No.03
更新日:2014年4月4日 (金)
4月3日(木)
赤坂・TBS局内にて、4月14日 (月)よる8時 スタートの 月曜ミステリーシアター 『 ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ 』 の制作発表 が行われました!
北村一輝さん、宮迫博之さん、薮宏太さん、谷原章介さん、和久井映見さんが登壇し、番組にかける思いを語ってくださいました。
では、挨拶順にみなさんのコメントをお届けします !!
片山 剛チーフプロデューサー
このドラマは初の本格科学捜査ミステリーといっても過言ではありません。そのドラマを彩る素晴らしいキャストをお迎えできたことを非常に嬉しく思います。皆さんの化学反応を楽しみにしていただければと思います。
片山剛チーフプロデューサー
一ノ瀬聡士 役:北村一輝 さん
このドラマは科学捜査という、普通の刑事ドラマとは違う、新しい観点から事件を解決していくドラマです。また、今までの刑事ドラマのパターンを覆すような部分もあり、楽しんでいただける作品になるようみんなで作っているところです。
ぜひ応援のほど、よろしくお願い致します。
一ノ瀬聡士(いちのせさとし)を演じる北村一輝さん
本田真幸 役:谷原章介 さん
3月頭にクランクインをしまして、北村さんもおっしゃったとおり一丸となっていい作品を撮るために、役者・スタッフ、脚本家の方ふくめ、全力で取り組んでおります。台本を第一改定、第二改定…と、どんどん内容を膨らませ、現場ではそれをさらに柔軟に噛み砕いて、“より分かりやすくするにはどうすればいいのか”と考えながら撮影を進めています。役者同士の連携が強く、撮影のない日にも連絡を取り合っています。例えば、北村さんは僕の演じる役に役立つであろう作品を「これ、見たか?」とメールしてくださいましたし、そうやって話し合いながら日々取り組んでおります。どうか一人でも多くの皆様に見ていただけるよう、ご納得いただけるよう頑張りますのでよろしくお願い致します。
本田真幸(ほんだまさゆき)を演じる谷原章介さん
奥貫 徹 役:宮迫博之 さん
どうも、(ポーズをしながら)宮迫ですっ!ドラマではこのように笑顔を見せるシーンはほぼなく、頑なに職人気質で証拠を探すという・・・大体しかめっつらで証拠を探す役なんですけど、気心は知れている役者さんばかりですし、薮くん以外は40歳オーバーなので、もっぱら「どこの病院に通っている?」という会話になってしまうのはどうかと思うんですけど(笑)。このメンバーで本当にいい作品にしたいと思っていますので、みなさんよろしくお願い致します。
奥貫徹(おくぬきとおる)を演じる宮迫博之さん
山根武彦 役:薮 宏太 さん
僕が演じるのは“生きウィキペディア”といわれている、エリート分析官。ひとつひとつの言葉がキーワードになったりするので、みなさん一言一句を聞き逃さず、目を凝らしてストーリーを楽しんでいただければと思います。現代っ子でゆとり世代真っただ中の役どころなので、年代的に">山根武彦 役:薮 宏太 さんは一緒。少しそっけない態度をとるところは今の若者の現状だと思うので、そこも楽しんでいただければなと思います。みなさんよろしくお願い致します。
山根武彦(やまねたけひこ)を演じる薮宏太さんは写真左端に着席して会見に参加
神山恵子 役:和久井映見 さん
これだけ個性豊かな皆さんが勢ぞろいされて、撮影中も役柄と同じくアタフタと振り回されたり戸惑ったりしながらきっと最終回までみんなで駆け抜けるんだと思います(笑)。この放送の時間を子供たちにも大人のみなさんにも楽しんで待っていただけるような作品にできるよう、みんなで現場で頑張っていこうと思います。よろしくお願い致します。
神山恵子(かみやまけいこ)を演じる和久井映見さん
出演者のみなさんの挨拶に続いて、質疑応答へ。
Q.役柄について、見た目も含めて教えてください。
北村さん
見た目的にはこんな頭をしていますし、なぜか衣装はボーダーシャツを着ていますが、それが結構キャラクターを象徴する感じになるのかなと。実際は白衣を着ていることが多いので、見た目より内面を重視するつくりになっていると思います。
どちらかというと一ノ瀬は飄々とした人間で、観察力が鋭いなど色々と設定はありますが、演じていて思うのは、まず“一人の人間であること”。どんな天才であっても失敗はしますし、情にもろい部分もありますし、いたって普通の日常の中で生きている。ただ人よりも得意な分野があるだけなので、あまり“天才”という設定を意識して作るのではなく、自然な流れでスマートに解決できる人間になればいいなと思っています。
その髪型、セットに時間かかりますか?
