[第9回] 徹子さんがお姫様！？“爺や”久米さんの司会も絶好調！郷ひろみの前に巨大セットが！？沢田研二がデスバレーへ○○持参！？
2022年3月11日
黒柳徹子さんがお姫様、久米宏さんが“爺や”になる…今回は1980年2月28日の異彩なスタートとなる放送回である。
徹子さんが舞台「シュバルツの裸の王様」に出演中という事で、ティアラをつけてお姫様になりきって司会を進行する。終始、異様なテンションの徹子さん、久米さんを“爺や”にして「爺や！ハガキをお読み！」とこき使う！
徹子さんの女優、コメディエンヌとしての顔が垣間見られる。
お姫様？に扮した黒柳徹子さん(右)と爺や？にされた久米宏さん(左)
“爺や”久米さんの司会も絶好調だ。
本番前に、出演者本人に取材したであろう、近況を盛り込んだ印象深いナレーションを紹介したい。
第10位の「とまり木」小林幸子さんへは、
「あの、最近秒刻みのスケジュールでいらっしゃいますが、その為に愛車のハンドルを握るチャンスがほとんどない昨今でございます。車に乗るときは、最近は、眠っているか、カセットを聴いているのだそうでございます。今週第10位に初登場、小林幸子さんです。『とまり木』」と、本編でその流暢なアナウンスをご堪能いただきたい。
第8位の「異邦人」久保田早紀さん、ピアノの弾き語りは、現在ではかなり貴重な映像である。シルクロードを感じるような柱のセットが見事にマッチしている。
セットといえば、第7位での「セクシー・ユー」郷ひろみさん。
ディスコブームを意識したかのような、アフロ姿のセクシーな郷さんが登場する。
オーケストラを前に歌う郷さんのさらに前に巨大なヒールが配置される。
そして、歌のサビの部分で、まさかの仕掛けが発動する。さらに歌終わりで、上から降ってくるモノが！
「ヒール」だけで1つの恋愛ドラマを表現するという、秀逸な演出に注目して欲しい。
「セクシー・ユー」を歌う郷ひろみさんの前に巨大なハイヒールが！？
第6位は「秋止符」アリス。第5位「悲しき友情」西城秀樹さんは、兵庫のマリーナからの中継となる。第3位「おまえとふたり」五木ひろしさんと続き…仰天なのは第2位の「TOKIO」沢田研二さんだ。
なんと、アメリカ・カリフォルニア州の「死の谷」デスバレーからの映像である。
それだけでも迫力があるのだが、驚く事に、日本から、「TOKIO」歌唱時にお馴染みの、あのパラシュートを持参しているのだ！
広大なデスバレーを贅沢なステージにして、パラシュートを拡げて、かつてないスケールで熱唱する姿は伝説的、圧巻のシーンといえよう。
ヘリからの空撮もあり、どれだけお金がかけられたのか…
広大なデスバレーでパラシュートを背負い「TOKIO」を歌う沢田研二さん
そして、5週連続の第1位は「大都会」クリスタルキングが輝く。
名曲ぞろい、名シーン満載のこれぞ神回、乞うご期待いただきたい！