出演者インタビュー/柳葉敏郎さん

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最初に脚本を読まれた感想を教えてください。

「あぽやん」とは、エアポートの略の「APO」、そこで働く人たちを指すとのことですが、初めて聞きました。親しみのあるネーミングですので、その雰囲気から外れないようなあぽやんを演じたいと思いました。
海外旅行に行くときはいつも旅行会社におんぶに抱っこで、何から何まですべてお任せして、自分はただ楽しみにして出かけていくだけでした。でもこの本を読んでみると、空港で働く皆さんの大変さなどを改めて知らされました。お客さまが喜んで出発できるようなセンダーたちの悪戦苦闘というのは、今まであまり取り上げてこられなかったような仕事です。そのスーパーバイザーという職業を、今、自分の仕事として毎日撮影しています。

演じていらっしゃる「今泉利夫」という人はどのような人物だと思われますか?

主人公・遠藤慶太の上司ですけれど、仕事は出来るのでしょうが、なかなかつかみどころがない人ですね。その実態は…空港勤務暦20年のスーパーバイザーです(笑)。

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演じるときに気をつけていることなどはありますか?

出来るだけ、言葉とはうらはらな表情をするように心がけています。明るくて、どんな時もまわりから見たら「この人はなに考えてるんだろう、真剣にやっているのかな」というような表情をしていて、それでもやることはきっちりやっている、というように見えればいいと思っています。

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みんなで集まったりするシーンが結構多くて、お酒を飲んでわいわいしたりするシーンでは、今泉ははじけますね(笑)。ご覧になる皆さんも肩の力を抜いて見てもらえると思います。

実際の成田空港での撮影はいかがですか?

これまでこんなに長時間、空港内にいて撮影をすることはありませんでした。関係者の皆さんのお力添えで、演じていても成田空港の忙しさだったり、にぎやかさだったり、人の気持ちがたくさん生まれる場所だとわかります。実際に使用しているカウンターを使わせていただいているので、限られた時間の中での撮影ですが、いい緊張感の中でさまざまな人間模様が描かれているのではないかと思いますね。

出演者の皆さんとの雰囲気はいかがですか?

とにかく明るい現場です。ヤングレディたち(笑)のあの活気は、非常に現場を和ませてくれますし、伊藤くんは見た通りの熱血男で、本当に「遠藤慶太」そのまままっすぐな人です。そんなみんながスクラブを組んで、そのチームの中でぼくは監督というか、コーチ的な立場で見守らせていただいています。皆がとにかく元気で、活気のある毎日を過ごさせていただいています。

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毎日、海外に旅立たれる皆さんを見ていると、ご自分も旅行に行きたくなりませんか?

逆ですね。最初は「みんな海外に行くんだ、いいな、自分も行きたいな」と思っていたのですが、今はそれどころじゃありません(笑)。空港勤務の皆さんの気持ちだったり、環境が少しずつわかってくるにつれて「気をつけて、楽しんで行ってらっしゃい」という気持ちになります。

思い出の海外旅行などはありますか?

もう24、5年前になりますけれど、祖母をサイパンに連れていったことがあります。戦争というものがぬぐえない土地で、祖母の世代としてどうしても見てみたい、見せてやりたいという気持ちでした。祖母にとって最初で最後の海外旅行で、それが一番思い出に残っています。

2013年1月スタートのドラマですが、柳葉さんの2013年の抱負などありましたら教えてください。

ぼく自身、もう半世紀を2年も過ぎましたので、若い人たちのパワーをしっかり感じながら、もう一度自分の青春期を取り戻すつもりで、この作品をステップに勢いのある1年にしたいと思っています。

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ご覧になる皆さまにメッセージをお願いします。

主人公・遠藤慶太が空港勤務となって、初めての仕事で悪戦苦闘しています。それを見てハラハラドキドキしながら、その先にあるであろう幸せな笑顔を期待して、是非、楽しんでご覧いただければと思います。

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