北村さん
そこですか(笑)。(宮迫さんに「うらやましい?」とたずねる…)
宮迫さん
うらやましくないわっ。というか、でかくない?(笑)
北村さん
セットは30分くらいですかねえ…。ボーっと考えている間に終わる感じです(笑)
宮迫さん
その質問いる(笑)?
一同:(笑)
宮迫さんのナイスつっこみに一同、大爆笑!
宮迫さん
僕の演じる奥貫徹は証拠を探すために這いつくばっているシーンが多くて、あちこち這いつくばっているんで、「街って汚れてるんだな」と再確認してます(笑)。普段バラエティで騒いでいるのって本当の自分ではなくって、普段根暗なんです。僕、根暗なんで、「これをやろう!」と決めたら・・・例えばトイレ掃除を始めると、トイレを抱きしめてやらな気ぃ済まない!何かやろうと思ったらそれに集中してしまう性格なので、普段の自分に似ているところもあるな、と感じるので、非常にやりやすい役ではありますね。ただ、(奥貫は)ややこしいセリフが多いんですけど、北村くんが邪魔するんですよ。僕が言おうとするセリフと似たような、違う言葉を言うてきたりするんです(笑)。だからねえ、最終回までに一遍どついたろかな思うてます(笑)。
薮さん
僕の役は先ほども言った通り、飄々とした現代っ子の象徴。でも、僕自身はそんなに現代っ子な感じではないと思っているので、自分で似てはいないですね。山根のセリフ一言一句が大切にしなきゃいけないキーワードになるので、視聴者のみなさんにキチンと伝えられるように大事にしながら演じていきたいと思います。山根は社交的でないのですが、僕は社交的でありたいと思っているので、共演者のみなさんと仲良くやりたいです。年齢は離れてますけど、みなさん優しく話しかけてくださるので、現場に行くのが毎日楽しみです。
谷原さん
(藪くんに)そんな毎日現場に来てないよね。俺もだけど(笑)
薮くんは、ポスター撮影以来、一度も撮影していないのに髪の毛を切らされたんですよね。普通、クランクインして撮影中に髪の毛が伸びてきたな、って時に髪を切るじゃないですか。なのに、薮くんはクランクインしてもいないのに、髪を切って欲しいって言われたんだよね(笑)
薮さん
そうなんです(笑)。そして、みなさんと久々に再会したのが「オールスター感謝祭」(笑)!
谷原さん
そうそう。その時、二人で愚痴を言い合ってたんだよね(笑)
一同:(笑)
谷原さん
話が離れましたけど、僕の役は“総合力”。人と違う角度から相手の全てを見透かす一ノ瀬さんと、地べたを這いつくばって執着して執念で証拠を見つけていく奥貫さん、現代っ子の藪くん、神山さんは主婦代表といいますか、科学捜査というかデジタル関連に弱い地道な捜査畑を歩んできた刑事なのですが、僕の演じる本田は公安出身ということで、人の心理や洞察力に長けています。だから今も(司会の)赤荻アナが目をぱちくりしていたのを見て、「話がなげーな」と思っていることも分かりましたから(笑)。そういうところを見抜いてなんとか事件の解決につなげていく、そういう役です。
赤荻アナ : そんなこと思っていません…(汗)
宮迫さん : それ、俺でもわかったわ(笑)
一同 : (笑)
和久井さん
私はそれぞれ得意分野に長けている人たちの捜査進行・状況をまとめていく班長の役です。私が一番視聴者のみなさんに近い目線で、それぞれの仕事をひとつずつ見つめていく立場になるんだと思います。個性豊かな方たちなので、現場で埋もれないよう頑張りたいと思います。いつもより大きな声でセリフを話しています(笑)。
Q.北村さん、谷原さん、宮迫さんは以前から親しかったということですが、始まる前どんな会話をされたんでしょうか?
