現場レポート

みなさんこんにちは！
休日開けの本日、全国的に「天高く馬肥ゆる秋！」といった感じでお天気に恵まれておりますところ、チーム下町ロケットは絶賛スタジオ撮影となっております。ちなみに、第4話と第5話の佃製作所セット関係の撮影です…
と、ここで業務連絡であります！
番組サイト「エキストラ写真館」に関してですが、「10月13日にボランティアエキストラに参加したのに写真が公開されていない」とファンメッセージへ書き込みいただいたハンドルネーム・通行人さん、遅ればせながらですが、現場スタッフより写真が届きましたー！

大変お待たせしてすみませんでした。ちょっと言い訳になってしまいますが、日々の撮影に追われて写真の整理がなかなかつかないところ、ボランティアエキストラとして参加いただいた日から写真の公開日まで、時間がかかってしまうことをご容赦いただきますと有り難き幸せにて御座候。また撮影できたつもりでも、酷くピンボケで紹介できない場合も発生することがあるかもしれませんので、併せてご理解いただけると幸いです。
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と、業務連絡をばさせていただきましてからーの、この度の現場レポ。またまた第3話の撮影現場の様子を紹介させていただこうかと思いますが、今回は…

そう、安田さん演じる山崎さんの回想シーンに関して紹介させていただきますね。
さて、この佃社長が作った試作ボートエンジンをテストしているという回想シーン、埼玉県は戸田にあります「戸田漕艇場」にて撮影が行われました。
7時過ぎからスタートしました撮影、まずはボランティアエキストラとして集まっていただいた方たちに、どんなシーンを撮影するのか説明がされて、エキストラさんだけで動きの確認をしていきます。「みなさんは社長に呼ばれて見に来た感じで、太阻止そうな雰囲気でお願いします！」とエキストラさんへ声をかけたのは、第3話の演出を務めた“大御所”こと棚澤監督です。
それからほどなく、撮影現場に佃社長演じる阿部さん＆山崎部長演じる安田さんが揃って登場。「まず、ボートが走り出す前です。エンジンを調整したであろう感じがあって、エンジンのカバーをしてエンジン始動。ここで歓声が上がって…」云々、監督から諸々の説明があります。

「山崎さんは、走っていく社長たちを見送って、ちょっとしたら走り出しましょうか」云々、安田さんとの確認も終えまして、

動きとセリフの確認をするドライが終了。いよいよ撮影に入ります。
撮影は、陸っぱりのほか、陸方向のアングルを狙うために、双胴船も用意されました。

ん、“陸っぱり”って常用語じゃなくて釣り用語かっ！？
つまりが、船の釣りに対して陸の釣りを「陸っぱり」というのですがぁ、釣りをしない方にはピンとこないですかね？？？ ま、機会がありましたら使ってみてくださいね♪
って、釣り意外になかなか使う機会はないかも……
σ(^_^;)

ん、双胴船はご存じですよね？
こんな感じのやつ…

そう、その名称の通り、二つの胴を持つ船のことですね。胴が二つあることで一般的な船よりも横揺れが少ないので、カメラを据え置いた撮影にはもってこいの船です。
そして、高いアングルからの撮影をするために、ハイライダーと呼ばれる高所作業車も導入。

ご覧いただいたシーンとしては、それほど長いものではありませんですが、棚澤監督のこだわりでステキなシーンに仕上がっていましたよねー。佃社長のちょっとおっちょこちょいな感じや、山崎さんのモノづくりに対する姿勢などが伺えるステキなエピソードだったと思います♪

ちなみに、「ロケットを飛ばしたいんだ！」と山崎さんに自分の夢を語る佃社長が、最後に帽子を高く放り上げる描写がありましたが、あれは阿部さんのアイデアだったんですよ。

ハイライダーにカメラを積み込み、撮影準備をしている間、帽子を放り上げる練習をする阿部さん、
「高く投げて、最後は水面に落ちるとオチが付くよな。でも、今日は風が強いから、風の方向を考えて投げないと…」
と周りのスタッフと話しつつ、阿部さんがひらめいたのが、
「そうか、何かオモリになるようなものを仕込めばいいんだ♪」
ということ。なーるほど！
(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

そこで、美術スタッフにオモリになるような適当なものを探してもらい、撮影に臨む阿部さん。その成果はというと、テレビでご覧いただいた通り、帽子は見事に高く上がりました。しかも、本番一発でOKです。モニターでチェックしていた棚澤監督も「ありがとうございます、良いところに飛んでくれました♪」と、阿部さんにお礼を。
そんな阿部さんのアイデアで、佃社長の人となりがリアルなものになっていくのだな…と、あらためて感じた秋空のロケなのでしたー♪
♪( ´▽｀)