試合情報
日本男子試合戦評
日本 VS 韓国6月5日(火)
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25-22 24-24 25-25 19-25 15-6 |
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戦評
ロンドンへ負けられない戦いの続く全日本男子。2日の休養をはさみ迎えた大一番。日本はフルセットの激戦で韓国を破った。
1セット目立ち上がり、日本は山本のスパイク、山村のブロック、そして福澤の鮮やかな攻撃で主導権を握る。しかし、韓国も負けじとチョン・ガンインの強烈なジャンプサーブで得点すると、その後はサイドアウトの応酬となる。そこから福澤、山本のスパイクが立て続けにシャットアウトされ苦しい展開となるが、山村がクイックにサーブにディグに活躍。途中、二枚替えで起用されたセッター近藤、エース清水が流れを作り、福澤のサーブで連続得点を奪うと、リベロ永野の好レシーブから清水が豪快に決めてセットを先取する。
続く第2セット、スタメンに清水を起用した日本。しかし、韓国の前後に揺さぶるサーブに翻弄されリズムを作ることができない。日本も宇佐美がポイントを突くサーブで得点するも、韓国も粘り競り合う展開に。韓国にセットポイントを握られてから福澤、山本のスパイクでジュースとするが、最後はミスでセットを落とす。
第3セット、序盤から石島が豪快なスパイクを決めて、日本のペースで試合が進みセットを奪い返したが第4セットは後がなくなった韓国が意地を見せセットを奪い返す。
いよいよ最終第5セット。日本は清水のスパイクを皮切りに4連続得点で一気に流れをつかむと、韓国を圧倒。この日、効果的にミドルブロッカーを使った宇佐美のトスから松本がクイックで得点。ブロックも出て大量リードを奪うと、福澤のスパイクでマッチポイントを握った日本。最後はこの日好調の松本がダイレクトスパイクを決め苦しみながらも韓国を下した。
「全員で戦うチームになりました」と試合後、選手たちを賞賛した植田監督。ロンドンへ向け明日は中国と対戦する。
インタビュー
- 宇佐美大輔
- 「欲を言えば3-1で勝ちたかったゲーム。出足の1セット目からいい雰囲気で入れたので若干受身になってしまったところがあったのかもしれない。明日からのゲームは最初から最後まで強い気持で戦いたい」
- 石島雄介
- 「チームとして勝つことができたことが一番よかった。サーブでしっかり狙ったところに打てるようにすることなど、個人的には課題も多い。明日もチャンスがあれば、勝てるようにしっかり準備していきたい」
- 清水邦広
- 「苦しい、劣勢の場面でチームが一つになって戦うことができてよかった。(長くコートにたったのは久しぶりだったので)最初は不安もあったが、みんなが助けてくれた。調子のいいときは奥にスパイクを打ってブロックを弾き飛ばすことができたが、4セット目は打ち付けてブロックに当ててしまったことが反省点」
Back Number
- 6月10日(日)
日本 VS イラン - 6月9日(土)
日本 VS プエルトリコ - 6月7日(木)
日本 VS オーストラリア - 6月6日(水)
日本 VS 中国 - 6月5日(火)
日本 VS 韓国 - 6月2日(土)
日本 VS ベネズエラ - 6月1日(金)
日本 VS セルビア