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安積班張り込み日記シリーズ4

vol.08

2011.05.23

みなさん、こんにちは! 突然ですが、聞くところによりますと、九州の南部が早々と梅雨入りしたとのこと。平年よりも8日早いそうで、昨年と比べると20日も早いそうです。ちなみに、「梅雨(=ばいう)」という言葉は中国から伝わったそうで、その語源というと、梅が熟す時季の雨だからという説や、カビの生えやすい時季だから「黴雨」(黴=カビのことで“バイ”と読む)と呼ばれていたものを、語感が悪いから「梅」という文字を当てたという説があるそうです。で、「梅雨」と書いて、これを「つゆ」と読むようになった訳は、はっきりしたことがわかっていないようです。
ジメジメと湿気も高くて、気持ちも滅入りがちな時季になりますが、きれいなレインコートを着たりカサをさしたりと、うまく気持ちを切り替えて、梅雨を乗り切りたいものです。雨が降ることで、見慣れた景色がいつもと違って見えますしね。
それと、食中毒には、くれぐれも注意をということで。

という、時候の話題はさておき、こちらのページを見ていただいているということは、第7話もばっちり観ていただけたことと思われます。藤村志保さんが演じられた本間清子の姿に、涙腺が緩んだ方は多かったはず。
物語の中でも、特に、nobu-cが印象に残っているシーンが、清子が山形の民謡を歌っていたシーンです。「山形の子守唄を歌うシーンがあるんですが、そこは私の中でも大事にしたいところでした」と、インタビューで語っていた藤村さんでしたが、その藤村さんの想いは、一人息子を想う清子の姿とぴったり重なって、ジーンと心に響いたシーンでした。
あの民謡は、山形県の中心部となる、村山(山形)地方に伝わる子守唄で「寝させ唄」という部類のものだそうです。「寝させ唄」とは、子供を寝かしつけるときに歌う子守唄。ちなみに、藤村さんが歌ったこの歌に題名はないようですが、その歌詞を紹介すると、

おら家のおぼこば
誰泣かせた
誰も泣かせぬげんど
ひとりで泣いだんだ
ほらほらや
わいやれわいやれや

となっています。一節目の「おぼこば」の部分は、劇中では清子の息子の名「健一」をもじって「けんちゃ」と歌っていました。
そういえば、こういった子守唄って、テレビや映画の中では、たまに耳にする機会はあるけど、普段の生活の中では、どれくらい残っているのかな? なんていうことも、ちょっと頭の中をよぎったりして……あ、特に懐古趣味あるわけではありませんが、そんなことも、考えさせてくれた「ハンチョウ4」の第7話。個人的にも記憶に残る物語となりました。


暗い過去を持つ夫婦役の藤村さんと麿さんですが、役を離れれば笑顔がこぼれます。

撮影の合間に山形弁の確認をする藤村さんです。

こちらは、子守唄を歌うシーンのヒトコマですね。心にジーンと響いた方も多かったはず!

現場検証シーンの段取り中…。

「鴨居にかかった紐はどうしようか?」云々、蔵之介さんらキャストの皆さんからも、積極的にアイデアが発せられます。

ちなみに、第7話を撮影していた頃、タイトルバックの撮影もしていたんですよ。

「こういう風に叫んでみる!?」と、中村さんからの提案は、もちろん却下でした(笑)。

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