現場レポート

No.10

第1話レポ&今後のみどころ。

更新日:2014年4月18日 (金)

みなさん、どうもこんにちは。
本日の東京は雨、ここ数日は暖かかったのですが、今日はひんやりとしています。
チーム「ホワイトラボ」は、早朝〜深夜ロケが続いていたのですが、本日はロケハン(ロケ地探し)や撮影の準備DAYです。
みなさんは、いかがお過ごしですか?

早速ですが、1話撮影の様子と今後のみどころを紹介します。
一ノ瀬や本田が黒縁のメガネをかけていることがありますが、あれは “メガネ型のビデオカメラ” なんです。ホワイトラボの大画面モニターで、本田が話を聞いた相手の映像が流れていることがありますが、話を聞きながらメガネ型のビデオカメラで録画していたという設定。ただ、ドラマで使用しているメガネには録画機能はないんですけどね…。

本田さん、録画中!

南明奈さん演じる助手の桃井が本田に証言するシーンでは、「録画されているとは思っていなくて、カメラを本田の顔だと思って話してください」と石井監督から説明があり、カメラ目線でセリフを言うことになった南さん。テスト前、「集中してもいいですか?」と30秒ほど精神統一。

集中している南さん。

すると……ぽろぽろ涙を流しながら演じられていて、「完全に犯人に見えるね!」と石井監督。もちろん、本番前にも30秒ほど時間をとり、大粒の涙を流しながら桃井を演じる南さんに、「本当に、素晴らしい」と石井監督は満足げな表情でした。

そんな桃井を録画していたもう一人の人物、それは一ノ瀬。
桃井の姿をみた一ノ瀬が歩き方に着目した一ノ瀬が、メガネを取り出してかける部分。
北村さんは桃井の後姿を見て“ニヤ”っと笑うお芝居をされ、テスト中にも関わらず、思わず笑ってしまうスタッフ陣。「ここでは、“桃井の歩き方に気づいた”ということが視聴者の皆さんには分からないので、“一ノ瀬、桃井に恋しちゃった?”みたいな表情がいいかなと思うのですが…」と北村さんは石井監督に相談。

石井監督と動きを決める北村さん。

実際には、一ノ瀬はニヤニヤしていたのではなく、トリックの見破った嬉しさでニコっとしていたのですが、その微妙な表情も台本の流れを考慮しながら作り上げていた北村さんでした。

「恋しているみたいに見えた?」と北村さん。

そうそう、一ノ瀬や本田がメガネのツルの部分を触ったときは、録画が始まった合図ですので、第2話以降もぜひチェックしていてくださいね。

ツルの部分に録画ボタンがあります。

そんな桃井の証言を受け、警備員・石沢剛志として出演してくださったのはケンドーコバヤシさん。鈴木一真さん演じる金城を石沢が連れて行く撮影では、「本気で来てくださいね」と鈴木さんから言葉をかけられ、「お願いします。行かせていただきます!」と勢い充分でテストに挑んでいたケンドーコバヤシさん。

テスト中、「また、あんたか〜!」とケンコバさんの登場に、思わず笑ってしまう鈴木さん。

あまりの激しさに、「ケンコバさん…。それでは顔があまり写らないので、カメラに少し顔を向ける感じで、顔を上げていただけますか?」と石井監督。本番は「ケンコバさん、パーフェクトです!さすがです!!」と1発OKで、あっという間に撮影は終了…。

「カメラ、露骨に見過ぎました?」と苦笑いのケンコバさん。

武藤P「なぜか普通のことをやっているのに面白かったです(笑)」
ケンコバさん「光栄です。そういう星のもとに生まれたんでしょうね(笑)」
片山P「何人かは犯人だと思ってくれるはずです…」
ケンコバさん「あはは」
武藤P「また、別の場所も警備してください」
ケンコバさん「何者やねんって(笑)」
石井監督「いつか捕まるかもしれませんよ(笑)」
ケンコバさん「犯人だったと(笑)」
と、ケンドーコバヤシさんとの別れを惜しむ一同…。
ケンコバさんの再登場はあるのか!?
みなさん、警備員が登場した際には注目してご覧ください(笑)

ケンコバさんがセリフを発するたびに、スタッフはニヤニヤ。

そして、最後は一ノ瀬の謎解き部分。
この撮影は、夜10時頃から朝4時過ぎまで約6時間かけて撮影が行われました。

美術チームが壁を作っています。

内側から見ると、こんな感じ。

羽柴が壊すメタスケルトンの模型も準備万端。

「明確な意思を持って部屋に入ってくるので、小早川のデスクめがけて進んでもいいですか?」「誰もいないと思って部屋に来るんですよね?」などと、羽柴を演じる小市さんは石井監督やスタッフらと相談。

古林助監督と話す小市さん。

清掃の台車を押してやってくる羽柴の動きを、レールにて撮影。

「羽柴の自供を聴いて、科学者としての言葉を言う前に、きちんとリアクションしてもいいですか?」と一ノ瀬の想いを石井監督と話し合っていた北村さん。

石井監督とセリフの相談をする北村さん。

「答えはひとつとは限りません」一ノ瀬の信念のひとつ。

羽柴の手紙と、写真。

声を殺して泣く羽柴、モニターを見つめる石井監督。

一ノ瀬が羽柴に告げた、「科学は、希望であるべきです」という言葉は一ノ瀬が大切にしている言葉。第2話以降も、この信念のもと捜査が行われますので、「科学が希望」だと思わせてくれる部分にも注目してご覧くださいね。

『ホワイト・ラボ』第2話は、4月21日(月)よる8時からの放送です。
みなさん、ぜひご覧くださいね〜!!

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