時事放談

どう見ても今回の「定額給付金」論議には納得がいかない。
麻生首相は、先月末、解散を先送りしてまで優先を要する経済対策の一つとして、『定額給付金の全世帯配布』を明言した。しかし、発表直後から政府与党要人がバラバラな発言を展開している。
配布先や配布方法もこれから検討するとぼかしたままで、受取辞退をチラつかせたりする始末である。政策とは似ても似つかぬ幼稚園児の政治ごっこを繰り広げて、法的裏づけも持たない行動の最終判断は自治体に任せるとは、ほとほと呆れた内閣だ。挙句の果てに、これが地方分権だという。まったく救い難い。それこそ漫画の世界だ。
もっとも、このまま解散総選挙が遅れれば、禁止用語で修飾したくなるような、こんな無様な内閣を支えている政権与党の実態がもっと明らかになるから、批判的な国民にはありがたいことではあるが…。

普通の漢字を普通に読めない人が文科大臣を指揮できる訳がなく、国民の金銭感覚が欠如している人が、政府見解と異なる作文を知り合いの主宰する懸賞論文に応募して300万円を手にした防衛幹部の懲戒免職を勘弁してあげて追い銭のように6000万円の退職金を渡すような防衛大臣を指揮できる訳も無く、基本的な思想も語らずに、ただ思いつきで発表した緊急対策に首をかしげる総務大臣を指揮できる訳は無い。まして、そんな人が、首相としてこの日本をリードできるはずが無い。それに、彼は国内での会話によく英単語を挟むが、海外生活が長かったとでも言いたいのだろうか。あるいは彼が苦しい答弁の時に頻繁だから、単なる時間稼ぎだろうか。きっと日本語をあまり知らないのだろうと好意的に受け取っても、結局まともに説明しないのだから、やっぱり、“ダメだ、こりゃ”である。
今日も「このままではこの国は本当にダメになってしまいますよ」と心配される渡部氏の言葉に大きくうなづきつつ、番組を拝聴した。

昨年の１０月２７日に防衛省の諸問題に寄せた原稿をもう一度送信させて頂きます。平和を死守できなければ・・・・・・・。

タイトル： 自衛隊の文民統制に危うさを感じる昨今
ペンネーム： 平和を維持する為には
２０万ガロンか８０万ガロンか担当部署ではないという理由で、過ちに気付きながらその報告を怠っていた防衛省事務方の人達には、制服組の暴発行動のきっかけが予測のつかない事態で巻き起こる認識を、全くお持ちでない事をヒシヒシと感じ受けてしまいました。

文民統制とは砂上の城のように、所詮脆い性質をはらんでいるような気がしています。現実的には武器を手にしている側に、一時かもしれませんが軍配の上がる事態が必ず訪れる事は容易に推測できるのではないのでしょうか。

それに対して、同じ組織の事務方の人達が理解に及んでいないとすれば言語道断で、緊張感の欠けらもなく仕事をされているのが白日にさらされたようなものです。これも、平和ボケの一つなのかもしれません。尊い平和を半永久的に継続する為には、全ての国民が緊張感を持って日々を過ごす事が一番望まれているのではないのでしょうか。

　忠義心の強い犬でさえ、数回お預けされると主人の認識は無くなりますよね。まして、結果、自公を選挙で応援し、税金を納めている国民に対して、食えるか食えないか分からない餌を数回、長い期間ぶら下げていたのでは、　普通の人でも、怒るか、あきれてしまうと思います。
　仮に民主党が政権をとったとき、国家的に有効な政策の実施に当たり、あの無駄に使った２兆円があれば、という反省が起こらないように、後に、さらに、怒りや軽蔑が起こらないように、今、自民党にも公明党にも、的確に、迅速に、判断して、行動して欲しいと思います。政治家の方にお願いします。後、舛添さんに、小人といわれた方々も、国民に利益のある仕事に対して、文句は言わないで人助けと頑張って欲しいです。

その次にどんなコメントをされようが勝手ですが、オバマ氏当選に関して所感を求められたならば先ず当選を祝福するのが筋であり、それが人としては常識的な礼儀ではないのでしょうか。ところが我々の国のトップリーダーである麻生首相は、その最低のマナー・節度ある発言や常識さえ無く甚だしく品格に欠けるお人のようです。何と嘆かわしく情けなく恥ずかしく、今後に向けて期待の持てないお人柄を曝け出したように受け止めています。やはりお金持ちでボンボン育ちの、二世議員でしかないように映りました。もしかしたならば、日本の政治を漸次奈落の底に突き落としている原因は、KYで庶民感覚も理解出来ない二世議員達なのかもしれませんね？！

「定額給付金」を巡る与党の迷走ぶりは、もはや“政権の末期症状”としか言いようがない程だ。麻生総理が追加の景気対策として発表したものは、政府・与党で充分話し合った上での内容だと思って聞いていた。しかし発表の後すぐに閣僚から「所得制限を設けるべき」という意見が報道されると、それに対して自民党、公明党から色々な意見が飛び出し、収拾がつかなくなってしまった。
７日に公明党の山口政調会長は「１人あたり、１万２０００円で１８歳以下と６５歳以上は８０００円を加算する」という提案をし、自民党も大筋で合意したという。しかしこれでは「定額」ではなくなり、総理の言う公平性に欠けてしまうのではないか。問題の所得制限については、１２日頃までに結論を出すとのことだが、すんなりと決まるとは思えない。武村氏の「選挙前のバラマキの最たるもの」、塩川氏の「選挙が延びたのだから給付金も先にしたらよい」に同感です。

