現場レポート

No.16

第4話はいかがでしたか?

更新日:2014年5月5日 (月)

みなさん、第4話はいかがでしたか?
連続殺人事件の犯人は、やはり野島だった!
そして、捜査の手が自身に迫っていると感じた野島は、牧野ゆいの仕業に見せかけて自殺。しかし、一ノ瀬らの捜査によって野島の犯行が明らかになりましたね。

そんな第4話では、一ノ瀬が連続殺人事件の生存者である牧野弘枝に会いに行き、“植物状態”と思われていた弘枝に意識があることを実証。手を叩いて、息を吹きかけるという簡単な実験を行った後、本格的な検査を行いましたね。それには、「 fMRI 」 という手法が用いられました。

MRIで検査する弘枝

病院などで、MRIという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、“MRI”とは、磁気と電波を利用して身体の断面の画像を撮影する装置のこと。この機械に入って撮影するだけで、脳や脊椎や腹部など身体の様々な部分の状態が分かり、その後の治療や手術に役立てる画像を撮影できる、とても優れた装置です。そして、fMRI というのは、そのMRIを用いて、脳の活動信号を画像化し、脳のどの部分が活性化しているのかを解析し、今回のように、“意識があるのか” を調べることも出来るそうです。と、説明が長くなってしまいましたが…この方法によって弘枝に意識があると証明した一ノ瀬。弘枝自身も、弘枝の家族も、苦しみからほんの少し解放されたのではないでしょうか?

スタッフがセッティング中。大きな装置ですよね!

スタジオ内にMRI室を建てて撮影が行われました。

MRIを動かすと強い磁気が出てしまい、撮影機材などが壊れてしまうため、実際には動かしていませんが、病院での撮影ではなくスタジオにMRI室を建てたことで、様々な角度から撮影ができ、とても臨場感のある映像になっていたと思います。セットを見た北村さんも「これ、スタジオに用意しちゃったんだ!すごいね〜」と興味津々で、「これ、実際に動くの?」「どうやって使うの?」などと、スタッフに質問。共演の林泰文さん(弘枝の夫・健一)や吉田里琴ちゃん(弘枝の娘・ゆい)とも、「MRIやったことあります?」などと盛り上がっていました。

スタッフ準備中は、楽しそうにお話しされていました。

そうそう、検査中の弘枝がヘッドフォンをしていたのは、検査時に大きな音がするので、それを軽減させるためとのこと。北村さんは「弘枝さんには意識があると思った上で検査しているので、野島の写真を見せる際に“見えますか?”などと話かけたいのですが…」と酒井監督に提案。

野島の写真を見せています。 

「ただ立ってのではなく、娘を心配して肩などに触れますよね?」と林さん。

「弘枝さんの事を見守りたいので、マイクを手に持ってもいいですか?」と北村さんは酒井監督に。

さらに北村さんは「その時、弘枝さんはヘッドフォン外していても医療的に大丈夫ですか?」「機械が動いていないときは傍にいても大丈夫?」などと、スタッフに相談。実際に機械を扱う場合と一ノ瀬ならこうするのでは?ということを、丁寧に話し合いながら撮影に挑んでいました。

写真左側がMRI室、右側がデータ検出室。

このように脳の活動が画像化されます。

みなさん、第4話はいかがでしたか?
感想はファンメッセージまでお願いします。

では、次回も4話撮影の様子をお届けしますね!

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