試合情報
日本女子試合戦評
日本 VS チャイニーズタイペイ5月20日(日)
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25-16 25-13 25-14 |
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戦評
予選2日目の対戦相手は、世界ランキング28位と格下のチャイニーズタイペイ(日本は3位)。しかし、監督は日本人の坂口氏(元嘉悦大監督)、4年前のアジア大会には1-3で敗れているとあって、侮れない相手だった。
日本は第1セット序盤だけでサーブを3本(第1セットで5本ミス)ミス。先にチャイニーズタイペイにテクニカルタイムアウトを取られる苦しい展開となる。しかし、直後にエース木村が2本のバックアタックとサービスエースで3連続得点を奪うと逆転。対角の江畑の活躍もあって、まずセットを先取する。
「1、2セットともに立ち上がりが悪かった」。試合後、眞鍋監督が振り返ったとおり、第2セット序盤もチャイニーズタイペイのオウ、チンらに連続失点を許し、またもリードされてしまう。しかし、ここからまたも日本の集中力がアップ。木村が得点に、ブロックに活躍すると、東レのチームメイト荒木も2本ブロックするなど、攻防にいいリズムとなり25-13でセットを連取した。
続く第3セットは、開始から新鍋を投入。試合後、「緊張していました」と語った新鍋だが、持ち味のディフェンスだけでなく、アタックも4本決める活躍を見せた。また迫田も江畑に代わって途中出場すると、サイドからの攻撃で存在感を示している。6連続得点をはじめ、次々と連続得点を決めた日本は、最後、木村がセンターから強烈なアタックを決めて勝負あり。今日の試合は、メンバー全員が出場。最終予選をコートで味わったことは、激戦が予想される大会後半につながるはずだ。
3連勝を目指す次戦は、22日(火)のタイ戦。今日の試合で、強豪セルビアにストレート勝ちし、波に乗っているだけに厳しい戦いとなりそうだ。
インタビュー
- 木村沙織
- 「しっかり1勝できてよかったです。まだまだもったいないミスもあるなと思いました。次は、苦しい試合になると思うので、サーブで攻めたいと思います」
- 荒木絵里香
- 「チームとしていい形で勝ちきることができました。メンバー全員がコートに立って、いい感触をつかめたと思います」
- 平井香菜子
- 「前半、サーブレシーブがしっかり返って、速い日本の展開が作れていたので、途中出場でしたが、力を抜いてプレーすることができました」
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