2017年10月期連続ドラマ

伝統産業に生きる!

日本の伝統産業の一つ“足袋製造業”の会社が舞台となる日曜劇場『陸王』。その物語にちなみ、昔ながらの伝統産業の世界で働く方たちを紹介するコーナーです。 先人の知恵や技術を知っていただき、そこで培われた伝統を次世代に繋げていく……その意義を感じていただけると幸いです。

File.1 きねや足袋株式会社

創業は1929年(昭和4年)と、行田市の足袋業者としては比較的新しい会社「きねや足袋」。“ミシン・道具・人”に優しい行田足袋作りをモットーに、耐久性やシルエット、縫い上がりを追求し、足を包み込むようなふっくらとした履き心地が製品の特徴だとか。
3代目の社長・中澤貴之氏ほか従業員26名という小さな会社ですが、2013年9月に“ランニング足袋”の「きねや無敵」をリリースするなど、伝統産業で培った技術を活かして、新しい挑戦も忘れない会社です。
また、ドラマの劇中で使われる古いミシンや縫製の技術指導など、きねや足袋さんの全面協力をいただき日曜劇場『陸王』の撮影が行われています。
そんなきねや足袋さんの“心臓部”ともいえる縫製課で働く女性は現在10名。高校を卒業して入社したばかりの職人歴半年という新人さんから、この道50年の超ベテランまで、力を合わせて伝統産業に従事しています。
なお、きねや足袋さんの会社サイトは必見! 足袋を作る工程を紹介する動画のほか、足袋に関する情報が充実しているので、ぜひアクセスしてみてくださいね。

従業員紹介

  • 画像荒井ふじ子さん
    担当:つま縫い
    職人歴:46年
    伝統工芸士
  • 画像森崎智恵子さん
    担当:甲縫い、尻止め
    職人歴:15年
  • 画像村社つね子さん
    担当:こはぜ縫い、千鳥縫い
    職人歴:50年
  • 画像本田莉子さん
    担当:つま縫い
    職人歴:半年
    (高校新卒入社)
  • 画像西城定子さん
    担当:羽縫い、甲縫い
    職人歴:5年
  • 画像根本彩乃さん
    担当:羽縫い
    職人歴:1年半
  • 画像小林彰代さん
    担当:掛け通し、はぎまち縫い、手掛け
    職人歴:40年
  • 画像阿藤萌香さん
    担当:羽縫い
    職人歴:半年
    (高校新卒入社)
  • 画像田中澄子さん
    担当:押さえ縫い、廻し縫い、つま縫い
    職人歴:10年
  • 画像狩野久子さん
    担当:押さえ縫い、尻止め、つま縫い
    職人歴:40年

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