出演者インタビュー/伊藤淳史さん

インタビューTOPへ戻る

出演が決まったとき、台本を読んだ感想を教えてください。

「面白そうなタイトルだな」と思ったのですが、こういう業務は知らなかったです。仕事内容は中継ぎみたいな感じで、いらしたお客さんのパスポート見てご本人確認、残存期限、日程表のすり合わせ、そういったことが中心なんです。もちろん決められた時間内にしっかりやらなきゃいけないとか、深く難しいこともありますけど、ぼくたちが知っている空港で働く人たちは荷物を預けてチェックインする人というイメージがあります。でもそこに至るまでに一つとても大事な仕事があって、そこに光が当たっているのがこの作品の面白いところだし、演じていてもそこにいろんなドラマがあるな、と感じています。

「遠藤慶太」を演じるにあたり、気をつけていることはありますか?

仕事もそれなりに出来るし、ある意味イマドキの人です。本社勤務から空港に異動になって、全く知らない世界にいきなり放り込まれて、いろんなことに巻き込まれていく、ドタバタというかそういう感じを出していきたいですね。その中でお客様と出会い、旅立ちを見送っていくという、振り回されながらもさまざまな「初めて」のエピソードを体験しながら成長していく部分を大切にしたいです。

写真

撮影にあたり、事前研修もありましたが、いかがでしたか?

まさに新人研修会で、おじぎの練習からしました。会釈程度は15度、ありがとうございました、などは30度、謝罪のときは45度とか、手を組む時もどちらの手が上とか事細かにあります。ただドラマなのであまり忠実にやれない部分もあって、それは指導してくださる方も理解して柔軟に対応してくれています。「走る国際空港」でガンガン走っていますけれど、そもそも空港は走っちゃいけませんからね。見てくださる方に伝わりやすく、ということを監督も意識していて、あくまでドラマの中にある仕事を大事にやっています。でも、撮影が始まる前はこんなに走ると思っていませんでした。革靴すり減ってます(笑)。
撮影自体にも、ジャルパックの方がつきっきりで指導してくださっています。知らないと普通にやってしまいそうになることも、見る人が見るときっとわかるので、そういう人が見ても、ちゃんとしているドラマを目指している心意気がすごくある現場です。プロが3ヶ月間みっちりついてくれているので、終わったあとは働けるかも知れませんね(笑)。

実際のカウンターで撮影している感想はいかがですか?

空港で撮影していると、時間ギリギリに来る人とか、本当にいろんなことが起こります。実際に遭遇したのはホノルルマラソンに参加する家族で、お母さんと娘さん二人のうち、妹さんがパスポートを忘れてしまったんです。お母さんとお姉さんが進んでいく背中と、妹さんが悲しげに駅に向かっていく背中。見ていてものすごく切なくて、これほどのドラマはないなと思いました。

写真

聞いたところ、ちゃんと対応してあげて翌日の便に乗ってホノルルマラソンを走れたそうです。
全体的には、空港に来ている人たちはみんなこれから旅行に行く人だからうらやましいです。このドラマが終わったら、ジャルパックの方にお勧めのツアーを紹介してもらいます!

海外旅行はお好きですか?

お休みをもらって、何泊できるのかという作戦が始まり、これで行こうかあれで行こうか、事前の準備から楽しいですね。
ぼくは空港が旅行の通過点とは全く思っていなくて、「空港に行く楽しみ」みたいなものも同じくらいのウエートになっているので、空港が舞台と聞いたとき、すごくうれしかったです。

写真

乗り物も好きで、電車も飛行機も大好きで「今度の旅行はこの飛行機」となると、飛行機の種類とか、シートがどんなとか機内食も調べたりして、かなり詳しくなってます(笑)。飛行機の中では映画を見たりもしますが、ほとんどは寝てしまいます。ひどい時は「間もなく離陸いたします」の次が「ドーン」で目が覚めて着陸している、みたいな(笑)。ハワイが好きなんですけど、寝て起きたら着いてますね。
でも聞いてみると、ぼくより桐谷美玲ちゃんの方が上を行っていて、11時間くらい全く起きないでいたことがあったそうです。美玲ちゃんも飛行機で寝るのが好きみたいで、けっこう近くに同じタイプがいたなと思っています(笑)。

共演者の皆さんとはどんな雰囲気で撮影していますか?

台本で「クスッ」というところは、見ていただくと「ガハハ」くらいに変わっています。みんなで盛り上げていって、特に柳葉さんが最高のお芝居をしてくださっています。共演したことは何度かありますが、今までで一番笑いの絶えない役ですね。
美玲ちゃんは、ありのままの桐谷美玲を出してきています。

写真

演じている森尾晴子さんは一応部下ですが、経験も豊富だし、基本的にドSですごい目でにらんできたりするので「なんで一番下の子がこんな生意気なんだよ、悔しい!」みたいな関係は面白いです。
貫地谷さんも楽しい方で、女子チームが本当に仲が良くて、ぼくはもう入れません(笑)。何回かがんばって、女子の輪に入って話したりしているんですけど、やっぱり集団でいると女子力恐るべしで、ものすごい盛り上がっていて、とてもいいチームだと思います。

ドラマの魅力、ご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

間違いなくみんなに共通していることは「旅行は楽しい」ものだということです。そしてその楽しい旅行にきちんと送り出す、そこに賭ける人たちがいるところが、大きな魅力です。日常生活ではそうそう経験しない出来事が起こる中、それでも笑顔で出発していただくために頑張っている、ぼくたちの姿を見てもらえたらと思います。空港の見方が、かなり変わると思いますよ。
年明けの一発目から、こんなにいい環境でお仕事できるという、そのこと自体が最高なことです。2013年はこのドラマが始まり、まずはこのドラマを面白くしていろんな人に見てもらって、4月以降にジャルパックで旅行に行くというのが今年の抱負です(笑)。

写真

end