2017年10月期連続ドラマ

伝統産業に生きる!

日本の伝統産業の一つ“足袋製造業”の会社が舞台となる日曜劇場『陸王』。その物語にちなみ、昔ながらの伝統産業の世界で働く方たちを紹介するコーナーです。 先人の知恵や技術を知っていただき、そこで培われた伝統を次世代に繋げていく……その意義を感じていただけると幸いです。

File.6 武蔵野ユニフォーム

1960年(昭和35年)に創業された衣料品の縫製業を前身とする「武蔵野ユニフォーム」は、行田市で様々な作業服の卸・販売を取り扱う業者ですが、“行田”をブランド化し、アウトバウンドからインバウンドに結びつけることを企業ミッションとの考えから、2012年(平成25年)より、世界へ向けて足袋の販売を開始。「サムライ足袋(ポップ足袋)」という名称で販売されている足袋は、カラフルな和柄をモチーフにしたデザインが特徴で、ネットショップを中心に海外での出展も盛んに行っています。
地元行田の業者により一足ずつ手作りで作られる唯一無二のオリジナル足袋は、製品としての品質の高さと話題性により、「日本ギフト大賞2016」において都道府県賞の埼玉県賞を受賞。今年の11月には「彩の国優良ブランド品」に認定されています。
海外のお土産としてもおすすめの「サムライ足袋」は、ユニークなサイトも必見です。ご興味ある方は、ぜひネットで検索してみてください。

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    スーツ姿でカラフルな地下足袋を履くのは、社長の小松和弘氏。今年の10月、フランス・パリのロータリークラブへ訪問。
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    積極的に海外へも展開中。こちらはシンガポールでの出店の様子。
「サムライ足袋」サイトでは、カラフルでユニークな足袋と斬新なコーディネートを紹介している。

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