さま、御迷惑おかけ致します。）

ずっと不思議でした。どうしてこんなに「大奥」に惹きつけられるのか。
もちろん堺さん、多部さんを始めとする俳優のみなさまの素晴らしい演技、
スタッフの方々のきめ細やかな配慮などの賜物で、質の良いドラマを見せて
いただいたからだと思うのですが、それでも不思議なほど今回の「大奥」は
私にとって「特別」なドラマでした。
少し考えてみて、ひとつ気がついたのは
（すでに同じような内容を投稿された方がいらっしゃったかもしれませんが）
今回のこの「大奥」の登場人物は辛い境遇の人ばかりであるのに
その境遇から逃れようとしたり、辛いからといって投げやりになったり
せずに（たとえ日々苦しみ悶えていても）、
凛とした生き方、芯のある人物が描かれていたから、かもしれません。
どの登場人物も、そしてストーリーも、真摯な何かからぶれていない、
そんなドラマだった気がします。
そして、だから、日々の暮らしの中で逃げも考えてしまう自分にとって
この「大奥」は癒しでもあり叱咤激励してくれるドラマでもあった気がします。

まあ、あまりにハマってしまった自分が不思議で、理屈をこねてみましたが、
単純に堺有功様に恋してしまっただけかもしれません(笑)
本当にこの「大奥」を観ることができてよかったです。

関係者の皆様、ありがとうございました。
映画も観に行きます。
またこの「大奥」のようなドラマを作ってください。

本当に素晴らしいドラマでした。

有功様・上様と共に恋をして、切なくて泣いて、愛しい思いに胸が締め付けられて・・・

これが劇場ならば、観客総立ちの拍手喝采！！鳴り止むことはないでしょうね。
それを直接、出演者・スタッフの皆様に送ることができないのが残念です。

ファンメッセージを読むのも本当に楽しかったです。「私と一緒や〜」と思わず頷いてみたり、深い読みに感心したり・・・なぜかメッセージを読みながら泣けてきたり・・・誰かも言われてましたが、日常生活に支障がでるくらい〜

でも最終話を見て、悲しくもあるけれど安らかな気持ちになれました。二人の気持ちが何も変わることなく、しっかりと結ばれていたことがわかったので。

しばらくはこの余韻を楽しみたいと思います。もちろん映画も観ます。

最終回を迎えてから3度目の書き込みです（汗）

やさぐれオカンさんの投稿を読んで、まるっきりワタシと同じ事を考えているので笑ってしまいました。

今までは堺雅人さんは演技のうまい怪優という位置づけで見ていましたが、
大奥の有功様になってからは、過去に演じた全ての名演技が頭の中から消え去ってしまいました〜〜。

今は堺雅人さんが、実は有功様ではないかとさえ思っています。

この間違いを払拭するためには、以前のような変わった役を演じてもらって
恋心のような苦しい気持ちを和らげて欲しいと思っています。

いい年をして、思い出し泣きをしているなんて周りから鬱病かと誤解されかねません。

多部ちゃんには、是非「デカワンコ」の続編を演じて貰って、あの可愛い変顔を見せてもらいたいと思っています。
とにかく早く日常のワタシに戻してくださ〜い。