お掃除豆知識

このコーナーは、劇中に登場する みくりのお掃除方法 を含め、逃げ恥の 家事監修 をしてくださった 家事研究家 高橋ゆき先生 (株式会社ベアーズ取締役副社長) に、“楽ラク (楽しく、楽に) キレイ” になる お掃除の豆知識 を教えていただくコーナーです♪

第2回 「気になる水周り〜バスルーム編〜」

「 水周りは重点的に 」
津崎さんも気になる水周り… 毎日使うから、すぐに汚れてしまいますよね。
けれど放っておくと、ヌメリや臭い、カビの発生の元にも!いつも清潔を心がけたいところです。
今回はその中から、バスルームのお掃除術 をいくつかご紹介します。

【浴槽】お湯を張ったままの状態でスタート

  1. 喫水線 (お湯の水位のライン) に沿ってぐるりと一周、バスルーム用洗剤を噴霧する。
  2. スポンジの柔らかい面で、まず喫水線をこする。次にお湯を抜きながら浴槽全体の水垢をこすり落としていく。喫水線のほか、底の四隅にも汚れが溜まりやすいので念入りに確認を。
  3. 洗剤が残らないよう、最後にシャワーでしっかり洗い流す。 +テクニックもし抵抗がなければ、はじめに洗剤を噴霧した際に、そのままお風呂のフタ、洗面器、イスなどの付属品も一緒に入れておくと、浸け置きで汚れを浮かすことができて一石二鳥!

【シャワー・カラン】三つ編みストッキングを使った仕上げ磨きがポイント!

  1. バスルーム用洗剤とスポンジの柔らかい面で汚れを落としていく。
  2. すすいだら全体を乾拭き。水気を完全に乾かした状態で、三つ編みストッキングを使って仕上げ磨きを。
  3. 三つ編みストッキングの端と端を持ち、シャワーポール・カランなどのステンレス部分を挟んで左右に引っ張り動かしながら磨くと効果的。ステンレスを傷付けず、ピカッと光る気持ちの良い仕上がりに。
    (三つ編みストッキングの作り方は、第1回をご参照ください)

【排水口】排水口は重曹+お酢の化学反応でヌメリをスッキリ落とす!

  1. 排水口のフタを外し、ゴミを取り除く。
  2. 重曹を粉のまま15グラム程度 (大体でOK)、排水口に振り入れる。その上から酢を注ぎ入れると、重曹が酢に反応してプツプツと泡が出始めるので、気泡が出なくなるまで2〜3分待つ。
  3. 汚れが浮き上がったら、シャワーでよく洗い流して終了。残ってしまった汚れは歯ブラシでこすり落とす。

ワンポイント
毎日のひと手間の習慣で、楽ラクキレイを維持しましょう♪

シャワーヘッドは上にかけ、ホースを床から離す

シャワーホースが濡れた床に接したままだと、その部分の水はけが悪くなり、ヌメリやカビの原因になります。
お風呂からあがったら、シャワーヘッドは上のフックにかけると防止になりますよ。

床の水気をとる

バスルームの中で、最も水気が溜まりやすいのが床。放っておくと目地のカビ発生の原因に。
水気はお風呂あがりに足で払って排水口に流すか、使ったあとのバスタオルで拭き取ると良いでしょう。
※ 足で払う際は、すべらないようお気をつけください。

鏡・ステンレス部分は毎日の乾拭き習慣が大切

一度ついてしまうと、なかなか落ちない鏡やカランの白いウロコ状の汚れ。
お風呂あがりや、お掃除後に必ず水滴を拭き取る習慣をつけることが、汚れを溜めないコツです。

半月に1回程度、天井もチェック!

見落としやすい天井の汚れは、半月に1回程度チェックを。
カビ発生防止のためにも、水気が残らないよう定期的にフローリング用の簡易モップで拭くのがおすすめ。

家事研究家 高橋ゆき (株式会社ベアーズ)

家事代行サービスの株式会社ベアーズ取締役副社長。
キッズからシニアまで暮らしの向上を研究し、家事のスペシャリストとしてテレビ・雑誌などで幅広く活躍中。おそうじは、“楽ラク (楽しく、楽に) キレイ” をテーマに、身近にあるもので様々なアイディアグッズを開発。
また、お掃除を生活の知恵を伝える場でもあり、親子とのコミュニケーションの場でもあるとして、親子で夫婦で楽しめる家事コミュニケーションを提唱。
書籍 「楽ラク掃除の基本」(学研プラス) 「可愛くなる家事」(サンマーク出版) などが好評発売中。2015年には世界初の家事大学設立、学長として新たな挑戦をしている。

詳しくは [ 家事代行 ベアーズ ] で検索!

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