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2019.06.30

プレミアム試写会レポート
前編

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初回放送まで1週間と迫った本日6月30日に、プレミアム試写会が行われました。
イベントでは、まず最初に放送に先駆け、第1話の試写を開催。
その後、大泉洋さん、松たか子さん、高橋光臣さん、眞栄田郷敦さん、笹本玲奈さん、西郷輝彦さん、大谷亮平さん、上川隆也さんが登壇しての舞台挨拶が行われました。
ちなみに、今回の試写会にはなんと3000人の応募があったそう。
その中から選ばれた160人の方々が参加されました!

ここでは試写会の様子を前編、後編に分けてお届けします!

試写会後、大きな拍手とともに、キャストの皆さんが登壇し、挨拶を。
まずは、主演の君嶋隼人を演じる大泉洋さんから。
「皆さん、どうもこんにちは、大泉洋でございます。(大きな拍手が起こったことを受け)ありがとうございます。今見ていただいたということで、実は我々も会場の一番後ろで皆さんと同時で見させていただいておりました。我々も初めて見た第1話でございまして、撮影の苦労もあいまって、大変熱く感動的に見させてもらいました。ただ、皆様は私のタックルのシーンで笑いすぎなんじゃないかと。たしかに面白かった。あんなに笑われるというのは、不思議な気持ちになりましたけど、皆さんとともに1話を見せていただきまして大変嬉しく思っております。どうぞ今後ともよろしくお願いします」

君嶋真希役・松たか子さん
「私も今一緒に初めて見させていただいて、面白かったです。皆様いかがでしたか? 私は面白かったです。今後どうなるんだろうなと、お家の中から夫のことや子供のことを見守っていくぞという気に改めてなりました。今後ともよろしくお願いします」

岸和田徹役・高橋光臣さん
「私もまだ興奮冷めあらずで胸がドキドキしているのですが、いよいよキャスト、スタッフ全員の大逆転ドラマの狼煙があがったなという感じでおりました。これからどういう風にドラマが展開していくのか、私も楽しみにしているところなので、これからも撮影頑張っていきますので、ぜひ楽しみにしてください」

七尾圭太役・眞栄田郷敦さん
「七尾圭太を演じさせていただいております、眞栄田郷敦と申します。今日見させていただいて、あらためて大泉さんはじめ、ここにいる皆さんとこの場に立てていることをすごくありがたいなと感じています。七尾圭太という役を精一杯演じて、ストーリーをかき回していきたいなと思います。よろしくお願いします」

佐倉多英役・笹本玲奈さん
「私は普段、ミュージカルを中心に活動しておりまして、今こうやって映像の中に、この作品の中に自分が出ていることが胸がいっぱいで幸せです。現場でも緊張することがたくさんあるんですけど、大泉さんにたくさん支えていただきながら、楽しく熱い現場で頑張っております。皆様に明日から元気に生きていこうと思っていただけるようなドラマになるように、一生懸命これからも頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

島本博役・西郷輝彦さん
「実はあの一番長いシーンが僕にとって最初のシーンだったんです。今日拝見しまして、本当に大変ドラマに出ちゃったんだなと思いました。これからも老体に鞭を打って頑張ります。どうぞよろしくお願いします」

柴門琢磨役・大谷亮平さん
「一緒に見させてもらったんですけど、本当に興奮していて、胸の高ぶりが全然おさまっていないんですけど、最後に少し出ました、柴門琢磨という役を今回演じさせてもらってます。皆さんも見ていただいて、興奮したり、胸が昂ったと思うんですけど、現場にいても1シーン1シーン、本当に濃くて、熱い思いで演じさせてもらっています。2話以降もすごく楽しいので、ぜひ楽しみにしていただいて、いっぱい応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします」

滝川桂一郎役・上川隆也さん
「本日はかくもにぎにぎしくお集まりいただきまして、ありがとうございます。私も皆様の後ろでこの第1話を、この作品から放たれる熱量をひしひしと感じならが拝見しておりました。滝川は今後も1話以上に君嶋の前に立ちはだかり続けてやろうと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします」

続いて、質疑応答の時間に。
ーー日曜劇場初主演、池井戸作品に初出演について
大泉さん
「日曜劇場といえば、池井戸先生の作品というイメージがございますけど、私がまさか出させてもらえるとは、しかも主演で立たせてもらえるとは本当に光栄です。あらためて1話を見て、本当に熱い物語で、私が主演で出ているというのが本当なんだなと実感できました。今後も2話、3話、4話とずっと続くわけですけど、池井戸先生の原作というものがございますから、今後もどんどん面白くなっていくし、逆転に次ぐ逆転の物語が描かれていきます。そこを安心して台本を待って、演じていけるというのは本当に幸せです。本当に出られてよかったなと思います。TEAN NACSの中でも私だけ(池井戸作品に)出られてなかったですから、若干のすごく焦りは感じていましたけど(笑)、出られて本当に光栄ですし、日曜劇場は熱いというのは聞いていたんですけど、ここまで熱いのかと感じました。本当にみんなが体力の限界の中で演じている作品でございますので、その熱量がワッと画面から伝わっていければと思います」

