[第8回] 井上陽水がスタジオに初登場した伝説の回！番組終盤で判明するまさかの仕掛けにも注目！
2022年1月11日
2022年の第1弾、1月23日(日)にCS放送TBSチャンネル2で放送される「ザ・ベストテン」は、1984年11月22日に放送された伝説の回だ。
そのオープニング、いつもはスタジオに無い、あるものが置かれている。
それは…「郵便ポスト」。ポストの中にはハガキが入っていて、番組に寄せられたクレームを紹介するという異例の幕開けとなる。
「先週、アルフィーの坂崎さんの飴を落とした黒柳さん。落としたら一言謝るべきです！」
「先週の小泉今日子さんの中継をコント赤信号が邪魔していた！」という苦情を紹介する。
なんと自虐的な企画だろうか…。
クレームを紹介する黒柳徹子さん(右)と久米宏さん(左)
ランキングに入り、第10位、井上陽水さんが「いっそセレナ―デ」でスタジオに初登場。かなり貴重なシーンである。
司会の久米宏さんからは、ベストテン放送開始前の企画書の裏話が披露される。
テレビで歌唱する事が滅多にない陽水さん。企画書には「井上陽水さんがランクインした時も、ランクを変えずにそのまま放送する」と書かれていたという。歌手が出ないからといって、操作をしない事を守ってきたのである。その陽水さんがスタジオに降臨とあって、黒柳徹子さんも久米さんも、感無量だっただろう。
さらに、初登場という事で、サプライズでお祝いの生電話が繋げられる。
そのお相手はなんと、吉永小百合さん。
陽水さんと小百合さんのなんとも微笑ましい会話のやりとりを見るだけでも一見の価値がある。
スタジオ初登場の井上陽水さん(中央)と司会のお二人
第8位は、舘ひろしさん「泣かないで」。陽水さん、舘さんと、大人の色気のある歌が続く。
ベストテン恒例・奇天烈な演出も楽しめる。
続いて第7位は、石川秀美さん「ミステリーウーマン」、第6位に堀ちえみさん「クレイジーラブ」と2人が登場する。
麹町・日本テレビの仕事終わりで、後楽園のローラースケートリンクからの中継となる。
なんと、ローラースケートをするためではなく…、なぜか、芸能界で評判のカイロプラクティックのキク先生が2人の前に登場。歌の前、歌唱間に、2人に施術するのである。
この珍中継、ぜひご覧いただきたい。
その後、第5位の安全地帯「恋の予感」、第2位のTHE ALFEE（当時・アルフィー）「恋人たちのペイヴメントー」と続き、第1位には小泉今日子さん「ヤマトナデシコ七変化」が輝く。
ここで、「あの」コント赤信号が登場する。
オープニングのクレーム紹介で「先週の小泉今日子さんの中継をコント赤信号が邪魔していた」という内容を受けて、今週謝罪の為にやってきたという。オープニングの一連は壮大なネタフリだったのだ。
さあ、そこで、コント赤信号が謝罪しながらやる事とは…？
ぜひ放送を見て楽しんでいただきたい。