第5回 「本格シーズン前に!エアコンのお手入れ方法」
11月に入り、いよいよ冬が近付いてきましたね。
風邪も流行り始める季節ですので、くれぐれもお体にはお気を付けください。
さて、気温が低くなってくると、エアコンの出番です。
本格的に使用する前にお掃除して、快適な空気を取り込みましょう!
今回はおうちでできる、エアコンのお手入れ方法をご紹介します。
【エアコン本体の表面】
手の届かないエアコン本体の表面に溜まったホコリには、
「ストッキングハンガー」(「お掃除豆知識」第1回参照 )が大活躍!
ストッキングによる静電気効果のおかげで、やさしくなでるだけでホコリがスッキリとれます。
特に見えづらいエアコン上部には、ストッキングハンガーをフック型に曲げてすべらせるように使うと便利です。
エアコンの奥行きや幅などに合わせて、形を変えると、より使いやすくなりますよ。
【フィルター】
フィルターは取り外して、まず乾いた状態でホコリを落とすことから始めましょう。
掃除機で吸いとるか、形や素材によっては「ストッキング団子」(第1回参照)が便利です。
ホコリを落としたら、次に水洗いを。目につまってしまった汚れは、歯ブラシでやさしくこすり落として。
仕上げにしっかり乾かしてから、フィルターを元に戻したら終了です。
【ルーバー部分(送風口)】
狭い上に、羽が安定しなくてお掃除しづらい・・・。
そんなルーバー部分(送風口)には、「軍手ぞうきん」(第3回参照)を使いましょう。
指で挟み、横へすべらせるようにして拭きます。
汚れが強い場合は、軍手の指先に住宅用洗剤を少しつけてみてください。
この軍手ぞうきんは、リモコンにも使えます。ボタンまわりなどのホコリは指先感覚で取り除いていきましょう。
リモコン表面についてしまった手垢汚れには、消しゴムでやさしくこすると効果的です。特に白いものはくすみもとれてクリアになります。
- エアコンのメーカー・機種によってはお手入れ方法が異なる場合もあります。取扱説明書をよく読んでからお試しください。
☆本格的な内部洗浄はプロに任せましょう。
おうちのお手入れだけでは、エアコン内部にまで蓄積した汚れやカビを落とすことはできません。
プロのハウスクリーニング(専門清掃)業者に頼むと、本体を分解して内部までしっかり洗浄してくれます。気になっていたニオイがとれたり、エアコンの効きが良くなることもあるのでオススメ。
メンテナンスとしても年に1~2回定期的に利用すると、一年中快適に過ごすことができるでしょう。