初回2時間スペシャル 4月22日火曜よる9時スタート

今週のパスタ

このコーナーでは、ドラマの最後で綾が手順を教えてくれている「今週のパスタ」の詳しいレシピを紹介します。 旬の食材を使った、目にもおいしいレシピばかり!!みなさまも是非一度お試しあれ!!

ここでは、今週のパスタ各メニューの調理行程でわからないことや、うまくいかないことがあったとき… 監修していただいているフードコーディネーターの上樂さんに教えていただくコーナーです! ※シーズン2の今週のパスタレシピのみ、質問を受け付けます。 ※すべてのお悩みにお答えすることは出来ません。ご了承ください。

質問の受付は終了しました

第3回 たらこスパゲッティー2人分

写真

材料

たらこ 70グラム
醗酵バター(無ければ普通のバター) 30グラム
白こしょう 少々
自然塩 適量
型抜きした野菜 お好みで人参、パプリカ、
ピーマン、じゃがいも等
スパゲッティ(1.7ミリ) 160グラム

作り方

1

野菜はクッキー等の型で抜き、フライパンにバター少々(分量外)を入れて弱火でソテーする。野菜に火が通ったら自然塩少々で味付けをしておく。

(イメージ)

2

たらこは包丁で切れ目を入れて、スプーンや包丁などで薄皮から中身を取り出す。

(イメージ)

3

ボールに(2)のたらこと室温に戻しておいたバター、白胡椒を入れ、茹で上がった麺とよく混ぜ合わせ、バターが溶けきったら味見をして塩味が足りないようなら塩を少々加えて、皿に盛りつける。

(イメージ)

4

(1)の野菜をトッピングしたら出来上がり。

(イメージ)

※パスタ鍋に入れる塩の量や、塩の種類、たらこの塩分によって塩分に開きがあるので塩加減は調整して下さい。

ポイント

麺とソースを和える時にパサついてしまう時は、茹で汁を少し加えて調整します。
醗酵バターは普通のバターより香りが高く風味がよいのでおすすめです。

このレシピのQ&A

Q

発酵バターはどういうものですか?マーガリンではいけませんか?
(まきまきさん ほか)

【解答】
生クリームの段階で乳酸菌発酵させたものが「発酵バター」で、乳酸菌発酵させていないものが『通常のバター』です。
発酵バターは通常のバターと比べ、コクや香りがあると同時に酸味も少しあります。
生クリームを醗酵させて作るのでうっすらとチーズにも似た香り(ミルキーな香り)を感じます。メーカーによっても風味はかなり違うとおもいます。

バターの風味を強調しコクを出したい時は発酵バター。あっさりとした味にしたい場合は通常のバターと使い分ければいいと思いますが、この辺の使い分けは好みだと思います。
どっちを使って悪いという事は無いと思います。「発酵バター」でも「バター」でも有塩/無塩タイプがありますので、味付けの際には調整してください。

因に、マーガリンは牛のミルクが原料ではなく、ほとんどの場合植物性の油に添加物を加えて作ったものです。味もやはりバター風味のもので作るより、本物のバターで作った方がおいしいお料理に仕上がると思います。
イメージ
上樂由美子 (じょうらくゆみこ)

プロフィール
神奈川県在住の38才。フードコーディネーター。

広告、雑誌、書籍、CM,ドラマなどで
レシピ提案、スタイリング、企業のメニュー開発等を手掛ける。

逗子にある映画館カフェ『CINEMA AMIGO』のフードクリエイターチーム『AMIGO KITCHEN』のメンバーとしても活動中。
映画のテーマに合わせた食事なども作る傍ら、店舗のメニュー開発、ケータリング、料理教室などにも携わる。

シンプルな調理法で旬の素材を生かした家庭料理を得意とする。得意な料理は幅が広く、和洋中だけでなくロシア、エスニック、アラブ料理などの料理もつくり、日本では少し新しい食材の組み合わせや、ハーブやスパイスを上手に使ったレシピにも定評がある。
趣味は日本と世界の食文化、郷土料理を調べて作って食べる事。