「JIN -仁-」の世界を語ろう
このコーナーでは、毎回ドラマ「JIN -仁-」にまつわるお題を発表します。お題に沿った書き込みをして、みんなで盛り上がりましょう!
【お題2】あなたが思う、「幕末の魅力」とは!?
命の戦い、です。激動の時代を生きた人々の命の叫びが感じられます。
yuki/女性 (20) 2011.5.8 (Sun) 23:47
私が幕末に興味を持ったのは、高校時代に読んだ司馬遼太郎の「燃えよ剣」でした。
生まれも育ちも土方さんと同じ多摩で、燃えよ剣の前半の舞台の地に住んでいるので、どちらかというと新撰組の贔屓になってしまいますが。
(でもJINの龍馬さんは素直に好感持てます)
尊王、佐幕、それぞれの思想や思いは違えど、世の中をよくしようと、己の信じた道に命をかけていた熱い時代な気がします。
今の日本に欠けているものがあった時代ですね。
そんな人達のおかげで今の時代があることを、忘れてはいけないと改めて思いました。
はづき/女性 (32) 2011.5.8 (Sun) 23:02
幕末の時代は、欧米帝国主義こそが最も進歩的な理念で先進的な人類文明であると、欧米が勝手に主張していた時代でした。そんな、今の規準で言う正義や真実などが相手にされない世界で、日本の多くの人々がその時代の本質を見抜き、幕府でさえも、全体の意思として保身の選択をせずに滅亡を受け入れたことも、俯瞰すれば立派です。
この時代の最先進国のイギリスは世界一の麻薬貿易国だったそうで、第2位はアメリカだったということですが、小栗は独自の調査でこれを把握していたそうです。(※アヘン戦争はイギリスがアヘンという麻薬を自由に清国内で売る利権のための戦争。)
そして歴史に名を残さないまま、その志の途中でただ亡くなっていった人々の心を考えると、日常の自分の傲慢がアホに見えます。もしかしたら、たまたまの不運によって名を残せないままに消えていった人たちの中には、明治の元勲たち以上の器量を持った人々がいたのかも知れません。龍馬が吉田東洋暗殺事件で連座したり、また何らかの理由で処分されていたら、きっとその能力も発揮されず、名も残さずに消えていったことでしょう。この番組に出てくる、その後に高名をたたえられた、または元老になった人々の名を見ると、その裏の膨大な、名を残さずに逝った人々に思いをはせずにはいられません。また佐幕派の、勝と対立していた小栗上野介が体を張って残した造船所の慧眼も素敵です。仁でも彼が出てくるといいのにと思います。
幕末の頃には独立国だったハワイ王国は、日清戦争の頃にはアメリカに併合されて消滅してしまいました。そして日米の間の太平洋には、独立国家が一つもなくなってしまったのです。日本の南のフィリピンもアメリカが植民地にしました。
こんなすれすれの時期を生き抜いた幕末日本人を生み出した時代は、熱いです。
ワイキキは埋め立て地/男性 (54) 2011.5.8 (Sun) 17:17
いろんな人が、命をかけて様々な偉業を成し遂げていった。
そんなイメージが強いです。
世界の果て/女性 (15) 2011.5.8 (Sun) 08:56
幕末…この時代に呼吸をしていた全ての人々にスポットを当てれば、涙なしでは語れない物語がそこにあったはず。「仁」を見ていて、この時代の人々の魂が役者のみなさんに乗り移ったのではないかと本気で思えるほど、感動、絆、涙をおぼえました。それだけでなく考えさせられる事もしばしば…
もうホントに熱いですよね。本気になれば兎に角まっすぐ進め!そう言われているようで。竜馬さんの様に素直で温かい人柄に憧れています!私にとって幕末の魅力とは、数あるうちのひとつ「人々」だと思います。
は/男性 (26) 2011.5.7 (Sat) 20:37
日本の歴史には、なぜか一斉にまとめて特定の分野の人材が輩出されてくる時代があります。
武士の時代の切り口で見ると、室町末期から鎌倉幕府設立の時代、その数百年後の戦国末期の群雄の時代、そのあと250年以上たった幕末の時代。3度目の「時代」で、武士は自ら幕を引きました。この、自ら幕を引く(その後の藩閥政治は歴史の流れから見れば些末なこと。今の山口と鹿児島、高知、佐賀を見ると普通に戻っています)という偉業を成し遂げた時代の胆力が私を引きつけます。
馬上少年/男性 2011.5.7 (Sat) 17:43
自分が幕末に興味を持ったのは、司馬遼太郎の「竜馬が行く」がキッカケでした。我が日本民族から坂本龍馬の様な人材が出たことが嬉しかった。龍馬の様な人間を生み出した幕末という時代にも興味が湧きました。
当時は世界の列強が大航海時代に入っており、アジア諸国がどんどん植民地化されて行く中で、日本は明治維新という独自の変革で何とか切り抜けた。国内では混乱も多かったし、先進国との間に不平等条約を結ばされたりもしたものの、それでも植民地化はされずに近代国家への道をスタートすることができた。そこに自分達日本民族を自信を持って肯定できる要素があると思います。
謙虚なのか天の邪鬼なのか…日本人はマスコミも含めて自分達の時代や社会を否定的に表現する傾向があると感じます。けれども本心では在り方を否定されて嬉しい人間は居ません。
どの国のどの時代でもしっかり研究すればあるのかも知れませんが、幕末の歴史には我々日本人が我が国を我が民族を自信を持って肯定できる要素が分かり易く残っているから好きな人が多いのだと思います。
綱島/男性 (47) 2011.5.7 (Sat) 17:16
まだ電気もガスも水道もなく、車も自転車も無い時代。
みんな着物姿で靴さえまだ履いてない時代。
今の私たちが便利さや安全を享受できるよう、色々な工夫や技術開発・商品開発、法律、医療など、現代社会の基礎となるものを作り上げる努力を始めて下さった時代。
みんな素朴で一生懸命であたたかい。江戸時代にも悪人はいたでしょうけれど、日本人として正しい心で生きて行くことの大切さを社会全体で目指し始めた時代だと思います。あの時代の人々の努力があってこそ、今があるのではないでしょうか。
すみれ/女性 (50) 2011.5.6 (Fri) 12:22
人々に熱い血が走っているといった時代に感じます。
世の中を良くしようとする意気込みが伝わってきます。
今の政治家の皆さんにも、少しでも受け継がれていたらこんなことには…と思ってしまいます。
今の世を見たら、熱血・坂本龍馬はなんて思うでしょうかね?
さーちゃん/女性 (44) 2011.5.6 (Fri) 09:55
幕末に活躍した人たちは、20から30くらいの若者たちで、目標に向かいすさまじい気力に圧倒されるばかりです。
いまの日本にも、この志が受け継がれていることを信じたいです。
eri/女性 (57) 2011.5.6 (Fri) 08:49