vol.06
2011.05.09
みなさん、こんにちは! 連休明けの月曜日ですが、新しい一週間の始まりは、いかがなスタートでしたでしょうか?
して突然ですが、先日、東北地方へボランティアに行った知り合いYさんから、話しを聞くことができました。Yさんは仙台出身のスタイリストさんなのですが、そのお兄さんが大船渡の役場で働いている方で、「なにかできることがあったら、ぜひこっちへ来てほしい!」と、頼まれたそうです。
で、Yさんは「スタイリストの私になにができるのか…!?」と、相当悩んだそうですが、周囲の人たちに声をかけてたくさんの洋服を集め、現地で、服をコーディネートしてプレゼントするほか、知り合いのミュージシャンによるミニライブなどのイベントを開いたとのことでした。
そんなYさんが、大船渡のほか数個所の避難所を回って感じたというのが、「食料などの物資は、ある程度行き渡っているけど、避難所の生活には決定的に“癒し”や“潤い”が足りない」ということだそうです。
洋服や音楽など、「趣味趣向」の要素が強いものは、“生きていくための必要最低限な要素”として優先順位が低いというか、「なくても済む」というものかも知れませんが、「自分の好みの洋服を着る」とか「好きな音楽を聴く」という行動は、日常生活での“癒し”や“潤い”を感じる要素として欠かせないもので、それがあるからこそ人間的、文化的な生活を送っていると言えるのだろうな…と、Yさんの話を聞いて、あらためて感じた、黄金週間のある日のnobu-cでした。
っと、個人的かつ世間話的なことはさておきまして、今宵の第5話はいかがだったでしょうか?
5月6日の「ハシチョウ日記」で橋本Pが書いているように「大人の責任」というテーマが根底にあった第5話。「自分を追い込んで(役に)集中しなければいけない…」と、牧野敬子を演じた永島さんがインタビューで語ってらっしゃいますが、「大人は、いかにして子供と向き合えばいいのか…?」という第5話の問いかけは、身構えずに突きつけられると「ドキッ」とした方も多いかもしれませんね。
あらためて、原作者の今野先生の想いや、それを「ハンチョウ」という作品で表現しようとトライした橋本P、そして、その想いを具現化してくれた永島さんの演技などなど、第5話の根底に流れるテーマを感じていただければ幸いです……
って、これじゃ、現場レポートになっていないっ!?
( ̄□ ̄;)
いやいや、永島さん演じる敬子も取り調べシーンなど、撮影現場にはお邪魔していたのですが、その迫真の演技をそばで見ていて、気持ちが引き込まれはすれど、それを「こうだった、ああだった云々…」と文字にするのが、どうも気が引ける思いがありまして…、こればかりは、第5話をご覧になられた方々の気持ちを、ぜひ聞いてみたく感じています。須田や村雨にも、すごく心に響くセリフがありましたしね。
ということで、「ファンメッセージ」への感想の書き込みを、ドシドシよろしくお願いします!
そうそう、牧野真という難しい役に挑戦した今野くんは、これが初のドラマのお仕事だったとのこと。
「外でのロケは、緊張と寒いのとが合わさって、足の震えが止まりませんでした!」と撮影の感想を話してくれました。
歌も楽しいけど、演技もものすごく楽しいので、尊敬する先輩みたいな演技ができるように頑張りたいとのことなので、今野君の、これからの活躍にも注目ですね!
あ、そうだ、「ハシチョウ日記」で蔵之介さんがクランクアップされたということで、その撮影場所が、なんと「○○○」となっていましたが、ここでそのヒントを紹介しますと、最後の文字は「○○室」だったりします。って、わからないですよねぇ…(笑)。
さてさて、どんなシーンだったのかは、またの機会にー!