File.3 創作足袋 千代の松
行田市で3代、100年もの歴史を有する老舗の足袋製造業者「千代の松」は、“創作足袋”と銘打った柄足袋で注目されているところ。減少する足袋産業に一石を投じ、その再生の一助になればとの強い想いから、約15年前にカラフルな柄足袋作りを始めました。その想いは、創作足袋の製造を始めるに当たり、初代の名前を取って「千代の松」と屋号をあらため、再スタートされたことからも窺えます。
昭和11年生まれのご夫婦が手掛ける足袋作りのこだわりは、「足袋を履く人の身になって作る」というシンプルなもの。そんな思いを込めて生まれる足袋は、和装のみならず洋装にもマッチするおしゃれな柄が好評を受け、男女を問わず若い年齢層にも人気が高いそうです。
数えきれないほどのバリエーションが揃う柄足袋は、千代の松店頭ほか、インターネットでも購入が可能。定番柄のほか、随時に新しい柄が取り上げられるので、きっとお気に入りの柄が見つかるはず。
また、お好きな柄の手ぬぐいを元に、オリジナル足袋の製作も受けてくれるので、興味を持たれた方は相談してはいかがでしょうか。
-
イメージ
-
イメージ