ーー1話で印象に残ったシーンについて
大泉さん
「のっけから焦りましたね。普通は役者にラグビーを教えて演じるんでしょうけど、今回は監督の強いこだわりで本当のラガーマンがお芝居をしている。光臣くんもそうですけど、(ラグビー選手を演じるキャストは基本的に)ラグビー経験者じゃないと出られなかったんです」

高橋さん
「はい、ラグビーしかやってません!(笑)」

大泉さん
「本当に彼らがぶつかっているのを見るだけで目頭が熱くなる不思議な映像だなと思いましたね。本当にすごい作品だとあらためて思いました。ストーリーに則った感動ももちろんあるんですけど、よく分からないところでじわじわと目頭が熱くなっていく、すごい熱量のドラマだと思いました」

松さん
「夫はずぶ濡れになってぐしゃぐしゃになっていましたけど(笑)、アストロズの皆さんがタオルをかけたりとか、手を差し伸べた手が皆さん色っぽくて、こんなに優しい手をしているんだなというところにドキっとしました」

大泉さん
「でも松さん、僕の大学時代を見てずっと笑ってました」

松さん
「地毛なのかなと思って…(笑)」

大泉さん
「大学時代の雰囲気を出したかったんです。もともとスタッフさんが用意してたのが、アフロみたいなカツラだったんです。たしかに大学時代こういう頭をしていたのかもしれないけど、さすがに爆笑が起きると思って…」

松さん
「(その髪型ではなかったので)だから地毛なのかなと思うくらいナチュラルで(笑)」

大泉さん
「私は監督に相当言ったんです。『大丈夫なんですか、このシーンは』って。そしたら『ハリウッド映画とかみんなやってますから』って。勇気を持って大学時代を演じました(笑)」

高橋さん
「雨降らしのシーンの撮影が本当に大変だったんです。夜6時くらいから大きな機材を入れて、降らしてたんですけど、途中から雨も降ってきて、機械を止めてもずーっと雨が降っている中で、大泉さんはスーツで全身ずぶ濡れでやられていて、本当に寒かったんです。みんなガタガタ震えが止まらないくらいの中で撮影していて。タックスをし続ける君嶋さんに、みんな感動して目頭が熱くなってたんですけど、僕はその陰で『大泉さん、俺カッコいいいと思いながらやってるんだろうな』と思って見てました(笑)」

大泉さん
「思ってないよ(笑)。俺はずっと『早く終われ』って思ってたから! 6時間くらいはずっと雨の中やってました。みんなガタガタ震えながらやってました」

高橋さん
「その思いが(映像には)乗っかっていると思います」

眞栄田さん
「感動的なシーン、熱いシーン、笑えるシーンも多かったんですけど、僕が一番笑えたのは、大泉さんがラグビーボールを『なんでこんな形をしてるんだ』と言って投げるシーンです」

大泉さん
「思わぬ方向にはねるんだよね」

眞栄田さん
「あれはすごく面白かったです(笑)」

大泉さん
「監督が何回もいろんな角度から撮るんですよ。毎回どう飛ぶのか分からない(笑)。(監督のモノマネをしながら)『もうちょっと危なげな感じのをください』とか」

笹本さん
「私は、後半の君嶋さんの長台詞には胸を打つ言葉が多くて、(そのシーンに居合わせた)実際にラグビーをやっている皆さんは本当に号泣されてて。ラグビーをやったことがない私も自分の職業とか立場に重ね合わせながら見て、聞いて、心を打たれることが多くて、すごく印象的でした」

西郷さん
「企業のドラマとして、スポーツのドラマとして、どっちでもいいよってくらい、熱くて厳しくてじーんと迫ってきて、これは素晴らしいものだなと思いました」

大谷さん
「ずっと通して見ていると、いろんなところで追い込まれていて大泉さんは大変だなと思いました。そんな中でホッとできるのが家族のシーン。と思っていたら家庭でもなかなか…(笑)。「あれ、奥さん」みたいな(笑)。でも、言われるばっかだなと思ってたら最後は感動的でした。大泉さんに癒しの空間を一つでもという思いで見ていました(笑)」

上川さん
「僕は大泉洋さんの足の白さですね」

大泉さん
「あの、短パンのね…。いちいち私は気づいていましたよ、じわじわと笑われてるなぁって」

上川さん
「普段は『洋ちゃん』と呼んでいるので、そう呼ばせていただきますけど、洋ちゃんがこうやって体を張ってるシーンが胸に迫ってきました。これは1話にとどまらず、まだまだラグビーを知らない君嶋GMが、ラグビーとどう近づいていくのかという段階を踏まえた上で、彼はさらに身を削っていくのではないかと思いながら見ていただくと2話、3話と楽しんでいただけるのではないかと思います。詳しくは申しません(笑)」

キャストトークはまだまだ続きますが、前編はここまで!
後編は後日お届けしますので、楽しみにお待ちください♪

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