夏真っ盛りの神南署管内を駆け巡る、我らが安積班の行動を追って、撮影現場で起こった“アレコレ”をレポートするコーナー。みなさん、撮影の裏側では、こんなことが起こっていたんです!
2010.08.23
みなさん、こんにちは!
さて、新しい一週間がまたまたやって参りましたが、週末はほどよくリセットされたでしょうか? というnobu-c、日曜日には鎌倉に住む知人宅へと、遊びに行ってまいりました。せっかくならば、ちょっとアルコール摂取もいたしませう! ということで、今回の鎌倉遊行は電車移動であります。
して、急ぐこともないので…と、のんびりこんと午後出発にて、江ノ島から江ノ電に揺られての鎌倉入り。首からぶら下げる携帯プレーヤーからは、通常ならばサザンオールスターズが鳴るところですが(笑)、このたびのBGMは、なぜだか“バッハの再来”と言われた孤高のピアニスト「グレン・グールド」でした。なぜだかわかりませんが、前夜から部屋でグールド祭りが始まりまして、その延長という感じ。といっても、デビュー盤の「ゴルトベルク変奏曲」しか持っていないのですけど。。。
あ、「海辺でバッハってどうよ!?」という方もいるかと思われますが、これがけっこうハマるんですよねー。なんていえばいいのか、例えば1958年の米国は「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」の記録映画「真夏の夜のジャズ」の中で、「チコ・ハミルトン・クインテット」のチェリスト、ネイザン・ガーシュマンが、バッハの「無伴奏チェロ組曲」の第1番ト長調プレリュードを弾くシーンがあるじゃないですか。あれです、アレ!
お祭りの最中、メリーゴーランドが回る映像に、チェロの調べがオーバーラップ。無邪気に遊ぶ子ども達の姿や、飲み散らかしたボトル、夕日に光る海辺…その一方、薄暗い部屋で独り、チェロを弾くガーシュマン。ふと、弾く手を止めてタバコに火をつけ一服。差し込む光に咥えタバコの紫煙が揺れるなか、エンディングを弾き始めて……
う〜ん、メチャ、タバコがうまそー!
つーか、nobu-cはまったくもって喫煙経験はないのですがぁ(笑
とにもかくにも、昨日はトンビにも襲われず無事に帰宅したnobu-cの想いとしましては、タバコを吸われる方は、周りの方に煙たがられないよう味わっていただくとして、月曜日のお勤めが終わりますってーと、よる8時は「ハンチョウ」のお時間! こちらの当サイトへアクセスしていただいているということは、もちろん、第8話もご覧になられたと思われますが、いかがだったでしょうか?
歩美のことを想う黒木の気持ち、歩美と義母の澄子の想いなどなど、今回もいろいろと考えさせられ、そして観た人それぞれに何かを想わせる物語だったと思います。最後の屋台のシーンでは、黒木はなにか一歩を踏み出す決心をしたみたいですよね。その決心は、いつかあるであろうシリーズ4で観られるのかな…。
おっと、それはシリーズ4のお楽しみポイントの一つとして期待しつつ胸中に収めていただきまして、第8話の収録でのこぼれ話を紹介いたしますってーと、ハンチョウブログで“先輩P”さんの書き込みにもありましたが、なんといっても、収録現場に吹き荒れた(!?)お笑い芸人、赤いプルトニウムさんの“茨城弁”の笑撃でしょうか。
歩美と百合奈が安積班の部屋へやってきたシーンでは、赤プルさん(省略御免!)がセリフを言うたびに、周りからクスクスと笑いが聞こえてきます。特に、赤プルさんの茨城弁にやられていたのが、俊介さんと塚地さん。
「一応、標準語でしゃべっているつもりなんですけど、訛ってますかねぇ?」
と、一応(笑)イントネーションを気にする赤プルさんです。
「いやいや大丈夫ですよ」
と答える蔵之介さんですが、その声がもう笑ってたりします(爆
「それじゃ、最初は落ち着いてしゃべっていたところ、段々興奮してきて、ついつい茨城弁が出てしまう、という感じでお願いします!」
と、そんな赤プルさんの訛りを活かすアイデアを出したのは、第9話の演出を務める竹村監督です。さすが、ナイスなアイデアです。
そんなやり取りの合間、
「キメゼリフってどんなんでしたっけ?」
と、赤プルさんにネタ振りをしたのは俊介さん。
それを受け、待ってましたーという感じで、
「おめぇら、いづまでもいづまでも調子のってんじゃねぇかんな!」
と、強烈なレシーブを繰り出す赤プルさん。
「それ聞いたら、芝居できなくなるからアカンって!」
という塚地さんでしたが、しっかりキメゼリフが身に刻み込まれたようで、撮影中、笑いを堪えるのに必死な塚地さんでしたー!