プロデューサー日記

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はじめまして。よろしくおねがいします
皆さま、「ステップファザー・ステップ」のサイトをご覧頂き、
ありがとうございます!
番組プロデューサーの渡辺です。
これから最終回のオンエアまで、
ドラマの制作秘話などを書かせて頂こうと思います。
どうぞお付き合いください。
えー、愛娘が2歳半になりました。
よくしゃべるし、最近は歌を歌うことができるようになりました。
「イッツア・スモールワールド」を無茶苦茶な音程で歌いあげます。
あ、いきなりドラマの話から脱線しましたね。
いやいや、子供というのは面白いというお話でして。
教えてないことまで勝手にどこかで学習して成長していくもんなんですね。
今回のドラマは、泥棒だった”俺”がひょんなことから親に捨てられた双子の男の子と出会い、
父親代わりになる・・・という物語です。
そう、主人公は泥棒。しかも、家族など持ったことはなく、子供嫌いの偏屈な男なんです。
だから、”俺”は父親らしいことは何もできません。
そんな俺に比べ、双子の直&哲は、お利口です。
二人だけで生活できるのです。
誰に教えられることもなく、二人だけで生きるために、身に付けた知恵です。
そう、とてもたくましい子供たちなのです。
まさに、「親はなくとも子は育つ」です。
でも、直と哲は泥棒である”俺”になつき、必要とします。
なんだって二人だけでできるのに。それはなぜか・・・?
ぜひ第1話をご覧になって頂き、その答えを見つけてください。
2011年は、大震災をはじめ大変な出来事が多くありました。
そして、それは過去の出来事ではなく、今もまだこの日本の現実です。
今年の漢字は『絆』に決まったそうです。
『絆』はこの苦しい現実を乗り越えるための、
そして、その先の未来を作るための、大きなパワーの源であると思います。
このドラマでも、『絆』は大きなテーマです。
ドラマを作っていて、子育てしていて、思うのです。
親ってなんだろ。家族ってなんだろ。
絆ってなんだろ。
みなさんも、そんなことを思いながら、
このドラマで思い切り笑って泣いて頂けたら、出演者&スタッフ一同幸いです。
今日も現場で双子の渋谷兄弟が走り回っています。
出会ってから2ケ月。ようやく、二人の見分けがつくようになりました。
そして、
父親代わりになる”俺”役の上川隆也さんと一緒にはしゃぐ姿はすっかり親子です。
先生役の小西真奈美さんは待ち時間にも子役たちに囲まれ、すっかり先生です。
宮部みゆき先生の小説の世界観を大切にドラマとして描く上で、
今回は理想通りのキャストの皆さんに集まって頂くことができました。
プロデューサー冥利に尽きます。
皆さんの演技を見ていて、撮影開始から約3週間。
傑作が誕生する予感がひしひしとしています。
1月9日月曜日よる7時をお楽しみにお待ちください!
それでは、娘が一緒に歌えとせがむので、また。
2011年12月13日 火曜日

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