現場レポート

No.18

第5話はいかがでしたか?

更新日:2014年5月12日 (月)

みなさん、第5話はいかがでしたか?
「ホワイトラボ」の捜査によって解決した殺人事件と誘拐事件。
一ノ瀬らホワイトラボのメンバーは科学と知識を利用した捜査。
そして、その捜査の指揮を取る神山班長。
第5話を演出した、相沢監督が「振り回される神山もいいけど、今回はかっこよく撮りたいんだよね」とおっしゃっていたのですが、実にかっこよく仕上がっていて……神山班長の刑事らしい姿に、ドキドキしてしまったWebスタッフ。
みなさんは……いかがでしたか?

そんな第5話での一ノ瀬と華村美雪が捕らえられたコンテナ内部の撮影は、スタジオ内にコンテナを積んだトラックを用意して行われました。

スタジオ内での撮影の様子。カメラの設定を明るくして撮影するとはっきり見えますが……

実際には、こんなに暗い中で撮影が行われました。歩くのも一苦労……

実際に走る車中で撮影するのは大変なので、エンジンをかけて音を生かした撮影を行ったり、エンジンを切った状態でスタッフがトラックを揺らして撮影をしたり……その都度、その都度、トラックが実際に動いているように見せるために工夫しながらの撮影。もちろん、北村さんも美雪を演じる鈴木梨央ちゃんも、「揺れている感じを大きめに出してください」「今、急停車しました」などというスタッフの声にあわせてお芝居をされていました。

コンテナの隙間にカメラを設置して撮影中。

内部は、こんな感じ。

一ノ瀬のロープを美雪が外そうとしている部分では、「セリフのテンポはどうしますか?子供を安心させるためにも、あまり早口すぎないほうがいいとは思うんですけど、スピードはある程度あった方がいいですよね?」と北村さんから相談があり、「緊迫感は保っていたほうがいいと思うんです…」と相沢監督。スタッフが準備している間、北村さんと梨央ちゃんは何度も自主練習を行い、会話のテンポを相沢監督に確認していました。

ロープを縛りなおしている北村さん。

撮影のほとんどがロープに縛られていた北村さんは、手を使えない状態でのお芝居が続いたため、「表情とか、ちょっとした仕草で、美雪ちゃんを安心させたほうがいいよね」と優しくセリフを言ったり、笑顔で話しかけたりと工夫されていました。
一方、梨央ちゃんには「一ノ瀬の存在で安心しつつも、誰かがやってきて一ノ瀬と離されるのでは?とか恐怖の感情は常に持って!」「震えを出して」などと相沢監督から演出があり、美雪の恐怖を北村さんと話し合いながら演じていた梨央ちゃん。

やじろべいと同じ原理で、一ノ瀬と美雪が力を合わせてコンテナを開ける部分では、あまりカッチリセリフを決めてしまわず、アドリブを交えて自然な動きでお芝居をされていた北村さんと梨央ちゃん。

必死に棒を押しています。

棒が抜けたり、折れたりしないように、コンテナの外では美術スタッフがおさえてます。

そうしてコンテナ部分の撮影は、丸2日間かけて行われました。
撮影後、「よくがんばったね!」と梨央ちゃんに声をかけていた北村さん。
コンテナという狭い空間ではありますが、一ノ瀬のキュートな優しさが見えたのではないでしょうか?

では、今日はこの辺で。
第5話の感想はファンメッセージまでおねがいします!

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