banner_AD

試合情報

banner_AD

日本女子試合戦評

日本 VS タイ5月22日(火)

日本jpn 3 { 25-17
25-18
25-21
} 0 thaタイ

戦評

1日間休みを挟んでの最終予選3日目、日本は一昨日の試合でヨーロッパ選手権覇者のセルビアにストレート勝利したタイと対戦。結果的に、3戦連続のストレート勝ちとなったものの、連続失点する苦しい場面も随所に見られた。

「タイのこと、2枚替えのことを考えてS3(セッター竹下が前衛中央の配置)のスタートにした」(眞鍋監督)と前2戦とスタート位置を変えた全日本は2-1、竹下のサーブから4連続得点でリードを握ると、相手のミスも手伝って第1セットをまず先取する。続く第2セットは竹下が後衛左からスタート。江畑、木村の活躍で先にリードを奪ったものの、タイはセッター、ヌットサラのサーブで攻めて4連続得点。その後はサイドアウトが続き、拮抗した展開となる。流れが変わったのは15-15の場面。岩坂がブロックを決めると、山口がブロード攻撃で、江畑がバックアタックで続いてリードを作ると、最後は2枚替えで投入された狩野の連続ブロックでセットを連取した。

続く第3セット(竹下はS3スタート)、日本はリードを奪ったものの、12-7から4連続失点。ここで眞鍋監督は「アタック、ブロックともに調子がよくなかった」(同監督)岩坂に代えて平井を投入する。この平井がクイック、連続ブロックを決めて流れを取り戻す。その後、ミスもあって連続失点する場面が何度かあったが、最後はエース木村が2本連続でクロススパイクを決めて勝負あり。この試合、日本は17本のブロックポイントを獲得。試合後、「3年間、リードブロックを練習してきた成果だと思う。特に江畑の(4ブロック)は驚き(笑)」と眞鍋監督もその出来を喜んだ。

明日は、ライバル韓国と対戦。今日の試合で、セルビアに敗れている韓国だが、そのポテンシャルは高い。しかし勝てば、オリンピックの切符がグッと近づくだけに日本は何としても勝利したいところ。4連勝なるか、激戦必至の試合に注目したい。

インタビュー

竹下佳江
「勝てたことが一番よかった。前2試合、スタートが悪かったので、(自分のサーブで)勢いづけられてよかったです」
江畑幸子
「しっかり、自分たちのバレーができてよかったです。ブロックはミーティングのとおり、できたというのとマグレです(笑)」
岩坂名奈
「勝ててよかったですが、ミスも多く個人的にはよくなかったと思います。明日、切り替えて頑張りたいと思います」

Back Number