橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』最終シリーズ
木曜よる9時
あらすじ
2016年二夜連続特別企画 後編
9月19日放送
メイン写真
夫の 誠(村田雄浩)が「離婚する」と宣言したまま行方不明になってしまった、と 愛(吉村涼)が五月(泉ピン子)のもとへ血相を変えて飛び込んできた。夫婦喧嘩の原因はどうやら勇(角野卓造)も参加している「おやじバンド」らしく、それを聞いた勇はバンド活動を中止すると言い出した。
一方で、時間をもてあましている五月は弥生(長山藍子)、文子(中田喜子)、葉子(野村真美)、長子(藤田朋子)ら姉妹を訪ねるが、彼女たちの役に立つようなことは何もなかった。誰にも相手にされないで落ち込んでいる五月の足は、行列のできるラーメン屋の前で止まった。食器洗いのアルバイト募集の貼紙を見た五月は、思わず「働かせてほしい」と申し出る。店長の翔太(伊嵜充則)は彼女に勤まるかどうか確信がないまま、五月を雇うことにした。
ラーメンの丼を洗うのには慣れているつもりの五月だったが、仕事は想像以上にきつかった。丼の数は「幸楽」の比ではない。それでも音を上げずに初日を終えた五月は、疲れ果てて帰宅。何をしていたと勇に聞かれた五月は、「スポーツジムで運動をしていた」と答える…。
演出:清弘 誠