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僅かな希望 2016.2.1 Mon. 21:00

3話ではトモが初めて恭子に夢を語るシーンがありました。
最近の龍子先生の話題から、過去のクラスメイト広樹たちが失踪したことを思い出すトモ。思い出して沈鬱な顔を見せるけれど…
(ハシゴを登る姿を思い出して)上を見上げると希望が見えすぎていると思うんだよね。だけど、暗くするんじゃなくて2人がいなくなったことをただ認めるだけではなく、それを糧にして希望を持っている感じも出したい」と監督。


そんな中、三浦さんは「きっとトモは誰よりも先に恭子にこの夢を打ち明けたかったんだろうな〜。」とポツリ。「そうだよね。でもトモはまっすぐには恭子を見つめられない(笑)。ちょっと恥ずかしそうに…ピュアさが欲しいな。それそんなトモを恭子はやわらかく微笑んで見つめる…2人の関係性がここでもわかるよね」と監督。このシーンだけでなく、三浦さんはトモの思考の細部にわたって監督・プロデューサーと話し合っている姿をよく見かけます。


過去のトモのシーンだけではなく大人になったトモが、恭子と美和と離れ離れになったあとのトモが、どんなことを考えて日々過ごしているのか…
3話の珠ちゃんと過去を思い出すシーンでもスタッフ撮影セッティング中にも関わらず、ベッドから出るわけでもなく、トモのように天井を見つめながら思案顔…。
その三浦さんに気付いた渡瀬プロデューサーと吉田監督がその周りに集り、僅かな時間ではありますが3人で今後の恭子・トモ・美和について濃密な話をされていたようです。
珠ちゃんが話す恭子との思い出の振り返りは…トモにとってはどれも思い当たる節がありすぎるんだろうね。いろいろなことが重なって、今のトモには恭子に会いに行く資格はないし出来ないと思っている、だから恭子の話題を出しても覇気がない感じなんだ」と渡瀬プロデューサー。
三浦さんはプロデューサーと監督の意見を一言も逃すことなく真摯に受け入れ、お芝居をされていました。

撮影現場では、ほんの僅かなシーンでも繊細な感情を表現すべくキャストたちはその都度、監督と確認しあって進めています。

3話では美和と付き合い始めたトモですが、それ以外にも恭子をもっと傷つけてしまうのでしょうか。
一緒のコテージで暮らすことになった恭子を思うと…それだけで傷つくのも納得のような気がしますが…

そしてそして、4話をさらに楽しんでいただくために今までの第一章「陽光学苑編」のダイジェストをただいま配信中!
ドラマを見逃してしまった方にもぜひオススメしてあげてくださいね^^


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