Vol7.高橋一生

今回演じられる山田一郎とはどんな人物でしょうか?

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どういう人物なんでしょう。まだ点でしか捉えていないところもありますが、人間ってとても多面的なものだと思うので、なにかその人の軸になるものが見えてくると、芯がぶれない限りその回りで飛び回ってもいいと思っています。例えば、誰かの前では強がったり、優しくなったりと、ぜんぜん違う部分を見せるじゃないですか。僕自身も、自分でどういう人間かわからないところもありますし。ただ、山田一郎という人物を簡単に言うなら、優しくてバカなところもあるという感じでしょうか。自分がのし上がって行くために非情になるところもあるけど、人情的な部分を捨てきれない、いろんな意味で上手くやれない男なんでしょうね。第6話では、それこそ取り返しのつかない、ギリギリのところまで行っちゃってますよね。

そんな山田を演じる上で気をつけているポイントというと?

自分の役柄がどうこうではなくて、共演される皆さんとのバランスですね。一緒に演じている方たちとの距離感だったり現場の雰囲気など、こんなとき一郎だったらどうするだろう? ということを考えながらも、一郎を演じる上でこれをやったらダメという足かせはしないよう気をつけています。一郎って、なんにしてもすごく必死で向かっている部分があって、それが、第2話で桃ちゃんに説教するところだったり、第4話でヤクザの振りをして宇垣を助けるシーンで見られますけど、その必死さがちょっとこっけいに見えればいいかなと思っています。第4話のあのシーンに関しては、ちょっと突出させたかったというか、一郎の感性みたいなところを出したかったんです。役者を目指していたということで、彼なりに演じる気持ち、欲求があると思うんです。でも、その演じ方というか方向性が、普通の人とはちょっと違うところへ向いてしまっているだろうなと思って、あの声のトーンでやってみたんです。そうしたら、監督からなにも言われなかったので、そのままやらせていただきました。

山田一郎にスポットの当たる第6話の台本を読んだ感想はいかがでしたか?

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第6話にして初めて、恋愛というものに触れるお話だと思いましたね。恋をするとか人を好きになる気持ちって、僕は大人も子供も一緒だと思っているんですね。もちろんいろんなパターンがあるとは思いますけど、そこには必ず真実があって、第6話では、一郎と堀内敬子さん演じる真理さんを中心にいろんな想いが交錯するという感じでしょうか。まず、恋という大きなテーマがあって、そこに登場人物それぞれの想いが見え隠れするという。そこには生徒も先生も違いはないと思います。
それともう一つ、織本順吉さん演じる高倉さんとの関係性も描かれているんですが、こちらは自分の目標や夢という部分に焦点が当たっているところです。「夜のせんせい」のお話って、「そうは上手くいかないよ」って思わせるところが毎回あって、そういったセオリー的なところを裏切るものだと思うんですね。例えば、恋は必ず上手くいくというハッピーエンドではないんだけど、ではバットエンドかというと決してそうではない。「それでも人生は続いて行きます」という結果、もしくは課程なのかもしれませんが、脚本家の林さんが書く台本って、そういった部分がたくさん詰まっているんですよね。もちろん起承転結はあるんですが、それがよかったかどうかということは、ドラマを観る人に委ねられていると思います。それは、僕たち演じる側にも同じことが言えると思います。

撮影現場の様子や共演者の印象というと?

現場はすごく楽しいです。ただ、僕はどちらかというと先生をやらせていただく年齢なので、生徒として一郎はどう居ればいいか、最初は悩みました。生徒同士の距離感とか、それこそどういう感じで話をするのかなど、関係性が見えていませんでしたけど、最近では台本には書かれていないサブテキストみたいな部分を、皆さんそれぞれ補完しあっているような気がしています。チームワークとまではいかないかもしれませんが、自然とできていると思います。それこそ撮影の合間には、年齢の壁を飛び越えて、いろんな話しをしていますね。
観月さんと共演させていただくのは初めてですけど、とてもしなやかな人方です。いつも元気で楽しく演じられていて、僕も気負いなく現場に居させていただいています。

思い出に残る先生や理想の先生像というと?

小学校のとき、ものすごく人情溢れるという感じの先生がいらして、その先生は印象に残っています。怒るときは手が出る先生で、なにか悪いことをすると、それこそ思い切りバチーンってやられるんですけど、アメとムチの使い方が上手いというか、ホント、おもしろい先生でした。それこそ寺内貫太郎一家みたいな感じというか、人情が暴走しているという感じの方でしたね。

このドラマの見どころというと?

やっぱり、群像劇という部分でしょうか。僕は、このドラマを群像劇だと思っていまして、これだけ素敵な方たちが揃っている中で、それぞれのキャラクターが主軸になり得る作品はなかなかないので、そこは大きな見どころだと思います。学校って社会の縮図だと思うんですけど、「人間ってこうだよな」とか、登場人物に自分を重ねてみていただいたりと、群像劇としてお楽しみいただけるとうれしいです。

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