vol.13
2011.05.25
橋本です。
第7話もご覧いただきありがとうございました。
あ、ひとつ、お詫びを・・・・・・。
前回の日記で、「王様のブランチ」はBS−TBSでも見られます、
と書かせていただきましたが、
すいません!
先週に限って、BS−TBSでは「王様のブランチ」を休止してゴルフ中継をしておりました。
蔵之介さんを見ようとしてチャンネルを合わせた皆さま、
ごめんなさい。
石川遼くんが映っていてびっくりしたことと思います。
申し訳ありませんでした。
これからは、きちんと番組表を確認してから書くようにいたします。
すいませんでした。
さて、来週の月曜日は第8話。
ニセ安積登場!の回です。
安積さんのニセモノを演じてくれるのは、モト冬樹さん。
シリーズ4はシリアスなお話が続いてきましたが、
来週の第8話と、再来週の第9話は、
コメディタッチの明るい回になっています。
モトさんも「ニセ安積」という設定にノリノリで、
現場でも安積さんの細かい仕草にこだわったり、
アドリブを連発したりして、スタッフの爆笑を誘っていました。
脚本の安井さんも、ニセ安積を目撃した人のセリフが、最初、
「何ていうか、もっとワイルドな感じの人でした」
となっていたのを、モトさんにキャスティングが決まった途端に、
「何ていうか、(頭部を指して)もっとこの辺が輝いている感じの人でした」
に直したりしていました。
そんな明るく楽しいシーンが満載の第8話ですが、
実は、大震災後に初めて作った脚本がこの回でした。
(第7話までは、震災の前にほとんど撮影を終えていたのです)
脚本の安井さんが、
「絶対に前向きのメッセージを盛り込みたい!」
とおっしゃって、それは私も大賛成だったので、
全体を明るく前向きなトーンにしよう、
ということで脚本を作っていきました。
ほぼ決定稿になろうかという時、安井さんから、
「ホームページのハシチョウ日記の中の言葉を使いたいんですが・・・・・・」
という電話がありました。
それは、私が3月22日に書いた日記の中の言葉でした。
「ほんとうに、
どうかほんのちょっとでもいいから、
明日は今日よりいい日になりますように・・・・・・。
ほんのちょっとでもいい日になって、
そんな一日がいくつもいくつも積み重なって、
ほんのちょっとがいくつもいくつも積み重なって、
いつかほんとうにいい日がやって来ますように・・・・・・。」
自分が書いた言葉を、自分の作品の脚本に使うなんて、
なんか面映ゆい気もしましたが、
安井さんの熱意に押されるように承諾しました。
この言葉が、どんな風にドラマの中で使われているかは、
ぜひご覧になって確かめてみてください。
ハンチョウが女子プロレスラーに襲われる、
という非常に貴重なシーンもある第8話。
笑って笑って、最後はちょっと泣ける第8話。
ぜひ、お楽しみに!