プロデューサー日記

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初回放送ご覧頂きありがとうございました
遅ればせながら、
皆さま、あけましておめでとうございます。
本年が皆さまにとって、この日本にとって、
良い一年でありますよう祈っております。
そして、第一話の放送も無事に終えることができました。
ご覧頂き、ありがとうございます。
放送日には電波ジャックで
朝早くから上川さん、小西さん、渋谷兄弟に生出演して頂きました。
普段とは違う生放送の現場に、みなさん大緊張。
特に樹生は放送前に固まったまま動かないほど。
それでも本番ではいつも通りの仲の良さでPRして頂きました。
ドラマはいかがだったでしょうか?
僕は作り手なので、ドラマの内容には敢えて触れません。
みなさまが観て感じて頂いたことが全てだと思っています。
そして、もし、笑って、泣いて頂けたなら幸いです。
割り切れない思いを抱えながらも、寄り添い、支え合って生きていく
この不器用な人たちのドラマを今後も見守って頂ければ嬉しいです。
ちなみに、少し撮影のエピソードを。
昨年、撮影隊の仕事おさめは長野・松本の湖でした。
でも、大問題が。
気温は氷点下、湖には氷が張り雪が一面に積もっています。
そう、氷も雪もあっちゃいけないシーンなのです!
早朝6時から4時間かけて、スタッフ総出で雪かきと氷割りです。
凍えるほどの寒さなのに、スタッフはみんな力仕事で汗だくです。
でも、いつ何時でもベストを尽くすというスタッフ魂は見事なもので、
どうにか雪はなくなり、氷も撮影に支障がない程度まで割ることができました。
1カットずつに込められた”見えない努力”のたまものは2話でご覧頂けます。
”見えない努力”いや、”お見せできない瞬間”は他にもあります。
撮影現場の俳優さんの姿は時にお見せできないのです。
誰もいない場所で、壁に向かって、ブツブツと呟いているのです。
何をやっているかというと、演技のシュミレーション。
どんな風に言おうか、どんな顔で言おうか、どんな身ぶりで言おうか。
何度もシュミレーションして本番に臨みます。
伊東四朗さんと平山あやさんの軽妙なやりとりも、
渡辺いっけいさんと須藤さんの夫婦ゲンカも、
一見アドリブのようですが、アドリブであってアドリブじゃないんです。
壁に向かって、時には二人だけで、ブツブツと練習して、
本番ではアドリブのように演じてくれているのです。
アドリブのような演技は、アドリブじゃできないんですね。
伊東四朗さんがあるインタビューで、
「演じることは忘れること」とおっしゃっていました。
全て覚えた台詞を本番では全て忘れて、
初めてしゃべるように初めて聞いたように振る舞うことが演技なのだと。
深い……。
この先もドラマを作る上で、忘れられない教えを頂きました。
さて、来週は第2話です。
白骨遺体の秘密が明らかになります。
テレビの中で、お会いしましょう。
2012年1月10日 火曜日

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