ドリマ署橋本班 “ハシ”チョウ日記 シリーズ5

vol.15

2012年5月30日(水)

橋本です。

第8話もご覧いただき、ありがとうございました。
やっとチームらしくなってきた安積班の様子に、
ホッとした方も多かったのではないでしょうか。

しかし、ホッとしたのもつかの間、
来週の第9話では、安積さんが大ピンチに陥ります。
しかも、ドラマが始まって、すぐに。

脚本の一部を紹介しましょう。

<シーン1   廃ビル>

 拳銃を手にした安積が、険しい顔で階段を駆け上がっていく。
 あるフロアに来て、そこにある部屋の中を確認し始める安積。
 と、ひとつの部屋に、目隠しをされ、
 椅子に縛り付けられた女の姿があった!

 安積「!……」

 椅子の下には、リモートコントロール式の爆弾が仕掛けられており、
 部屋には監視用のカメラが設置されている。
 安積、別の部屋を確認すると、そこには同じく目隠しをされ、
 椅子に縛り付けられている12歳の少年の姿があった!

 安積「!……」

 その椅子の下には、やはりリモコン式の爆弾が仕掛けられており、
 室内には監視用のカメラが設置されている。
 苦渋の表情を浮かべる安積。
 その脳裏に甦る男の声??。

 男の声「人の命に重さの違いがないなんて嘘っぱちだ……。
     さあ、母親の命と子供の命。
     どちらか一人しか助けられないとしたら、
     あんたはどっちを助ける?
     選ばれなかった命を自分の手で抹殺しろ。
     選ぶことを拒否したら、二人とも爆弾で死ぬことになる。
     さあ、どっちだ?
     どっちの命が重い!?」

 廊下に立ちつくしている安積。
 縛り付けられている母親。
 そして、子ども。
 安積、二人の姿を苦渋の表情で見て??。

 安積「………」


第9話は、いきなりこんなシーンから始まります。
安積さんが、なぜこんな窮地に陥っているのかは、
オンエアーを見ていただければ、わかるようになっています。

「命の重さに違いはあるのか?」
という普遍的なテーマに、一度、真正面から取り組んでみようと思い、
第9話を作りました。
見ていただいた皆さんの心の奥に、何かが届くといいのですが……。
放送は、来週月曜日、夜8時からです。

その前に、今週は「パパドル!」と「ハンチョウ」のコラボが放送されます。
あることに悩んだ錦戸クンが、
たまたま同じスタジオで「ハンチョウ」を撮影していた蔵之介さんを訪ねてくる、
という設定です。
実際のハンチョウのスタッフも登場します。
明日31日(木)、夜9時からです。
こちらも、ぜひお楽しみに!