現場レポート

No.17

飛沫血痕を見極める

更新日:2014年5月8日 (木)

みなさん、どうも。
チーム「ホワイトラボ」、本日は準備DAYです!
あさってから、第6話の撮影が始まるので…ゲストの方々の衣裳合わせ(衣裳を決める)やロケハン(ロケ場所を探す)などを急ピッチで行っています。

さて、前日放送した第4話。
野島の遺体の周囲に飛び散った飛沫血痕(血しぶき)を調べ、牧野ゆいが犯人ではないという証拠を提示しましたね。

撮影はというと…。
北村さん「野島の自宅に、ゆいが犯人なのか?を確かめに来たのであって、“飛沫血痕”のことがもとから頭にあったわけではないですよね?」
酒井監督「そうですね。この作業をやりに来た、ということではなくて、現場を見て気づいた」
北村さん「では、部屋に入って全体を見て、野島が立っていたであろう位置で考えてもいいですか?」
酒井監督「野島の人型の中央に入って、本田の仮説をイメージしながら……」
北村さん「そこで、血の様子を確認して、気づく!」
酒井監督「そうです!」
と、リハーサルから熱く意見交換していた北村さんと酒井監督。

リハーサル中、一ノ瀬について話し合う北村さんと酒井監督。

台本を読んで撮影現場にいると “一ノ瀬がどのような行動をとるのか” が分かっているので、当たり前に感じてしまうのですが、北村さんは視聴者の目線で役柄と向き合っています。

動きを丁寧に決めていきます。

全体のリハーサル後、まずは一ノ瀬が紐を縛りはじめる動きまでを撮影。
「何するの?」と聞く神山を一ノ瀬が無視?したところは、「これ、答えずにマイペースにやるほうが一ノ瀬っぽいし、面白いかも!」と北村さんの提案。「振り回されてる(笑)」と和久井さんは笑っていたのですが、一ノ瀬の行動にアタフタする感じを酒井監督と相談しながら進めていました。

そうして、数本分は北村さんと和久井さんが実際に演じながら紐を張っていき、その後は必要に応じてスタッフが追加。

スタッフが紐を増やしています。

紐の数や位置を酒井監督と相談しながら決めていきます。

じゃーーん!綺麗に円を描いていますね!

紐の追加が完了すると、またまた一ノ瀬と神山の作業!
一ノ瀬に言われるがまま神山が作業を手伝う部分は、北村さんと和久井さんのアドリブです。

何をするのか説明なし(笑)

何これ?

「神山さんを気にせず、どんどん自分でやって、指示もだしていくので……お願いします(笑)」と北村さんは和久井さんにつげ、テスト・本番とその場の雰囲気に合わせてアドリブ、アドリブ……。そして本番後には、楽しそうにモニターをみていた北村さんと和久井さん。「振り回される神山さん、かわいい!」というスタッフに、「紐があるから動きづらくて大変で……」と照れていた和久井さんでした(笑)

一ノ瀬の意図が明らかに!!

こうして、野島の自殺を証明した一ノ瀬。
すっかりホワイトラボにも馴染んだ? 一ノ瀬と神山のコンビにも注目していてくださいね。

そして次回、第5話は……一ノ瀬が誘拐?!
「ホワイトラボ」メンバーが奔走する中、事件は意外な展開に!
登場人物の新しい一面も見られますので、楽しみにしていてください!

おまけ:ニヒルな笑顔の野島。演じる山崎銀之丞さんは味わい深く演じてくださいました!

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