現場レポート

No.08

第1話はいかがでしたか?

更新日:2014年4月14日 (月)

みなさん、第1話はいかがでしたか?
一ノ瀬の“科学は希望であるべき”という信念が事件解決へと導きましたね。今後も「科学が希望」となるのか…科学捜査を用いたホワイトラボの活躍を期待してくださいね。

さて、第1話撮影のエピソードを紹介します。

まずは、神山と黒田のシーン。
ホワイトラボへ異動を命じる黒田と神山が不服そうな顔をする部分。和久井さん演じる神山の「ホワイトラボですかぁ〜〜」という言い方がツボに嵌った様子の石井監督は「いいね、いいね。現金な人だよね〜」とモニターを見ながら大ウケ。そんな石井監督の姿を見ていた大杉さんもモニターに近づき「可愛いなあ。まんまと騙されちゃった(笑)」と、“班長をやってもらおうと思ったのになぁ〜”という黒田の作戦に引っかかった神山の表情の変化を嬉しそうに見つめていて、すっかり神山のキャラクターの虜になっている様子でした。

黒田に呼び出された神山は…

「班長」という言葉を聞くまで、とっても嫌そうな神山…。

この撮影がクランクインだった大杉さんは「撮影初日ですけど、みんながいい雰囲気で演じられているなと思いました。ホワイトラボという船に、僕も乗組員として乗っていい航海が出来ればなと。そして、最終的にはステキな場所にみんなで辿り着ければいいなと思ってます。なんだか、ちょっとキザな言い方ですかね(笑)」とおっしゃっていました。

ドライリハーサルは、とっても和やかな雰囲気。

そうして、班長となった神山がダンボールを抱えて廊下を歩くシーン。
大きなダンボールを抱えながらも満面の笑みで歩く和久井さんのお芝居に「笑顔、いいですね!出世だもんねー。マックス喜びバージョンも撮影しましょう!」と石井監督。和久井さん演じる神山のキュートな姿に、「かわいい。かわいい」とスタッフは胸キュン状態でした。

ウキウキしながら、ホワイトラボにやってきた神山ですが…

続いては、一ノ瀬の自宅ブロック。
一ノ瀬が自宅で飼っている愛犬・パブロフ…その存在感たるや!
撮影当日、北村さんは2匹の犬と対面したのですが、「すごいカオ!ブサかわいい!」とこの白くて大きいワンコをパブロフとして迎えたのです。
このパブロフくんは、とってもお利口さんで“待て”“お座り”はもちろん、北村さんの隣にちょこんと座って居眠りしたり、足をすりすりしたりと懐き、「賢いよね〜。ほんと可愛い。猫派の僕がちょっとだけ犬派になった!」と北村さんをうならせるほど。今後のパブロフの活躍にも期待していてくださいね。

ワンコを選んでいます。

続いては、小早川教授の研究室にて、一ノ瀬と神山の初対面シーン。
台本では2ページほどですが、北村さんは石井監督と…
北村さん「一ノ瀬は神山の到着を待っていると、セリフを待っているみたいに見えてしまいそうなので、待たずにセリフを言ってもいいですか?」
石井監督「そうですね。では、足音と気配を感じて…」
北村さん「はいはい。足音が聞こえたら、そのまま(神山を)見ずに話し出してもいいですか?その方が一ノ瀬らしいというか…マイペースな感じで」
などと、一ノ瀬のキャラクターを丁寧に話し合いながら撮影を進めていました。

リハーサル後も話し合う北村さんと石井監督。

というのも、第1話の撮影は色々なことが初めてづくし。
「こうした方が一ノ瀬っぽいですよね」「一ノ瀬なら、こんな風に動くと思うのですが…」などと、本当に細かな仕草も話し合いながら決めていきます。
さらに…
石井監督「一ノ瀬はどんどん自分の世界に入っていく感じで」
北村さん「分かりました。セリフの口調は早過ぎますか?早口のほうが、自分の世界っぽいかなと。それとも、ゆっくり目に、丁寧に話したほうがいいかな?」
石井監督「今までに見たことがないスピード感なので、そのままの早口がいいと思います」
などと、撮影の合間に何度も意見交換を行っていました。

スタッフ打ち合わせ中も自主トレしていた北村さん。

このシーンでは、ドライリハーサルでお芝居を7回繰り返し、一ノ瀬と神山の関係性をしっかりと固めていた北村さんと和久井さん。撮影の合間にも動きを2人で確認し合い、噛み合いそうで噛み合わない一ノ瀬と神山を作り上げていました。

続いては、ホワイトラボに5人集合したシーン。
それぞれが自身の作業を行っていますから、5人揃うのはたったのワンシーン!かなり貴重な5ショットでした。会見時には「ホワイトラボのセットは見ていない」とおっしゃっていた谷原さんですが、会見当日の夜にホワイトラボにて1ショットシーン。その数日後に5人での撮影が行われたのです。セットを見た谷原さんは「ここがホワイトラボか。確かにすごいね〜」と興味津々でセット内を見学。「すごいだろ!」と宮迫さんと顕微鏡の話で盛り上がっていました。
そんな貴重な5ショット。
奥貫がアスファルトの微粒子の分析結果を、一ノ瀬、山根、本田、神山に話す部分。奥貫の話を聞いていた一ノ瀬と本田が2人で会話を始めるというシチュエーションは、北村さんら出演者のみなさんと石井監督のアイデアを総合したもの。

一ノ瀬と本田の会話を相談しながらメモする北村さん

ドライリハーサルでは、前3人と後ろ2人の会話のテンポが合うように、セリフの読み合わせが行われ…。
谷原さん「後ろで一ノ瀬と本田がしゃべっていて、奥貫が「うるさい!」とつっこみどころのポイントがあった方がいいのかな?」
宮迫さん「そうだね」
北村さん「どこがいいかな…セリフ的には…」
と何度も読み合わせしながらポイントを決め、動きを伴ったリハーサルへ。

読み合わせする3人

5人が真剣に奥貫の話を聞く姿もいいですが、マイペースな空気感が伝わったのではないでしょうか?
その後、5人はテーブルを囲んで話し合うのですが、「せっかく5人揃うので、顔を突き合わせている瞬間があった方がいいかな」という石井監督の言葉を受け、立ち位置や座り方などを相談していた出演者のみなさん。ひとつひとつの動きをこだわって演じられていました。

さて、本日はこの辺で失礼します。
次回も1話のエピソードを紹介しますので、現場レポートも随時チェックしてくださいね!

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