宮迫さん
一度飲みに行きましたね。
北村さん
台本がまだ出来てなかったので、どういう感じになるのか…。僕たちの思いが台本に100%組み込まれるわけではないのですが、マンネリで同じものを作るのではなく、いかに新しいパターンと新しいチャレンジを視聴者のみなさんに届けられるのか、楽しんでもらえるものになるのか、アイディアを出し合いました。
宮迫さん
なんかね、現場でも流動的といいますか、「ちょっとだけ、セリフ変わります!」って言われて見てみたら、まるまる変わってたときがありましたけどね(笑)。腰抜けそうになりました(笑)。全部かわっとるやないか、これ!って(笑)
北村さん
そういう現場ですので、ケースバイケースで(笑)
みんなで話し合いながら作っています。
そういう会の発起人は誰ですか?
谷原さん、宮迫さん : それは北村さん…
北村さん
僕自身も不安なので、少しでもみなさんの力を借りたくて…。
もちろん、演じる僕たちは台本をいただいて、それをそのまま演じればいいんです。だけど、出来る限りいい作品にしたいとみなさんが思っていますし、親しい仲なので、その思いを言い合える場があればなと思いまして、2人を誘いました。第1話に関しては、それぞれのキャラクターを構築する上での、意見をたくさん話し合っていければいいなと…。その後は、作ってくださる台本にお任せして演じていきたいと思っています。
Q.ホワイト・ラボのセットをご覧になっていかがですか?総額4億円もの機材が入ったセットだということですが…。
谷原さん:すごいセットなんですよね、僕まだ見てないんです…
北村さん、宮迫さん、薮さん、和久井さん : すごいです!
宮迫さん
見たこともないような、明らかに「こんなもん高いやろ!」っていう機材がたくさんあります。みんな気を使ってセットの中を歩いてます(笑)
谷原さん
一番使うのって薮くんだったっけ?
薮さん
僕、基本的にラボにいますからね。僕のタイピングひとつで画面が全て切り替わるんですよ!
宮迫さん
ホンマすごいよ。電子顕微鏡があるねんけど、すっごいちっちゃい粒が立体的にグーーーンって見えるねん。あれすごいですよ。
谷原さん
3Dで?すごいなあ、早く見たい!なんで、僕だけホワイト・ラボに呼んでもらえないの?外回り担当みたいになってるし…。
北村さん
谷原さんとは、まだ会ってないんですよね。
谷原さん
この作品のクランクインシーンは僕だったんですよ。その日一日、僕だけのシーン。でも、その現場に北村さんが来たんですよ!まったく意味わかんなくて、だったら北村さんもクランクインすればいいのに!って思いました(笑)。そして、未だに北村さんとのシーンは撮影していませんからね…。
なぜ、現場にいらしたんですか?
北村さん
僕も知りたいですよ(笑)。僕も撮影で参加したかったんですけど、撮影の都合上、僕のシーンの用意が出来ていなかったので…。
Q.一番驚いた最新の科学捜査を教えてください。
北村さん
それは……事件解決のキーワードになってしまうので言うとバレちゃうんですよ。なので、ここではいえないんですけど…この作品は、“科学捜査”がメインなので、1日で済ませてしまう部分に10日かけて捜査したり、証拠を探したりするので、奥の奥まで見る“しつこさ”かな。あとは…科学捜査とはいえ、まずは“人間の力”が必要。ハートで動いているので、そこも注目していただけたらと思います。
宮迫さん
僕はどしゃぶりの中、這いつくばって証拠を探しますからね。こんな状況で証拠なんて見つかるんかい!ってところを必死になって探しているシーンがあるんですけど、そのシーンぜひ見てください。しゃがんでいると(首の後ろのシャツの中に)思ってる以上に水が中に入りましたから。まだ寒い時期だったんで死ぬかと思いました。
Q.ご自身の役どころとご自身が似ているところ、似ていないところは?