武村氏の「麻生さんの言葉は軽すぎる」は色々な場面で感じていたことだ。給付金については最初“全世帯に”と言っていたのに、与党から様々な意見が出ると、「僕はいろんな意見が出されて結構だと思いますけど」と涼しい顔をして喋っている。消費税については塩川氏の「何の為に上げるのか」、「条件と環境がまだ整っていない」は納得のいくご意見です。またオバマさんが次期大統領に当選したことを受けての発言は、どなたがなっても同じと言うような冷たい誠意のない言葉でとてもがっかりした。

最近の麻生内閣の様相は、思いつきを無責任に発言し、問われると官僚言葉で言い凌ぐという、まさに“子供の政治ごっこ”としか言いようが無い。
政治など学んだことも無いが、少なくとも責任政党というならば、ある価値観を基にして政策を立案し、国民を代表して意思決定を行ない、強制力を背景に責任ある執行が国民との契約ではないのか。
しかるに、今の総理大臣は自分の価値観やビジョンを語ることもなく、政策説明も具体性を欠き、意思決定のための質疑でも、聞いている国民が理解できる対話にもなっていない。
定額給付について、「イメージだけで話したんでしょうな」や、「言葉が軽すぎる。内閣法について官房長官が説明したら？」など、ご両者の心優しい語り口を聞くにつけ、一生懸命一人で選挙運動をやっているつもりの麻生さんが哀れに見えて来る。もういいですよ、麻生さん！

アメリカの次期大統領選にオバマ氏が大勝利したことについて、麻生首相の態度は、まったく大人気ないと思いました。
今日武村さんも「麻生さんの反応は、素直ではないなと思う」、また塩川さんも「相手の勝利に対してエールを送るべきだろう」と言われました。本当にそうですよね。
政治って権力闘争かもしれませんが、正々堂々闘って勝敗がついたら、勝利した者を祝福するのは素晴らしいことではないでしょうか。
麻生さん、それすら理解出来ないと、僅かなファンにも嫌われますよ。
人間的魅力って、どんな社会でも大切だと思います。

ジャーナリズムとは何か？ジャーナリストとはどうあるべきか？を常に追い求めておられた、日本を代表するキャスターのお一人だと彼を受け止めています。つまり、「道理」を弁えたお方であったように理解しています。「道理」を踏まえ履き違う事が無ければ、そのお方には必ずスポットライトが注がれる日の訪れる事を、彼は身を持って私達に示されたのではないかと私は確信しています。やはり人生の成否は「道理」を追及し、如何に具現化していくかで決まるように感懐を強くしています。苦言を呈したり良薬的役割を果たしたり憎まれ役をかう人が、この日本から又一人去ってしまいました。心から、哀悼の意を捧げたく存じます。筑紫さんご苦労様でした。そして有難う御座いました。

　お金の無いところから散々搾取して、金を集めた人達は、貯蓄とバクチ。日本は輸出に頼らなくとも、しばらくの間、円の海外流失を抑えて、日本市場内で円を回転させるだけでも、好景気を実感するに充分のお金が国内にある筈ではないのか。
　金持ちがしみったれていたのでは、経済は回らないのではないか、金を溜め込んでいることはステータスが上がっているのではなく、本来恥ずべきことではないか。誰かが派手に目立って使い始めることが、景気を回復の近道であると思うが、みっともなく、目減りしていく資産におびえて、みんなで沈むしかないのかな。こう云う時、清貧の立派な人達は、つらい所ですね。

土日は、郊外の大規模店舗は盛況、円安では、外貨に換えるのに、老若男女が、大金を持って行列をつくりあっという間に外貨が無くなる、
本当に、皆が困ってるのではなく、買い控えなのでは思い切って消費税を
（例えば３年間）３％に引き下げては。

定額減税だの定額給付だの、国民の真に願うこととは関係なく、党利　選挙のためというのがありありで、まさに政権末期の症状でしょう。担当能力がない自公は速やかに政権から降りて３−４年基本から政治とはを学び出直すことが、本当に国民のためになることに気付いてほしいものです。なんの苦労も知らない小泉、安倍、福田、麻生の２世総理に国民のための政治なんて期待する方も無理があります。

総理が発表した追加補正予算は、あまりにも国民をバカにしています。一人当たり一万五千円をくれて、三年後には消費税上げですか。しかも、この給付金は何億という高額所得者にも支給するとか。確かに今所得制限をするべだとか、何やかんやと言われていますが、一国の総理ともあろう人が、閣内の意見も調整しないで記者会見してもいいものなのでしょうか。あまりにも軽すぎます。高速料金にしても、住宅税の定額減税にしても、ほとんど高額所得者が対象のようです。今本当に困っている人達にまったく目を向けていません。国民をバカにしないでください。

１０月３０日、麻生総理は追加の経済対策を発表した。
およそ２兆円の定額給付金が目玉とされているが、１人あたり１万５０００円位の現金やクーポンを全世帯に来年３月までに配るという。少しでも貰えるのは嬉しいが、余分に何か買おうとは思わない。毎月何かが値上がりするというので、安い内にと多めに買っていたらかなり出費が増えてしまったからだ。それに将来不安なことばかりなので貯金するしかない。今でも主人の年金だけでは足りないので預貯金を切り崩して何とか生活している。
社会保障費の伸びを毎年２２００億円削るという方針は財源が無いからやめられないと言っていたのに、いとも簡単に２兆円を配るというのは納得できない。それに全世帯に配るというのは“バラマキ”と言われても仕方が無い。何千万円もの収入のある人たちにも一律にというのでは納得のいかない人は多いのでは？と思っていたら、その後、与謝野大臣が「１０００万円前後の所得制限が必要と考えている」とテレビで話していた。早速与党お得意の“修正”が始まったようだ。