banner_AD

試合情報

banner_AD

日本女子試合戦評

日本 VS 韓国5月23日(水)

日本jpn 1 { 18-25
25-22
17-25
13-25
} 3 kor韓国

戦評

過去の対戦成績は29勝28敗とほぼ五分の韓国と対戦。日本は目下10連勝中だったが、今大会すでに2敗し、危機感が生まれていた韓国の気迫はあまりにもすごかった。

第1セット、日本は、韓国の3本のミスと岩坂の活躍で6-4とリードを作る。すると、韓国は早くもタイムアウト。直後、サーブミス、アタックアウトとミスの続いたファン・ヨンジュに代えて、21歳と若いキム・ヒジンを投入。するとそのヒジンが7得点の活躍。キム・ヨンギョンも第1セットだけで8点奪い、日本は今大会初めてセットを失う。

巻き返したい日本は第2セット、エース木村が11得点の活躍。サイドアウトが続く拮抗した展開だったが、何とかセットカウント1-1に持ち込む。しかし、韓国の集中力が乱れることはなかった。第3セット、6-6からヨンギョンの活躍で4連続得点をあげると、ハン・ソンイが要所で活躍し、連続得点をあげていく。日本も木村を中心に抗戦していくが、点差は縮まることなく韓国が第3セットを奪う。

そして第4セットは、今日のお互いの調子を象徴するかのような展開に。まず日本は、開始7ポイントで4本のミスを犯してしまう。韓国はこの日34得点をあげたヨンギョンが大爆発。4本連続バックアタック成功のほか、次々とレフトから決めて日本の守備を崩壊させた。眞鍋監督は終盤、中道・狩野の2枚替えや迫田、新鍋の投入し、何とか流れを取り戻そうしたが奏功せず。セットカウント1-3で今大会初の敗戦を喫した。

次戦は明後日25日、若さと爆発力のあるキューバとの試合。セッター竹下は「まず(現状を)しっかり整理して、切り替えて戦いたいと思います」と次戦への思いを語った。まずは五輪の切符を確保するためにも、ぜがひでも勝利したい。

インタビュー

木村沙織
「ずっと相手のペースでやってしまった試合でした。途中で自分たちのリズムを作ることができませんでした。」
竹下佳江
「すごくミスが多いゲームで残念な試合でした。次戦、チーム一丸となって頑張りたいと思います」
山口 舞
「ミスが多くて、ずっと韓国のリズムになってしまいました。自分たちがやらなければいけないことができませんでした」

Back Number