北村さん
一ノ瀬は、自分の得意分野以外に関しては、ものすごく疎い人間なんです。そこは自分も仕事や趣味以外のことって全く分からないので、極端さが似ているかな。
宮迫さん
執念で証拠を見つけるという意味では……昔、仕事で海外に行ったときに、帰りにデューティーフリーで買い物をして、小さい袋を持ったままタバコを吸っていたんです。荷物の後ろにその袋を置いていたのに気づいたらなかったんですよ。実は、その中にウォレットチェーンをつけた財布を入れたままで。そこにおった人、全員同じ飛行機に乗ったから、“絶対、この中(飛行機)に犯人がいる!”と。犯人は中身だけ抜き取って財布はトイレに捨てるだろうと思って、シートベルトのサインが消えた瞬間からずっとトイレの前におったんですけど、それらしき人は現れず。それで日本に着いて走って出口行って、トイレに捨ててないってことは、まだ手に持ってるだろうと思って、ずーっと見てたんですよ。その袋が、中途半端な見たことのないようなサイズの袋だったんで、持ってるの珍しいですから。そしたらある4人組が、同じサイズの袋を持ってたんですよ。日本の方じゃなかったんですけど、“日本に来るのにデューティーフリーで買い物する?”と怪しいって思って。でも違っていたら大変な事なので、僕ウォレットチェーンの音って毎日聞いているから分かるんです。だから、ちょんってあたった時、袋からその音がしたら俺のやと。それで、わざと袋に当たったら“チャラン”って音がしたんですよ。で、手をつかんで「ちょっと待てー!」と言ったら、「カエソウトオモテタノヨ」って(笑)。執念で見つけました。
(場内から「ウォー」の声)
その執念・・・の部分では似ているなと、確信しております(笑)
映像が浮かんでくるかのような滑らかなトークの宮迫さん。
薮さん
すごい!今、ひとつの落語を見たような…(笑)
宮迫さん
落語違うわ!ほんまやねん。
それ、ネタでしょ。と北村さん(笑)
ネタちゃうって~~。と宮迫さん(笑)
何やらコソコソ話す北村さんと谷原さん…
「ほんまやねん、って!」と、必死な宮迫さん(笑)
薮さん
僕の役柄は、みなさんに指示されて動くことが多いんですけど、僕自身も言われたことをやる性格なので、そこは似ていますね。 グループ( Hey!Say!JUMP )の中では一番年上なので、まとめなきゃいけない立場なんですけど、今回は先輩がたくさんいらっしゃるので、とても居心地がいいです(笑)。
谷原さん
本田は特殊な役で、ちょっとした表情や仕草で心理状況が分かってしまうのですが、僕とは似ていないんですよね。登場シーンがキャバクラで、キャバ嬢に対する口が悪いんですよ。「君さあ…嘘もメークも重ねすぎ」ってボロッといったりするんだけど、口汚いところは似てないですね。
谷原さんの言葉に、北村さんと宮迫さんはニヤニヤ。
宮迫さん
いや、そっくりです!飲んだときの谷原の毒舌はすごいですから、そっくりですよ!(笑)。
谷原さん
そこが似ているそうです(笑)。
和久井さん
役と自分が似ているところはあんまりないですけど、年とともに自分が思ったことを言葉に出していくところは、やっぱり40代の叩き上げの女刑事に近い部分はあるのかなあと……気をつけます!
以上で、< 質疑応答 > が終了。
短い時間ではありましたが、和気藹々とした空気と、熱い想いが伝わる会見でした。
みなさん、『 ホワイト・ラボ 』 は 4月14日 (月) よる8時から の放送です!
ぜひ、ご覧ください!!