橋本です。
第8話もご覧いただき、ありがとうございました。
やっとチームらしくなってきた安積班の様子に、
ホッとした方も多かったのではないでしょうか。
しかし、ホッとしたのもつかの間、
来週の第9話では、安積さんが大ピンチに陥ります。
しかも、ドラマが始まって、すぐに。
脚本の一部を紹介しましょう。
<シーン1 廃ビル>
拳銃を手にした安積が、険しい顔で階段を駆け上がっていく。
あるフロアに来て、そこにある部屋の中を確認し始める安積。
と、ひとつの部屋に、目隠しをされ、
椅子に縛り付けられた女の姿があった!
安積「!……」
椅子の下には、リモートコントロール式の爆弾が仕掛けられており、
部屋には監視用のカメラが設置されている。
安積、別の部屋を確認すると、そこには同じく目隠しをされ、
椅子に縛り付けられている12歳の少年の姿があった!
安積「!……」
その椅子の下には、やはりリモコン式の爆弾が仕掛けられており、
室内には監視用のカメラが設置されている。
苦渋の表情を浮かべる安積。
その脳裏に甦る男の声??。
男の声「人の命に重さの違いがないなんて嘘っぱちだ……。
さあ、母親の命と子供の命。
どちらか一人しか助けられないとしたら、
あんたはどっちを助ける?
選ばれなかった命を自分の手で抹殺しろ。
選ぶことを拒否したら、二人とも爆弾で死ぬことになる。
さあ、どっちだ?
どっちの命が重い!?」
廊下に立ちつくしている安積。
縛り付けられている母親。
そして、子ども。
安積、二人の姿を苦渋の表情で見て??。
安積「………」
第9話は、いきなりこんなシーンから始まります。
安積さんが、なぜこんな窮地に陥っているのかは、
オンエアーを見ていただければ、わかるようになっています。
「命の重さに違いはあるのか?」
という普遍的なテーマに、一度、真正面から取り組んでみようと思い、
第9話を作りました。
見ていただいた皆さんの心の奥に、何かが届くといいのですが……。
放送は、来週月曜日、夜8時からです。
その前に、今週は「パパドル!」と「ハンチョウ」のコラボが放送されます。
あることに悩んだ錦戸クンが、
たまたま同じスタジオで「ハンチョウ」を撮影していた蔵之介さんを訪ねてくる、
という設定です。
実際のハンチョウのスタッフも登場します。
明日31日(木)、夜9時からです。
こちらも、ぜひお楽しみに!