安積班 張り込み日記“2010年夏!”

夏真っ盛りの神南署管内を駆け巡る、我らが安積班の行動を追って、撮影現場で起こった“アレコレ”をレポートするコーナー。みなさん、撮影の裏側では、こんなことが起こっていたんです!

vol.04

2010.07.05

みなさんこんにちは!
いやいやまったく、ドイツはめちゃくちゃ強いですねー! イングランド〜アルゼンチンに圧勝しての準決勝進出。対戦相手は“無敵艦隊”の愛称で知られる強豪スペインです。
うむむ、どちらに分があるか、試合が始まるまでわかりませんが、前2試合の勝ち方を見ると、攻守共にバランスが取れ勢いに乗っているドイツが、決勝にコマを進めそうな予感…。
あ、ちなみにnobu-cのオカンは、
「ドイツはすごくきれいな国で好きだから、ドイツを応援する!」
とのこと。
といっても、今回のワールドカップは、一度も観戦してないのですがぁ(笑

という時事の話題はさておき!
「ハンチョウ・シリーズ2」の放送終了から105日、首が数ミリ伸びた方もいらしたかと思われますが、お待たせしておりましたシリーズ3がついにスタートいたしました!

さて、記念すべき第1話は、いかがだったでしょうか?
岡本健一さんをメインゲストに迎えた第1話、神南署に犯人が立て篭もるという、いきなりの大ピンチに遭った安積班。友紀子さんが人質になるわ、宇梶剛士さん演じる高野警部が武装機動隊を率いてやってくるわと、めまぐるしい展開でしたが、最後は、“人の良心”に訴えかけた安積ハンチョウの説得により、事なきを得ました。


第1話を演出する村田監督(写真右)と動きの確認をしている蔵之介さん。肩に掛けたショルダーホルスターが、刑事くささかもし出していてカッコイイ! って、ちょっとマニアックなツボか!?

安積班の前に現れた本庁の高野警部。演じるのは宇梶剛士さんです。安積班を敵に回すその存在感は大きいですよね。コワオモテな宇梶さんですが(失礼!)、役を離れればとても気さくな方なんですヨ!

岡本さん演じる岸本と交渉するシーンのリハーサルです。「武器は持っていない…」とのセリフ後、「スーツは青木だ」と言ってスタッフを笑わせる蔵之介さんでした。

そんな第1話の撮影中、友紀子を演じる安めぐみさんと、藤井婦警を演じた多岐川華子さんの、“リアル悲鳴”のお話でも紹介させていただきますってーと、
お二人がリアルに悲鳴を上げたのは、岡本さん演じる岸本が発砲したシーンのことだというのは、第1話をご覧になられた方ならおわかりですよね。

岸本が人質を取り立て篭もった部屋の様子を窺うために、ファイバースコープ使って室内を覗き見たところ、岸本がそれに気がつき、スコープに向かって発砲するというシーン。
まずは、「机の上まで乗っかって(通気ダクトを)覗き込みましょうか…」などなど、岡本さんの動きから確認です。その際、発砲する音は「バン」と口で出し、それに合わせて、安さん&多岐川さんが「きゃ〜」っと声を出して、驚きの演技を確認していました。

で、ほどなく本番。「発砲銃が入ります」とのスタッフの声で、岡本さんに銃が渡されます。


チーフカメラマンの岡崎さんが、ファイバースコープから覗いた画を撮るため、天井近くに小型カメラをセットしているところです。

「けっこう大きな音が鳴りますけど大丈夫ですか?」
と、チーフADの森嶋さんがお二人に確認しますが、「はいっ!」と気丈なリターンが。耳栓をしなくても大丈夫なのかな…と、ちょっと心配しつつも、
「リアルな驚きの表情が撮れますネ!」
と、なんだかうれしそうな森嶋さんです。さすが、リアルな映像を撮るためには、心を鬼にする(!?)演出部チームです(笑


発砲前に「大丈夫ですか?」と森嶋さん。

ということで、安さん&多岐川さんの肝っ玉(?)を確認して、いよいよ本番です。
岡本さんがダクトを覗き込んでから身を引き、引き金に指をかけ…シーンを見守るnobu-cは指で耳栓をして…
「パンッ!」と大きく乾いた音が!
と、同時に「キャ〜〜〜!!!」っと悲鳴がスタジオに響きます。

そして「カ〜ット」の声がかかると、思わず笑い出す安さん&多岐川さん。そうそう、思いがけなくビックリした後って、笑いが込み上げることってありますよねー。
「本気で“きゃ〜〜〜”って言っちゃいました(笑)」
と安さん、ちょっと照れくさそうな表情がかわいかったですヨ!

ちなみに、銃を撃った岡本さん、
「思ったより軽い音だったかな(笑)」
と余裕な感じ。さすが“実力派俳優”は発砲シーンにも余裕の対応です!


リアルな悲鳴を上げて照れくさそうな安さん&多岐川さん。

「ケンちゃんがこう動いたら、オレがこうして村雨はこう動いて…」と、岸本が銃を安積に渡すシーンの動きをチェックしているの図。

スタジオ前室で落書き中の塚地さん。なにを描いているかというと…、

「18」という数字を利用して「天才バカボン」に登場する警察官を描いていたのでした。これを見た俊介さん「うわっ、そうなってるのか! これは天才の描く画だね!」と感心しきり。