試合情報

戦評

オリンピック出場権をかけた最終予選が、ついにスタート。
大事な初戦、火の鳥NIPPONはペルーと対戦した。

前日着で時差ぼけもあったというペルーだったが、試合のファーストプレーでケルディベコバがサービスエースを決めると、まずリードを奪う。
出鼻をくじかれた全日本だったが、試合を通じて安定感のあった江畑のブロックアウトをきっかけに連続得点を重ねて逆転。2枚替えで登場した中道、狩野の活躍もあって第1セットを25-13で奪う。

勢いに乗る全日本は第2セット、竹下のサーブでスタートするといきなり6連続得点。10-2とリードを広げる。
楽な展開かと思われたが、「第2セットから積極性が出た」(ソト主将)というペルーは持ち味のサーブで日本を崩し、ルイス、ルエダらが得点。日本は21‐24まで追い上げられたが、最後は木村がバックアタックを決め、セットを連取した。

続く第3セットは互いに集中力を欠く局面もあったが、木村、江畑らがコンスタントに得点。
荒木、岩坂のクイックも決まり、25‐18。初戦をストレートでものにした。
「立ち上がり、どうなるかと思ったが、3-0でホットした」と眞鍋監督。
明日、チャイニーズタイペイ戦で2連勝を狙う。

インタビュー

木村沙織

「初戦ということで、まずは勝ててよかったです。もったいないミスもけっこう多かったので、明日から意識して修正していきたいと思います」

江畑幸子

「前半は足があまり動きませんでした。試合の中では、どんなトスが来ても決めようというつもりでプレーしていました」

岩坂名奈

「今日の試合はとても緊張しました。ただ、スパイク、ブロックで得点できたので、しっかり明日につなげたいと思います」

写真館

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