インタビュー

スペシャル座談会(3/4)

野木
みなさん、何か言い足りない事はありますか?
有川
一番ざっくりして難しいですね (笑)
綾野
本当に聞きたいことは、こんな公の電波にのせて聞かない… (笑)
新垣
どんなことを聞こうとしているんですか !? (笑)
… じゃあ、はいっ!どうして今の職業を選ぼうと思ったんですか?
綾野
またブッこんできたね〜… (笑)
新垣
だって気になりませんか?今、ここにいるスタッフさんたちもどうしてこの職業に就こうとしたのか…。
有川
私は、お話を作ることが小さいころから好きだったからです。
お話を書くことが私の遊びだったので、今はもう遊びを仕事にしちゃった感じですね。
新垣
仕事にしちゃうと苦しくなるとき、ありませんか?
有川
今のところはないですね。
デビューしてわかったんですが、この職業は一人じゃないんですよ。編集者や友人、家族みんないてくれて、どんどん楽しくなっていきます。
楽しい仕事は正しいと思いますね。今、とても恵まれた仕事の仕方をしています。幸せばかりです。新垣さんは?
新垣
わたしは… 仕事に関してもやはり “人” でした。自分発信ではないです。もともとは、雑誌のモデルをしていたのですが、それをやることになったのも姉の推薦でした。やっていくうちに、「事務所にはいったら、こういう方向にいくんだろう。」 という勝手な思いこみがあったんですが、そのとき同期でモデルをやっていた子に 「将来、これからどうする?」 と聞いたら 「私。小説家になりたい!」 と。今こういうお仕事しているのにまったく違う夢があることに驚いたのを私は覚えています。本当に道はいろいろあるのだな… とそのとき思いました。私とリカの唯一の共通点なんですけど、仕事に対しては真摯に向き合いたいですし、おかげさまで出会い運もいいですし、楽しんでやれていますし、やりがいもあるので、今こういうお仕事をしています。
有川
すてきなお仕事の仕方ですね。
綾野
僕もほとんど同じです。僕は具体的には “掴まれた” と言いますか…。
何の目的もなく東京に出てきて、スカウトされ、2次元だったら… とプロ意識もまったくなく業界に入ったのですが、僕のデビュー作になる作品のオーディションに 「どうしても来てほしい!」 と言われ、どうなっても知らない!という気持ちで向かいました。実は学生時代、どちらかと言うと演劇部をバカにしているタイプだったので、そのオーディションでも 「芝居はちょっと…」 と普通に言っていました。「君は何が好きなの?」 と聞かれて 「箱根駅伝が大好きです。」 と答えただけだったんですけど、受かったんです…。それだけで受かったことがさらに嫌で、絶対にやらないと言っていました。
当時は21歳のまだまだ子どもで、いざ撮影現場に行くと大人が本気でぶつかって来てくれて… そんなことが初めてでした。「そんなんじゃ全然伝わらない。視聴者はお前が初めてだろうが関係ない。真剣にやれよ!」 と言われ、20テイク以上撮影しました。そんなに時間を割いてくれる現場なんてないですし、どこか大人を疑ったり、人を疑って生きていた中で、こんなに赤の他人の大人が僕を掴んで離さなかったことが響きました。ようやく OK をもらって、前室 (スタジオ前の待機場所) に戻る階段を昇っている途中 「役者を始めよう。」 と思いました。今でも明確に覚えています。
有川
そうやって背中をガツンと見せてくれる人との出会いは大きいですよね。
綾野
本当ですね。
野木
まさに人生は出会いというこのドラマのような…
有川
いいところにつながりましたね!
新垣
野木さんは?
野木
いや… 私はいろいろあって…。それこそ夢は破れても違うものになれる… まさにそれでした。私はずっと幼稚園のころから漫画家になりたくて… その次は、演劇する人になりたかったんですよ。なので学生時代はずっと演劇部にいて… よく馬鹿にされる感じの (笑)、一緒にやっていた子が、私よりはるかに上手で 「私この子に太刀打ちできない!」 と思いました…
綾野
なるほど…
野木
それで諦めて、その後映画学校に入り… そのときは映画監督になろうと思っていたんです。で、結局ドキュメンタリーを作る会社に就職して、まさにリカのような仕事をしていました。カメラを担いで取材に行ってインタビューして… と。すごく勉強になったし、いろんなことが糧になったんですが… 現場が向いていなかった (笑)。だけど、原稿を書くことならできる!と思い、もうこの後はないと、これが私の最後の目標だと思い、地味にフジテレビのヤングシナリオ大賞に6年くらい送り続けて大賞をいただきました。
綾野
それ、僕ご一緒させて頂いた作品ですよね?
野木
そうです!
2年くらい前に出ていただいています!
そういうものに関わりたかったけど、それしかできなかった、向いてなかったったんですね… (笑)
有川
あまりにも脚本に安定感があるので、ずっと昔からそれ一本で狙ってきた人なのかなと思っていました!
野木
ありがとうございます。向こうで磯山プロデューサーが笑っています (笑)
有川
「図書館戦争」 も野木さんに脚本を書いていただいたんですけど、「この方だったら大丈夫です。」 とお預けしていたので、最初から脚本家志望じゃなかったって聞いて、ものすごく意外です!
野木
もったいないお言葉を!
有川
最終話までぜひ、よろしくお願いいたします!
野木
こちらこそ!
新垣・野木
よろしくお願いします!
新垣
そうですね。いろいろやってみて、自分にとって何が一番かを見つけるのは大事ですよね!
野木
人生で挫折なんてよくあることですよ!
何かしらあるんです。それがダメでもできること。楽しいことって。
有川
人生ってクジみたいなものですから、はずれクジはどんどん捨てちゃえばいいんですよ (笑)
野木
引き放題ってことですか?
新垣
傷ついたりしないと気づけなかったりすることは絶対にありますし、私、あるタレントさんが 「ガーンって落ちきるところまで落ちたら、底にクッションができて、それ以降は落ちないから。」 と教えてくれて、その言葉にも救われたな〜って今、思いました。
… すみません、楽しくなってきてます。お酒も飲んでないのに (笑)
野木
役者さんは大変だな〜と思います。本当に。作品の良し悪しは、実際は脚本が悪かったり、演出が悪かったりするかもしれないのに、すぐ役者さんのせいにされちゃいますよね…。
有川
名前が出ているお二人にすべての責任が被さってしまうので、本当に大きなものを背負ってくださっているなぁ… と。本当にありがとうございます。
綾野
信頼していますから。自分1人で戦っているわけじゃない。それだけです。各部署があって1つの作品を作っているので。
芝居するにあたって、役に殺されそうになるときもありますけど、全部愛することができるので。

野木
最終回11話までいくわけですけども。
どうしましょうね〜 結末。
全員
(笑)
有川
それを私たちに聞かれても (笑)
新垣
リカの話をしていいですか?リカとしては広報室の皆さんと広報室だけじゃなく、自分のフィールドの人たちともお互いに信頼しあっている感じになれたらそれ以上のものいらないです!
有川
キャストさんもスタッフさんも誠実な方が揃っているので、絶対に間違わないランディングを見せてくれるのではないかなと期待しています。よろしくお願いいたします〜! (笑)
野木
空井とリカの物語を、ちゃんと最後までいい形でお届けできるように、キャストさんスタッフさんの力を借りていきたいと思っております。
全員
よろしくお願いします !!

日曜劇場『空飛ぶ広報室』公式Twitter

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