インタビュー

vol3.石丸幹二さん(蜂須賀大吾)

このドラマへの出演が決まったときのお気持ちというと?

名作の世界に飛び込めるという喜びのほか、名作に挑む多少の不安もありました。

原作はご存知でしたか?

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ずいぶん前に、映画を観てから原作を読んだかと思います。この作品が生まれてから長い時間が経っていますが、こと脳に関してはまだまだ解明されていない部分が多く、人類の永遠のテーマの一つなんでしょうね。

今回演じられる蜂須賀という人物を演じる上で気をつけているポイントというと?

蜂須賀に限らず、演じる役や作品に対しては、まず、できる限りの資料を当たってみます。今回は、原作があり、それが映画や舞台になっています。それらを自分の中に吸収し、そこから蜂須賀という人物を作っていこうと考えていました。
蜂須賀は天才科学者という設定です。天才ならではの思考回路、佇まいや言動などを、どう表現すれば良いのか、今でも難しさを感じています。難しい科学用語や医学用語もありますしね(笑)。

野島伸司さんが脚本を監修されるということへのお気持ちは?

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根本的なテーマは変わりませんが、野島さんならではのアプローチや光の当て方によって、さらにいっそう物語が深まっているかと思います。と同時に、設定を日本に置き換え、我々が日本人名で演じることで、視聴者の皆さんにはより身近に感じ取れると思います。
また、この“野島版アルジャーノン”では “友情”も大きなテーマです。登場人物それぞれが抱える問題がしっかりと描かれ、山下さん演じる咲人との関わりを通して、お互いに影響を受けたり、自分自身に気づいたりする。役者として面白味を感じています。

主演を務める山下さんの印象というと?

知的障がい者としての咲人と天才になった咲人という、言ってみれば二役を演じていらっしゃるのですが、正直、とても難易度が高く、雰囲気だけじゃ表現しきれない役柄どころです。山下さんは、その両極端の状態をとてもデリケートに作り込んでいて、俳優としての姿勢が素晴らしいと思いますし、見事に演じてらっしゃると思います。
撮影中、印象に残っているシーンはたくさんありますが、特に、ねずみのアルジャーノンへの心の寄せ方など、見ていて胸が熱くなり、愛おしさを感じるものでした。このドラマをご覧になられた方も同じように心を掴まれると思います。

最後にこのドラマの見どころというと?

今の世の中、理不尽な事件がたくさん起こっていますが、このドラマは、人の心を思いやることの大切さを感じさせてくれ、生きる意味を思い返させてくれる、と思います。 私が演じる蜂須賀という男も、ある悲しみを抱えています。それが今後どう描かれていくのか? 山下さん演じる咲人の行く末を含めて、お楽しみいただければと思います。

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