第6回 「秋掃除のススメ~窓・ベランダのお掃除~」
いよいよ11月も半ばになりました。
年賀状の準備など、早いところではあちこちで「年末」の文字を
目にするようになりましたね。
年末といえば・・・そう、大掃除です!
まだまだ先だと思われるかもしれませんが、
実は今の時期からコツコツ進めておくと、年末がぐんとラクに、
ゆったり過ごせるようになるんですよ。
今回はそんな「秋掃除」から、
これからもっと気温が下がる前に済ませておきたい、
窓とベランダのお掃除方法をご紹介します。
☆網戸のお掃除方法は、第1回をご覧ください。
【窓】
窓ガラスと桟のお掃除方法をご紹介します。簡単に作れる、新しい道具も登場しますよ。
用意するもの | : | ぞうきん、古Tシャツ、ストッキング団子(第1回参照)、スポンジ |
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<窓ガラス>
ガラスに付着した汚れが後でダマにならないよう、ホコリとりから始めます。ストッキング団子を使い、上から下へホコリを落としていきましょう。
次に固く絞ったぞうきんで上から下へ、一定方向に水拭きを。水滴が残らないように、すぐに乾拭きしてください。こちらも同じように一定方向に拭いていきます。
最後に、古Tシャツで上から下へ仕上げ磨きをしたら終了です。
(けば立たないので、古Tシャツなどの布がおすすめです)
★ガラスクリーナーを使う場合も、必ずホコリを落としてから行いましょう。ガラスクリーナーは、アルファベットの「Z」を大きく書くように、ガラス表面に吹きつけると、液だれする分も効率良く利用できます。その後は、同様に水拭き→乾拭き→仕上げ磨きをしたら完成です。
<桟>
桟のお掃除には、「レールカットスポンジ」が便利!
作り方 | : | スポンジのやわらかい面に、カッターで縦に2~3本、スポンジの3分の2くらいの深さまで切り込みを入れたら完成。切り込みの幅は、桟に合わせると使いやすくなります。 この「レールカットスポンジ」に水(汚れの強い場合は住宅用洗剤)を含ませ、桟のレールをスポンジの切り込みで挟むようにして一直線にすべらせます。スポンジが汚れをからめとってくれますよ。 最後に固く絞ったぞうきんで水拭きをして仕上げましょう。 ★隅に残ってしまった汚れは、歯ブラシや綿棒を使うと便利です。 |
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【ベランダ】
ベランダは、エアコンの室外機→床→手すりの順番にお掃除していきましょう。
用意するもの | : | ぞうきん、ホウキとちりとり、バケツ、デッキブラシ、重曹 ※ホコリや泥がつきやすくなるので、ゴム手袋の着用と、汚れてもよい服装がおすすめです。 |
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<エアコンの室外機>
室外機にたまってしまった泥汚れは、水拭き→乾拭きの順番で拭きましょう。
汚れを伸ばさないよう、一定方向に拭き取るのがコツです。
<床>
まず乾いた状態からお掃除を。ホウキとちりとりを使って、大きなゴミやホコリを掃いて捨てます。
次にバケツで全体に水をまきながら、デッキブラシで汚れをこすり落としていきましょう。
汚れの強い部分には、重曹を粉末のまま直接ふりかけ、その上からデッキブラシでよくこすってみてください。汚れだけでなく、ニオイも吸着してくれます。
汚れを落としたら、仕上げにバケツで何度か水をかけ流して終了。
特に重曹は乾燥してくると白浮きしやすいので、しっかり洗い流してください。
※ベランダに排水口がないお家の場合は、流す水の量にご注意ください。
<手すり>
手すりは端から端まで一直線に、丁寧に水拭きしていきます。 基本は水拭きだけで、あとは自然乾燥で充分ですが、くもりの日や湿度の高い日は乾拭きまで行うと綺麗に仕上がります。